もう無理しないで良いですよ、NHKさん。同時性がそこまで必要ではない情報の放送時には、同時通訳の方ではなくプロのアナウンサーの方に翻訳した原稿のアナウンスをお任せしては? (NHK ラジオ国際放送などで不適切発言事故) 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
NHKを応援する者として…
もう無理しないで良いですよ、NHKさん
と言いたい。
海外畑なので
同時通訳の方のご苦労は良く理解しています。
同時通訳さんの育成の大切さも…
でも…流石に
というお話しです。
NHKさんは被害者という放送事故
………………………………………………………………………………………NHK ラジオ国際放送などで不適切発言 尖閣諸島などで
2024年8月19日 21時51分
19日午後、NHKのラジオ国際放送などの中国語ニュースの中で、原稿を読んでいた中国籍の外部スタッフが、沖縄県の尖閣諸島などについて、原稿にはない不適切な発言を行いました。NHKは、このスタッフと業務委託契約を結んでいる関連団体を通じて本人に厳重に抗議しました。また関連団体は、本人との契約を解除する方針です。
19日午後1時すぎから、NHKの短波ラジオなどの国際放送とラジオ第2放送で伝えた中国語のニュースの中で、日本語の原稿を翻訳して読んでいた外部スタッフが、ニュースを伝えたあとに、沖縄県の尖閣諸島について、中国の領土であると述べるなど、原稿にはない不適切な発言を行いました。
このスタッフは、NHKの関連団体が業務委託契約を結んでいる中国籍の40代の男性で、日本語の原稿を中国語に翻訳してラジオで読み上げる業務を担当しています。
NHKは関連団体を通じて本人に厳重に抗議しました。
また関連団体は本人との契約を解除する方針です。
NHKは「ニュースとは無関係の発言が放送されたことは不適切であり、深くお詫び申し上げます。再発防止策を徹底します」とコメントしています。
出典
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そもそもNHKさんは同時通訳さんの育成に熱心。ライブ放送で同時通訳さんの出番という番組ではなく、同時性もなく事後に流される映像にも同時通訳さんを起用されていました。まぁ出番を増やしてOJTさせてあげるという親心。素敵な話ですよね。ですが、同時通訳さんの日本語は流石に聞きづらい。放送までに時間があるのだから落ち着いて翻訳して頂いてはと何度か提案させて頂きました。その為か最近は同時通訳ではなく、既に翻訳済みの原稿を読み上げるスタイルに変わりました。
(上記の引用記事の第2パラグラフに
「日本語の原稿を翻訳して読んでいた外部スタッフが、…」
と言う件(くだり)があります。)
それでも同時通訳さんが読まれるというスタイル。流石にアナウンサーの方に比べれば同時通訳さんのアナウンスは遥かに見劣りします。これも気になっていましたが、まぁ同時通訳さんの育成の為にはと思っても居ました。
ですから今回の業務委託先のお粗相は、NHKさんの親心を仇で返された感じでしょうか…
そこで、今回もNHKさんに以下の様に提言させて頂きました。
注)「独自性」は「同時性」の誤り
(「ど」と打つと多用する「独自性」に変換されそれを見逃したという何とも拙い誤変換)
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これに対して翌日丁寧な返信を頂きました。
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流石NHKさんです。返信無用にも関わらずお手を煩わせて恐縮してしまいます。
何れにしても
NHKさん。同時通訳さんの育成も理解できますが、無理せず翻訳された原稿はアナウンスのプロフェッショナルであるアナウンサーの方に読んで頂くのが自然だと思います。
とご提案申し上げたい。このタイミングでもう肩の荷を下ろして良いかと。
蛇足
感心するのは、業務委託先ではなくあくまで事故を起こした個人の資質の問題と言うスタンス。流石崇高なロジック。それでも同時通訳の世界を守ろうとする姿勢には頭が下がります。
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