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#映画
檸檬読書日記 額縁には名画を、鉄道員は沁みて、国語力を生かしたい。 9月16日-9月23日
9月16日(月)
嘘のように涼しい。これぞ秋。
伊藤悠『シュトヘル』(全14巻)を読み終わる。
なるほど、そういうことかぁ。少し分かった気がする。
物語の中で、1つの文字達が消されそうになる。
主人公たちは、それを必死に守ろうとする。文字というのは、その国の歴史であり、その国で生きた人々の証でもある。それが消されそうになる。そんなこと今まで考えたことがなかったけれど、それはどれほどのものな
檸檬読書日記 再びぼくの伯父さんが、センチメンタルな旅と、国木田独歩の運命。 8月19日-8月25日
8月19日(月)
ジャン=クロード・カリエール『ぼくの伯父さん』を読む。こちらは小説版。
先日映画版『ぼくの伯父さん』を観て、良かったから持っていた小説版を読んでみた。
内容は殆ど同じ。けれど視点が「ぼく」だからか、「ぼく」が登場していなかった部分が多少省かれている。
自分は最初映画を観たけれど、小説を読むのは映画を観た後で良かったと思った。映画を観たからこそ面白く感じるところが多く、観てい
檸檬読書日記 吾輩は猫を決め、本に打ちのめされ、文豪たちの友情が終わる。 8月5日-5月11日
8月5日(月)
2週間ぶりくらいに買い物に行った。
食料品を2週間も買わなかったのなんて初めてかもしれぬ。でも意外と大丈夫なもんだなあ。
まあ食べるものはいっぱいあるから。それでもびっくり。
久しぶりにスーパーに行って驚いた、米がない。
米の棚がガラガラで、こんなにもないのかと衝撃を受けた。なさすぎるのか、100%米ではない雑穀とかの混ざり物を売っていたりして、危ない状況なんだなあというのがヒ
檸檬読書日記 ぼくの伯父さんと、月のボールで遊んで、カフカに挨拶を。 7月29日-8月4日
7月29日(月)
1日食べなかった反動が何故か今来ているようで凄くお腹が空く。
食べたのにお腹が空く。でもまた食べるのがめんどくさいから無視をきめこんでる。だからどんなに主張しても無駄でござる。ワッハッハー(誰?)
いやぁ、でも異様にお腹空くー。
7月30日(火)
おやつ。
黒烏龍ミルクティーに、紅茶ゼリーと白タピオカを入れてみた。うまっ。これは最高。
お供は「ノワ・ドゥ・ブール」のクッキ
檸檬読書日記 雲は音のない音楽で、坂口安吾は残酷に、映画日記は苦難。 4月15日-4月21日
4月15日(月)
ネモフィラが咲いていた。綺麗。
間違えて「アネモネ咲いてる」と言ったら「ネモフィラね」とツッコまれた。
去年も同じ間違いをしているのに…何故覚えられないのだろう。というか毎年同じ間違いをしているような…。いつになったら覚えるんだ自分。
多和田葉子『言葉と歩く日記』を読み終わる。
なるほど。
自分今度脚本を考えてみようかな。
最後の最後まで良かった。
ドイツ語に接している
檸檬読書日記 美女を読み、野獣を観て、川端康成はふらふら。 4月1日-4月7日
4月1日(月)
4月1日と言えば「四月一日」と書いて「わたぬき」と読む苗字の人がいる。
そのことをCLAMP『xxxHOLiC』という漫画で知った時は驚いたし、何故「わたぬき」と読むのか、そもそもどうやったら「わたぬき」になるのだろうかと不思議だった。
そしたらどうやら、昔は4月1日になるとそれまで着ていた服から綿を抜いていたらしく、そのことから「四月一日」は「わたぬき」と読ませ、それがまた苗
檸檬読書日記 「お葬式」の日記、文豪の印影、生命の詩集。 2月26日-3月3日
2月26日(月)
『覚和歌子詩集』を読む。
死ぬことも生きることも、結局は一緒なのかもしれないなあ。
2月27日(火)
洗濯が 拒絶するよう 冷たくて 軍手対策 するりと落ちる
濡れた洗濯物が冷たすぎるから、対策として軍手をして干しているのだけれど、やりづらくてたまに落としてしまう。どこまでも拒絶してきます。そんなに干されたくないのか。もしや反抗期?
伊丹十三『「お葬式」日記』を読む。
檸檬読書日記 蛇は足を飾り、黒澤明応援隊と、季節外れのクリスマス。 2月19日-2月25日
2月19日(月)
「花粉のやつが飛んでいる」
そう忌々しそうに言うから
「雨とか降って落ちるといいのにね」
と返したら
「そうすると、降ってる時はいいけど、止んだ後にそれが舞うんだよ」
「でも、たくさん降ってたくさん落ちたら、その分早く終わるんじゃないの?」
「いや、そういうことじゃないんだよなあ。これだから花粉症じゃないやつは…やれやれ」
と言われてしまった。そういうことじゃない
檸檬読書日記 韓国の本屋と、この世は危なく、萩原朔太郎には追悼を。 12月4日-12月10日
12月4日(月)
ファン・ボルム『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』を読み始める。
追い詰められ会社を辞めたヨンジュは、小さい頃に憧れた本屋を開くことに。
期限があると思っていた書店だったが、次第に悩みを抱え疲れた人達が休息や心の落ち着きを求めるように集まってきて。
普段では感じることが難しい他人に感情も、学べる・知ることが出来るのは、本の利点な気がする。
当たり前だけれど忘れがちな、他人にも感情
檸檬読書日記 羅生門の下、藪の中の真相を探る。 10月30日-11月5日
10月30日(月)
今、何処も彼処も、柿がたわわに実っている。今年は豊作の年なのだろうか。
「かきだ」
自分が柿を見ながら、牡蠣の発音で言ったら
「柿ね」
すかさず訂正されてしまった。むむ。
どうしても牡蠣と言ってしまうんだよなあ。そして毎度訂正される。そろそろ覚えろよ、という話だけど、でも伝わればいいんじゃないかなとか思ってしまう。まあ、だから駄目なんだろうなあ。
柿、柿、柿、牡蠣、柿
檸檬読書日記 馬の言葉に耳を傾け、銀木犀を嗅ぎ、満月を見る。 10月23日-10月29日
10月23日(月)
外に出ると、金木犀の甘い匂いが鼻に抜けてくる。秋だなあ。
金木犀の不思議なのが、近くだとそんなに匂いはしないのに、遠くだと匂いが押し寄せるように香ってくる。
匂いがするから、何処だろうと探してみると、結構遠くにあったりする。反対に、匂いはしなくて、けれどオレンジ色の花がプチプチ咲いているから、金木犀があったのかと気づいたりする。そして近くで匂いを嗅いでも、あまりしない。
た
檸檬読者日記 やっぱり内田百閒に夢中です。 10月2日-10月8日
10月2日(月)
またもや登場、カステラ、クロテッドクリーム、黒蜜。withアイスティー。
最高に合う。
寒くなったら、ホットでも良さそう。
糸井重里『ふたつめのボールのようなことば』を読み始める。
「ひとつめ」に引き続き、詩のような言葉が詰まった本。
この世には、知らないことの方が多い。
けれど、何でも知っていると思うより、何も知らないと知っている方が、それなら知れることがたくさんあると
檸檬読書日記 アイスで頭は冷えるが、皮膚は燃える。 9月25日-10月1日
9月25日(月)
川口晴美『小さな詩の本』を読み終わる。
1人の詩人だけでなく、様々な詩人の詩や、詩人だけでなく、今活躍している歌手の歌なども載っていて、詩の世界が広がるとても良い本だった。
詩のことはまだまだひよっこの身としては、たくさんの詩人や詩を知れて、初心者としてピッタリな本だった。
そして、この本で金子光晴と出会えたのは、本当に僥倖。
そういえば、梶井基次郎「密やかな楽しみだ」と
檸檬読書日記 内田百閒を差し置いて、黒澤明に夢中です。 9月18日-9月24日
9月18日(月)
またもや登場シャインパフェ。
今回は、シャインマスカットにヨーグルトにバニラアイスに牛乳寒天(蜜柑入り)。
爽やかで美味しい。
黒澤明『まあだだよ』を読み始める。
どうしよう。久しぶりに湧いている。
この作品、先々週内田百閒のことを少し書いた際、内田百閒なら『まあだだよ』という黒澤明監督の映画が良いと教えて頂いた。
けれど残念ながら、我が家にはDVDを見る機械も映画を見ら