先日「白河夜船」を読み返していて、主人公の友達の仕事「寝ている人の傍にいて、その人が目覚めたらにっこり笑って水を差しだす」って、なんか元ネタがあったはず…と考え続けて数週間(時間かかりすぎ)。 そうそう「青鬼の褌を洗う女」! 年齢等設定は違うけれど、ともに名作。夏休みにぜひ!
坂口安吾の「今日われ競輪す」という文章に出会ってしまった。後年差し決着への告発までやってるが…好きだったに違いない ^^; 「差押エラレ日記」なる文を読みたくなり、アマゾンで中古本を注文したら本体より郵送料が高かった。安吾が現代の人だったらどんな風に皮肉ってくれただろう?
今日のことば 2024/10/25 人生はつくるものだ 必然の姿などというものはない (坂口安吾 1906~1955昭和期の小説家)
ニーチェを初めて読む 人を突き飛ばせ 自ら没落せよ すごい言葉だがどこかで見た覚えがある そう 坂口安吾だ ニーチェに続き数十年後 堕落論で坂口は 生きることは落ちること と言い切る 東洋と西洋が そして頭の知識がつながる こんなに気持ちの良い瞬間はまれだと思う