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薬物中毒者 22 片親 鬱病 パニック障害 文学部卒業後福祉施設で夜勤してます ht…

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薬物中毒者 22 片親 鬱病 パニック障害 文学部卒業後福祉施設で夜勤してます https://www.alphapolis.co.jp/novel/684151279/425845728

最近の記事

福祉施設の夜勤10

本日(25.26日)は3連続の2階でこれが終われば休み、次に働いたらまた休み(昼から保険加入の為健康診断を相談無しに入れられた)だから気が楽だった。途中までは。 他の人達とやる時は何もしない午後8時頃、相方の社員さんが「掃除できるのは今の内だから、やって」と割とキツめに言われた。僕は「あぁ……はい」と従うしか無かった。社員さんは日用品の在庫確認などで忙しく余裕が無さそうだったし、そんな中バイト如きの自分が座って伸び伸びとするのも変だから仕方ない。 「うーん、どうしよう。や

    • 福祉施設の夜勤9

      今日は部屋が無く2階に滞在していた1階レベルの知的障害を持った利用者が1階に移っており、その上透析と統合失調症?発達障害?持ちの人がショートステイで居る日だった。合計11人。食事時のおかわりと「ご馳走様、薬ください」の連打が単純の増え、風呂の介助に洗濯も増える。珍しく忙しかった。モップがけを珍しく担当したのだが、使うのがハイターでなく床洗剤的なものだったらしく、「やっちまった〜」と凹んだ。精神的疲労ものしかかって、勤務前には4時間ほどしか寝てなくて、もう手が空いた頃には頭が動

      • 久しぶりのおやすみ

        久しぶりの休日 4月18日、5連勤ぶりの、1週間と一日ぶりの休みだった。17日に勤務があり明けの18日は帰宅後昼過ぎまで何かしらをして寝た。起きたら0時でもう18日だった。その後11時頃まで適当に過ごし、17時から心療内科がある為15時まで数時間寝た。 家には姪っ子が来ていて、僕が気になるらしく近づいて手を握るよう近づけたらギュッと強く握って中々離してくれなかった。なんだが嬉しそうだった。私生活内で全く笑わない僕も赤ちゃんを見ていると自然と安らかな笑みが生まれた。なんて愛

        • 福祉施設の夜勤8

          だいぶ慣れてきた。ベテランおじいちゃんの仕事が早すぎてほとんど暇だった。利用者と1時間くらい話したりした。深夜暇すぎてベテランと色んな話をした。 「普通ちゃんとした研修をしてからやる。ここは未経験ばっかだからオムツの種類も2.3個しか無くてサイズが全く合ってない。異常に入居者の出入りも激しいので客側からの評判も悪い。社員の夜勤は18時間勤務に2時間休憩と、労基を余裕で破っている。明けで日勤に入ることもある」 「はぁ……」とため息をつくことしかできなかった。 「でもまあ他

        福祉施設の夜勤10

          福祉施設の夜勤7

          前回の夜勤で疲れが溜まっていたのか、それとも3連勤の蓄積か、帰ってきて数時間した後に12時間眠り、その5.6時間後にはまた7時間ほど眠っていた。ほぼ寝て起きたらまた仕事、みたいな感覚で凄く憂鬱だった。 それでも精神刺激薬を流し込めば1時間後には働く心持ちが割かし(それでもボーッとしていたが)湧いてきた。薬というのは本当に凄い。 今日は本来初めての勤務のはずだった、新人の週一で夜勤を希望している人が熱が出て休んでしまった。その為3人体制で1階と2階を管理することになる。 3

          福祉施設の夜勤7

          福祉施設の夜勤6

          会議があるので1時間早く出勤した。給料が出るけどそれでも全然行きたくない。30分でできそうな内容を1時間少々でされて、何度か退屈を感じてしまった。まあ利用者の知らない情報を幾つか知れたので良かった。 管理人の次の次くらいに位が高そうな、退勤記録など会議の司会をしていた体の大きな40歳くらいの男の社員さんが、1週間後には別の施設で働くらしい。 これで男の世話人が僕と今日の相方であるベテランのおじいちゃんだけになってしまった。タバコを吸っているのも僕らだけらしく、世話人サイドに

          福祉施設の夜勤6

          福祉施設の夜勤 5

          今日も朝方に眠るのが困難だった。薬を飲んで眠気も感じているのに寝付くのが朝8時頃になってしまう。15時までには起きたいので、そうなると睡眠時間が短くてしんどい。只今の3時頃などは特に。 出勤するなり「誰かの叫び声が聴こえた」と怯えながら僕達に伝えてきた利用者が居た。最初は自分が居る範囲には何も、声1つ聴こえておらず、その人は統合失調症傾向があるので「誰も叫んでないよ」とほかの世話人さんは否定した。 しかしその数分後には実際に「ワァ!」みたいな叫び声がどこかの部屋から出てきて

          福祉施設の夜勤 5

          福祉施設の夜勤 4

          夕方に出勤する前日?朝方、眠剤をかなり飲んだというのに数時間目を瞑っても寝れず、暴食をした後僕の十八番である泣きながら笑うアレが出た。眠剤を足して何とか寝たが、薬は抜けてないし睡眠時間も短いしで起きた時には何回か叫びながら身体を起こした。 なんだか今日は施設長の気分があまり良さげでは無さそうだった。初めての2階での夜勤であり、相方も初めての人だったのでとにかく数時間経つまでぎこちなくて仕方なかった。 2階は1階ほど症状の重い人は少ない。数個年上の会話が普通にできる人もいるし

          福祉施設の夜勤 4

          ヨルシカ ライブ 月と猫のダンス 4/7

          15000人ほど入る有明アリーナでライブがあった。一昨年だかの「盗作」のライブ時は確かキャパが8000人ほどだったから、この数年で大きくなったのだと会場の広さで感じた。僕は1階の正面の一番良い席を取っていて、30列目の端だったのでそれなりに近くで見れた。 今回は1つの演劇の合間に曲が始まるシステムで、本当に特殊なアーティストだなとつくづく思う。自分は「月に吠える」と「又三郎」が特に好きだったので、それを聴いている時は1番涙が流れた。「又三郎」には「型に合った社会は 随分窮屈

          ヨルシカ ライブ 月と猫のダンス 4/7

          福祉施設での夜勤(3回目)

          22時の休憩時間で家に帰った僕は気が狂いそうだった。この仕事は何故かふとした瞬間に"辛い"という激しい衝動に駆られる。犬の散歩をして餌をやり、音楽を爆音で流しながら飯を流し込んだ。もう怒りに近い苦しみの感情の行き場がないので、オナニーをして精神安定剤と頭痛止め、アリナミンを普通量飲んで、精神安定剤を合間合間に4錠くらい食べていた。 タバコを何本も吸い、コンビニに寄ってホームに戻ったらだいぶ落ち着いた。そして休憩を終え、現在1時20分。看守の暇な時間がやってくる。 今日の付

          福祉施設での夜勤(3回目)

          福祉施設での初夜勤 1.2日目 感想

          今はグループホームの福祉施設(介護寄り)で長時間の夜勤をして2回目である。気が狂いそうだ。 まずこの家はほぼ同じ作りの1階と2階に別れている。1階には9人、2階にも多分9.10人の利用者がいる。この利用者というのは高齢者だけでなく、若い者もたまにいる。いわば三障害(知的、身体、精神)のどれかや複数を持った、割と病状の違う人がごちゃまぜで住んでいる。 僕はまだ1階の夜勤を2回しかやっていない。1階の方が病状が重い人が多いらしいが、まあ他の介護施設に比べたらよっぽど軽いと思わ

          福祉施設での初夜勤 1.2日目 感想

          大学卒業

          大学の卒業証書授与式に行った。ただ証明の紙切れをぶらさげて帰るだけの作業だと思うと面倒であった。ギリギリで起きてすぐ家を出た。電車内でネクタイの巻き方を調べながらぎくしゃくした手つきで完成させた。最近の僕は良くも悪くも周りの目を気にしなくなる時がある。対面の女性が明らかにこっちを見ていたが、当然何を思っていたのかは分からなかった。 全部の生活において自分が他人に"どう"見られているのかイマイチ分からない。だから「そう思ってたんだ」と損をしないように僕の中でその人々の最悪な

          大学卒業

          派遣でトラックから落下した

          今日は夜勤で初めて"助手"という役割を任された。その内容はクソでかい配送トラックの助手席に乗り、社員と30分くらいかかる場所に向かい、そこにあるデカい荷物を後部の倉庫に乗せ、帰るだけの仕事だ。 途中までいつもの仕事をしてて、時間が来たので「助手なので行ってきます」と言ったら同じ派遣サイトのお兄さんが「おっ、いいな〜。最高ですよ助手」と返された。そんなに楽なのかと得した気分になった。これからとんでもない損をするとは知らずに。 相手は親くらいの年齢の優しそうなおじさんの社員だ

          派遣でトラックから落下した

          HIPHOPのドラッグ

          HIPHOPは薬物に関するリリックが出ることが多い。日本ならば経験者は「コカインやMDMAをやっていたが今は大麻」みたいなラッパーが多いと思う。この文化内では「大麻は薬物ではない。覚せい剤と処方箋系(OD)は絶対やるな」みたいな教訓を持っている傾向がある。 薬物に精通していない人からしたら「いや大麻もドラッグだし違法ですやん」となるもんで。そういう気持ちになるのは普通ではある。もし大麻がドラッグの枠から外していいくらい身を滅ぼす効果が無くとも、結局今は違法だから「良くないこ

          HIPHOPのドラッグ

          ヨルシカへの愛

          4月7日にヨルシカのライブへ行く。去年やった物の再演に近い内容なのだが、当時僕はゼミと重なっていた為、それは泣く泣くキャンセルしていた。2021年の「盗作」のライブから全部行っていたので、ずっと心残りだった。今回の再演はまるで僕の為に用意された救済の様で嬉しい。「1番好きなアーティストは?」と聞かれたら迷いなく「ヨルシカ」が出る。余り聴かなくなった時期があろうが、ヨルシカだけは、ただの音楽という域を超えた僕自身の軸となっている。 ヨルシカとの出会いは2018年後期か2019

          ヨルシカへの愛

          家族との接し方、聴覚の悩み、諦め

          日頃服用する薬の量が全て1.5倍になってしまう日が1週間くらい続いている。僕は維持を嫌い変化を好む傾向である癖に、いざ環境が変わる前になると情緒の波が不安定になる。情けない。 辛いだけならいいのだが、無意識に周りへの当たりが強くなっていそうなのが嫌だ。心の中でも声や態度といった外でも。 僕は何故か母親、というか家族に対してだけ異常に上手く感情が出せない。元々そういう性格だが、「友達の友達」とか「かなり年上の先輩」みたいなものとは比にならない。高校時代よりはマシになったが、ま

          家族との接し方、聴覚の悩み、諦め