#70 最近感じた私の変化/泖

【往復書簡 #70 のやりとり】 月曜日:及川恵子〈とりあえず受け止めてみます〉 水曜日:泖〈いい人の闘い方について〉 金曜日:くろさわかな いい人の闘い方について変化。 最近、何か、わたし自身、変化しただろうか。変化を望んだだろうか。 変化したいのになかなかできないことがたくさんあって、みんなと仲良くしたいのにできなくて、お金をたくさん稼ぎたいのに好きなとこにばかり時間やお金を費やして、いやそもそもお金の稼ぎ方がわからなくて。変わったことはあるかもしれないけど、それは

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手紙17:一條宣好さま「街灯りについて考える」中村翔子より(2021年12月1日)

一條宣好さま 2021年12月1日(水)豪雨からの快晴 昨晩遅くから激しい雨が降り、なかなか寝付けませんでした。いや、普段からあまり寝付けないわたしです。雨にうなされながら目を覚ますと、12月になっていました。2021年も残すところあとひと月。 ことあるごとに、頭の中には南方さんと一條さんのお顔が浮かぶ日々。 それにもかかわらず、前回、一條さんにお手紙をいただいたのが5月なので、お返事を書くのに半年もかかってしまいました。スピーディーな令和の世を生きているとは思えない、

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かもめ姉妹13通目〜大きな目標がなくても

元気ですか?今私は地下鉄の中でマキへの手紙を書いてます。ちょうど電車が外を走る区間に入り、漢江(ハンガン)を渡っています。外は晴天で、空は青く、木々は色づいていて、冬が来るのはまだもうちょっとかなっていう感じです。 違う日に撮ったソウルの風景。地下鉄の窓の汚れまで入ってしまったね。 「かもめ姉妹」を始めてからもう6カ月が経ちましたね。早い、早い。そして、もう12月。2021年も一カ月しか残ってないなんて、信じられない。時間はいつもとてつもなく早く過ぎ去っていて、私だけが後

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第9回 『凡人思考のすすめ』 〜流行の貧しさ〜

前回の『凡人思考のすすめ』はコチラ  第8回を受けて、今回の文章を書くのは非常に難しい。確かに面白いし、特に右左翼対立に関して、「右でも左でも正しいことは正しい」という意見には両手を挙げて賛同の意を表したいのだが、今回文章はいつにも増して抽象度的で、そして思想が強い。なので、僕も拙い知識と文章力で精一杯自分の捻くれた思考をひけらかしたいと思う。  「自分らしさ」の表明ということだが、SNSが充実したこの世の中で、一部の自分らしさは表明しやすくなった反面、やはりまだ環境が整

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#70 最近感じた私の変化/及川恵子

とりあえず受け止めてみます ここ最近、自己啓発本が苦手じゃなくなりつつあります。 “なくなりつつある”というまどろっこしい言い方なのは、完全な拒絶からちょっとずつ歩み寄ってみたものの、心のどこかにはまだ自己啓発本を訝しく、そして疑わしく思う気持ちがあるから。 とはいえ、どこの誰だかよくわからない、たぶんえらくてすごい経歴をお持ちの方が書いた、「人は誰でもは素晴らしいものを持っているんだから幸せになれるんだよ!」みたいな超ポジティブな文章の羅列にななんだかわくわくしてしまいま

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のりしお往復書簡48 伊勢丹が好きな私

今週12月に入るなんて本当に恐ろしい時間の経過の早さよ。 まだやっていない事が山積みなような、、、えーっとあと何やるんだっけ??? とりあえず日仏翻訳家ののりちゃんにお返事を書こうかな。 のりちゃんへ こらー!のりちゃん!!! あ、今、お芋を買おうとしているところを想定して大声を出してみたよ。 最近のお芋は美味しくなっているからつい食べたくなっちゃうよね。 最高過ぎてけしからんね。 この間の往復書簡でのカラオケの話題に、ハスキーといえばジャンヌモローという名前が出てき

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老いて噛み締める人生の味、サンドイッチで言うと何サンド?(藤村公洋)

サイズ感がいいね、と彼は言った相も変わらずサンドウィッチを作り、食べる日々であります。 ここのところのブームとしては小ぶりサンドウィッチですな。というのもね、セブンイレブン先生がちょっと前から展開している一膳ごはんシリーズご存知?お弁当なんだけれども、従来の定番であった長方形もしくは立方体2段重ねでなく、そうだな、だいたい10センチ四方くらいの小さいサイズなんですよ。底も浅めでね。ご飯もおかずも少なめのミニ鮭弁当なんかが300円代と安い。これがね、実に素敵なサイズ感なんですよ

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老いて噛み締める人生の味、サンドイッチで言うと何サンド?(小原信治)

「人生はサンドイッチのようなものさ」 2021年2月2日の放送の「渋谷のラジオの惑星」を聴き直しているうちに記憶の底から甦っていた台詞がある。 「人生はサンドイッチのようなものさ」  それが、今回のお題の出所だ。とは言うものの、さて、何の台詞だったっけ。そしてどんな意味だったか。そもそも人生とは本当にサンドイッチのようなものなのだろうか。人生について書きながら検証してみようと思う。 真っ赤に燃える何かを探していた青春のトマトサンド 人生おけるサンドイッチといえば、番組でも話

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うたのシーソー 往復短歌5

浅く残るビニールプールの水が跳ね光よ風よ舌を隠してよ 足だけをひたす 返事が上擦れば二酸化炭素が抜けゆくコーラ 治っていく青あざみたいな朝の空 二酸化炭素が見えそうで吐く 底のない不安の揺らぎに匙ひたす今朝も不透明なヨーグルト ※1首・3首の作者:椛沢知世 ※2首・4首の作者:中森舞 note:椛沢知世 中森舞 第1歌集『Eclectic』発売中

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往復書簡:テラとTERAの音楽をめぐって④(音源付き)グリット・レカクンより最後の手紙

by 田中教順、グリット・レカクン 互いに演奏家であり研究者でもある日本とタイ両バージョンの『TERA』の音楽家、田中教順とグリット・レカクンが、お互いの作曲や音楽観についてオンラインで書簡を交わしました。この記事では、全6通の往復書簡のうち最終便をご紹介します。書簡に寄せたオリジナル音源付きです。 ひとつ前の記事を読む 最初から読む 第六便:グリット・レカクンより 教順さん、こんにちは。  私の中では、私たちは音楽と仏教や、タイ人と日本人の音楽の違いを議論しているわ