眠くないから読書の話
2:30を過ぎても、今日は全然眠くない。
本を読もうと思ったけど、いまはたぶん本を読むには脳が元気すぎる。
だから書くことにした。
わたしは気が散りやすくて、脳が元気すぎると集中して本が読めない。
いろんなものが入り込んでくる。
たとえばさっき、映画『花束みたいな恋をした』を観てひとしきり感想を書いた後、夏目漱石の『こゝろ』を読んでいたときのこと。本を開いても脳はずっと映画のことを考え続けていたのだろう、目で文字を追って思い浮かべた景色、日本家屋に着物の人々、の上に、映画で見