出会って10年

高校で部活が一緒だった友人と食事をしました。
数ヶ月前にも部活同期で集まっていますが、2人でゆっくりと話をしたのはとっても久しぶりで、たのしい時間を過ごしました。
「出会って10年だよね」と言われて驚きました。なんだかあっという間です。部活はたった2年間で、そのあとの方がずっと長いのも不思議です。
週6日一緒にいて、たくさん話し合い、たくさんぶつかる2年間を過ごした同期のみんなとは、卒業後もときどき集まったり電話したりして、お互いの価値観や考え方までよく知っている仲です。勉強熱心で、なにかを追求し、面白いことを考えている人ばかりで、みんなの専門分野や興味の話を聞くことがいつもたのしみです。また、相談すれば親身になってくれる人たちで、もしなにか困ったら絶対に助言をくれるだろう、と安心しています。

最近、インスタで同級生の結婚報告を見ることが増えたり、3人の友人から「友達が結婚したんだよね」と聞いたり(わたしから見て友達の友達が結婚)、そういう歳になったのね、と思う日々です。直接報告を受けるような近しい友人には既婚者がいないから、まだまだ遠い世界の話を聞いているみたいですが。
20代後半からの10年は、きっと、ライフステージがどんどん変わる人も多くて、学生時代より「人それぞれ」になって、生活の土台が別々になっていく時期かなと思っています。

これまでの10年間は、部活同期たちとわたしは多くの時間を学生として過ごしました。次の10年が経った後、みんなもわたしも、どこに住んでいるか、どうやって暮らしているか、お互い全くわからないけれど、10 年後もときどき集まれていたら嬉しいです。
いつまでも「これつくったよ」「資格取ったよ」「こういうことやりたいんだよね」とかとかびっくりするようなすごい報告をしてくれたら、生活の違いを超えて悩みを相談しあえたら、と思います。

「出会って20年」の頃には、どんな話をしているのでしょう。たのしみに待っていようと思います。


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