サラ in デンマーク

コペンハーゲン在住/立命館大学食マネジメント学部卒業/食文化、スローフード哲学、地域コ…

サラ in デンマーク

コペンハーゲン在住/立命館大学食マネジメント学部卒業/食文化、スローフード哲学、地域コミュニティ、茶道、美味しんぼ:)

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    デンマーク生活

  • 往復書簡 デンマーク⇄京都

    前まで一緒にシェアハウスで一緒に過ごした友達との往復書簡。その土地のささやかな食卓を送り合う、毎月の密かな愉しみ。

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    イタリア食文化/スローフード哲学/食のアクティヴィズム

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    京都のバイト関連

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コペンハーゲンで見つけた"おいしい革命”

パンはただの「美味しいもの」でしかなかった。 そう、私は長いことそう思っていた。 けれどコペンハーゲンの「Lille Bakery」で働き始めた時、その考えはじわりと変わり始めた。 Lilleのパンは、焼き上がりの香ばしさや、口に運んだ瞬間のバターの香りだけが特別なのではない。もっと根本的なところで、日々の「食べる」という行為に新しい感覚が生まれてくる場所なのだ。 Lille Bakeryはコペンハーゲンのセンター街から離れた、小さなパン屋。デンマークの小麦を100%使用

    • 月40万貰えるフルタイムを辞めた

      「Congratulations!」 一緒に働いていた同僚たちは、ぎゅーって抱きしめてくれて、別のステージに行く私を心から応援してくれた。 コペンハーゲンでの職探しはほんっとうに難しいから、今ある安定した仕事を退職するのは勇気がいることだった。ここで働き続けていれば月40万は必ず貰えるし、有給も貰えるし、慣れてきた仕事だから今辞めるのはもったいないかもしれない、と辞めようかどうしようか悩んだ。 私はここで何をしたいのか。 私の好きなことは何か。 どこが一番心地が良いか。

      • パラサイト半地下の家 in コペンハーゲン

        事前に内見に行かず、速攻決めた家は半地下の薄汚い少し匂いのある家だった。 コペンハーゲンでの家探しの競争率は激しく、地元の人でも家探しに苦労するくらい、部屋の空きがない。 あったとしても、値段がすごく高かったり、センター街から離れていたり、シャワーすらなかったりする。 私は、フェイスブックと日本人の掲示板、Airbnb、Workaway先のホストマザーや、コペンハーゲンでできた日本人の友達や現地の友達に頼って家探しをした。フェイスブックは、無料で探せるけど詐欺に合った友達

        • デンマークで待ちに待った初給料で買ったもの

          銀行口座の開設をするにも、タイミングが重要だったらしい。 私はバケーションシーズンに開設の手続きをしたからか、1ヶ月開設に時間がかかった。冬に申請した友達は一週間ほどで開設できたらしいので、本当にタイミングっぽい。 こんなにも時間がかかると思ってなかったから、仕事先からのお給料が1ヶ月越しになることになり、物価の高いコペンハーゲンで、日本円で暮らし続けることがきつかった。 そしてついに8月末、お給料がデンマーク銀行に入った!!!デンマーククローナをゲットした! 私が貧

        コペンハーゲンで見つけた"おいしい革命”

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          【往復書簡デンマーク→京都五通目】サワードウにバーター&チーズ

          働き始めたから、やっと行きたいなって思った時にパン屋さんに行けるようになった。デンマークに来て5ヶ月が経とうとしている。やっと住んでいる感じも出てきた。最近の楽しみは、友達と朝パン屋さんに行くこと。パン屋さんに行った日は、超最高~っ!な気分になる。 パン屋さんに行ったら、北欧と言えばシナモンロールとかカルダモンロールでしょって思って最初はそればかり頼んでいたけど、 最近はもっぱらサワードウにバターとチーズを挟むバンズを頼んでる。やっぱり、シンプルが一番好き。 パン屋さん

          【往復書簡デンマーク→京都五通目】サワードウにバーター&チーズ

          Kadeuの新北欧料理レポート

          北欧と言えば、サーモンやニシンくらいしか思い浮かばないほど「美食」からはかけ離れたイメージであるが、近年世界中から新北欧料理として注目を集めている。 新北欧料理とは、自然との調和や地元の重視、食べる人の心を動かす食体験といった精神が根底に流れる料理だ。 大将デンマークに降臨! デンマークに来て5ヶ月目、 京都の料理屋でアルバイトしていた時の大将がデンマークに来てくれた。 まさか、デンマークで大将と会えるなんて。 今思い出すだけでも顔がほころぶ。嬉しくてカレンダーには

          Kadeuの新北欧料理レポート

          デンマークのユニクロに就職した

          なんと、コペンハーゲンのユニクロで働くことになった。ここで働くなんて、全く想像していなかった。 ユニクロ正社員として、週37時間の契約である。 セールスアドバイザーというポジションで、在庫管理や服の整理整頓、エントランスや試着室での接客など、幅広く店舗内で働く。 正社員だから、やっとお給料が安定して入ることになり(まだ始めたところなので受け取っていないが)、物価の高いコペンハーゲンで生き抜くことへの不安要素が減った。 でも、 私がデンマークに来た目的として デンマーク

          デンマークのユニクロに就職した

          【往復書簡 デンマーク→京都 四通目】北欧のヨーグルト

          日本と比べると物価が3倍くらいするコペンハーゲンで、仕事がないのは本当にきつかった。人生で一番節約して過ごしたし、こんなにも余裕がなくなってしまったのは初めてだった。 だから、スーパーで何が安くて効率よく栄養が取れてお腹が膨れるか、を考えて買い物をするようになった。 デンマークで安い、種類が多いなと感じているのは、乳製品。ミルクやチーズ、ヨーグルトの種類が多くて、しかも日本とあまり変わらない、もしくはちょい高いくらい。 オーツミルク、アーモンドミルクは日本よりも安い。30

          【往復書簡 デンマーク→京都 四通目】北欧のヨーグルト

          ナポリ 後編

          ナポリの日常を垣間見る 四日目は観光客が行かなさそうな、the地元の市場に行った。ショッピングモールみたいに色んな店がズラーっと横に並んでた。夏野菜やフルーツ、雑貨物、百均にありそうなものが売られていた。お店の人と、買う人が会話をしながら、買いたい分だけ買う感じ、全部自動化されて人とのつながりが無くなってしまうセルフレジとかとは違っていいなと思った。あと、日本だったらプラスチックできれいに梱包されまくっているけど、ここはそういう概念がなさそうだった。 11時くらいに休憩で

          ナポリ 前編

          大学時代にお世話になった先生がイタリア(ナポリ)に来ると聞いて、すぐにナポリ行きのフライトチケットを予約した。コペンハーゲンからは片道2時間半。 先生はイタリアの専門で、食のエキスパートだ。 先生の講義は、楽しくていつもあっという間で、講義内容は今でも印象強く心に残っている。そんな先生とイタリアで会えるなんて、幸せになる予感しかない。そんなわけで、人生初ナポリの旅が始まった。 実は今ちょうどコペンハーゲンに帰ってきた所で、幸せになりすぎてしまったからか、家主から家に泥棒が

          なぜデンマークの投票率は高いのか。

          デンマークのボーンホルム島という所でホームステイしている時、ホストファミリーが「Folkemødet」というイベントがあることを教えてくれた。 Folkemødetとは、民主主義の祭典みたいなもので、沢山の人が集まって対話をするらしい。対話を通じてデンマークの民主主義を強化し、対話を重ねるごとにお互いに近づき、お互いの理解を深め、共通の社会課題に対する解決策を見つけ、インスピレーションを得る。 集まる人は、デンマーク国内の各政党、NPO、NGO、企業、EUや国連などの地域

          なぜデンマークの投票率は高いのか。

          【往復書簡 デンマーク→京都三通目】コペンハーゲンで出会ったサワードウ

          今月は職探しの月だった。 人生で一番ハラハラしながら毎日を過ごした。 70件ほど応募して、返信きたのは10件くらい、面接できたのが6件。トライアルできたのが4件。合格できたのが3件。 きゅうり一本を買うのも躊躇するくらい、切り詰めて生活してた。だって、きゅうりって美味しいけどほぼ水分らしいから、お金出して買うなら栄養あるもの買いたいじゃん? そんな金欠時にボランティアグループから、今日だけパン屋のお手伝いしてくれる人いませんか?(お金支給)の募集がかかって、すぐに行きま

          【往復書簡 デンマーク→京都三通目】コペンハーゲンで出会ったサワードウ

          また無職になった

          シフトの表を送るねと言われてから3日経ったその日、 私はまた無職になった。 私よりもできる人がそのポジションに応募したらしく、 私は仕事を得ることができなかった。 トライアルした後、マネージャーがうちで働いてって言ってくれたのに。 指定された制服も買ったのに。 合格したと思ってたから、職探しストップしてて、またレジュメ配りとメールでのアプライをしないと、、、。 安心するのが早かった。 期待してシフト表を待っていたから、より辛かった。 契約書の記入をするまでは、安心せずに

          また無職になった

          カフェの面接落ちて、高級レストランに受かった話(ワーホリ)

          「ちょっと外に出て話そうか」 とマネージャーに言われた。 外で二人きりで話すって何、 怖いじゃん、怒られるやつじゃんって心臓バクバクになりながら外に出た。 「今日働いてみてどうだった?」と聞かれ、私はここが最後のアピールチャンスだと思って熱意と店に対する愛を必死に伝えた。 そうしたらマネージャーが、 「僕もあなたがここで働くこと良いと思っているよ。シフトのカレンダーを後で送るね。」 って言ってくれた(泣) もうマネージャーが神様みたいに見えてくるくらい嬉しかった。足を向け

          カフェの面接落ちて、高級レストランに受かった話(ワーホリ)

          【往復書簡 デンマーク→京都 二通目】アスパラで夏にログイン

          5月1日、スーパーでアスパラが安売りされていた。 ホストマザーが、5月はアスパラよ!って言って その日の夜ご飯のメインはアスパラにしましょうってなった。 デンマークでのアスパラの楽しみ方は、やっぱりバターソースとの組み合わせが王道らしい。出た!またバター! 「アスパラと海老とオランデーズソースのレシピ」 <材料>  ・アスパラ 好きなだけ ・海老 好きなだけ ・バター 一箱 ・卵 二個 ・レモン 適量 ・ナッツ 適量 ・塩 適量 ①アスパラの根本の硬い部分を切り落とし

          【往復書簡 デンマーク→京都 二通目】アスパラで夏にログイン

          1ヶ月半のホームステイ

          私は今、デンマークで1ヶ月半、無料でホームステイさせてもらっている。 食事3食プラスお菓子付き、シャワーの時間決められていない(結構大事)、プライベート空間&時間あり、好きな食べ物買ってくれる、という素敵なホームステイ先。ステイ先の観光スポットに連れて行ってくれたり、一緒にハイキングしに行ったり、買い物をしに行ったり。 結論から言うと、このホストファミリーは、「Workaway」というサイトで出会った。 Workawayのリンク↓

          ¥100

          1ヶ月半のホームステイ

          ¥100