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◇2 日本の森は伐られないために破壊が進む、その本当のわけは?
2022年12月10日
20年前に奥武蔵の森の木を使って家づくりをしたいと考えて始めた木の家だいすきの会。100棟の家づくりのお手伝いを振り返って、感じたこと、乗り越えてきたこと、やろうとしてやりきれなかったことなど奮闘の記録です。
目次
木を伐ることは、森林破壊ではないの?
森林破壊と文明崩壊
伐られないから破壊が進む森
住まいに木を使うことで森を守る
木を伐ることは、森林破壊ではないの
自然への敬意あふれる木造建築のプロフェッショナル➖➖澤野眞一
木の家だいすきの会のメンバーの、人となりを紹介していくこの企画。第10弾は、澤野建築研究所代表の澤野眞一さん。東京都狛江市に事務所を構え、まちづくりにも参画する澤野さんは、木に精通したプロフェッショナル。知られていない木の魅力について、たくさん伺いました。
耐火にも調湿にも…木材の知られざる魅力
――澤野建築研究所は、「ずっと住みたい木の家」をミッションに掲げていますが、木の家はどのような
#9 設計と施工を誠実にまとめあげる凄腕プロデューサー・鈴木幸雄
木の家だいすきの会のメンバーの、人となりを紹介していくこの企画。第9弾は、クオリスの鈴木幸雄さん。施工管理という、一般には耳馴染みのない仕事について伺いました。広い視野と現場主義によって、家づくりをまとめあげる仕事の奥義とは!?
設計士さんや大工さんに気持ちよく仕事をしてもらう
――鈴木さんが代表を務められているクオリスは、どのようなお仕事をされているんでしょうか?
鈴木 一言でいうと施工会社
#8馬上の建築家が考える“自然とのつながり”とは
木の家だいすきの会のメンバーの、人となりを紹介していくこの企画。第8弾は、会の立ち上がりから行動をともにしてきた建築家の中村展子さん(アトリエ海所属)。公共建築から茶室まで、さまざまな建築を手掛ける彼女は、自然をこよなく愛し、愛するがゆえに常に建築でも自然とのつながりを考えてきました。
乗馬から出会った持続可能性のかたち――早速ですが、乗馬の写真、すごくサマになっていますね。
中村 ありがとうご
「おかえりモネ」が見つめる“見えない”森林破壊
森林を取り巻くシビアな現実 いま、気象関係者だけでなく、多くの林業関係者がNHKの朝ドラ「おかえりモネ」に共感を覚えていると思います。
夏木マリさん扮する森林組合の理事長さやかの「先祖から受け継いできた登米の森を守るのが私の役目」という思いと「受け継いでほしい」という期待を感じつつ、気象予報士を目指してモネは後ろ髪をひかれつつ東京に旅立ちます。
実は、日本の森林では土砂災害のような“見える”森林破
#7 森林の大切さを今こそ伝えるとき――コーディネーター・鈴木進
木の家だいすきの会のメンバーの、人となりを紹介していくこの企画。第7弾は、会の代表理事で、コーディネーターの鈴木進さん。都市開発をバリバリ行っていた鈴木さんが、緑や森の重要性に気づき団体を立ち上げたのは、ちょっとした気づき、それとピュアな思いがあったからでした。
森を壊して生まれる街で、人は緑を求める
――木の家だいすきの会の代表である鈴木さんですが、そもそも昔から木造建築が好きだったのですか
#6 木の良さを引き出すために――設計士・小森正和
木の家だいすきの会のメンバーの、人となりを紹介していくこの企画。第6弾は、こもり設計室の小森正和さん。図面を描くことが好きというナチュラル・ボーン・設計士は、木材への愛を控えめに語りながら、新たなチャレンジを心に秘めていた。
木造建築は理にかなっている――小森さんは昔から設計士になろうと思っていたんですか?
小森 子どもの頃は大工になりたかったんです。ところが、母が「大工さんは仕事がない!」と吹
#4 大工ほど楽しい仕事はない――職人・当麻浩成
木の家だいすきの会のメンバーの、人となりを紹介していくこの企画。第5弾は、当麻工務店の当麻浩成さん。木造建築一筋にその腕を磨き続ける当麻さんだからこそ語れる、大工が楽しい理由とは。
大工とは、大いに工夫する人のこと
――当麻さんは、いつごろ大工を志したんですか?
当麻 親父が大工だったんで、自然とこの道に向かいましたね。子どもの頃から親父について現場に行っていましたし。
――天職ですね。では