ジャレド・ダイアモンド

ブックレビュー「新しい世界 世界の賢人16人が語る未来 クーリエ・ジャポン編」

本書は世界中のメディアから選んだ記事を掲載する月額会員制メディアであるクーリエ・ジャポンが今「賢人」と言われている16名からコロナ後のニューノーマルについて聞いたインタビューを中心にまとめた本で、2021年1月に第一版が発行されている。賢人たちはNHKの特別番組で登場するおなじみの面々でも…

ジャレド・ダイアモンドの「危機と人類(Upheaval: How Nations Cope with Crisis and Ch…

まずは目次から プロローグ ココナッツグローブ大火が残したもの 第1部 個人 第1章 個人的危機 第2部 国家――明らかになった危機 第2章 フィンランドの対ソ戦争 第3章 近代日本の起源 第4章 すべてのチリ人のためのチリ 第5章 インドネシア、新しい国の誕生 第6章 ドイツの再建 …

第三部 銃・病原菌・鉄の謎【本:銃・病原菌・鉄】

前回から時間が経ってしまったけれど、前回の第二部では、農作物や食糧生産技術の伝播速度が大陸によって異なっていたこと、食料生産をすることにより、狩猟採集民よりも人口の稠密な集団を形成できたこと。同時に、農耕民は、より進歩した技術を持っていた。また、さまざまな病原菌に対する免疫を持っ…

人間とは何かを科学的に探る

数年前にイスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏が書いた『サピエンス全史』という本が世界的ベストセラーになった。今も売れ続けていてその発行部数は全世界で何千万部にもなると言う。僕も読んだが、本から受けた衝撃があまりにも大きく、他の読書家はこの作品をどのように捉えたか?がとても…

新しい世界 - 世界の賢人16人が語る未来(クーリエ・ジャポン 編)

:資本主義の行き詰まり :拡大する格差 :地球規模の環境破壊 難題に一致団結して立ち向かおうという姿勢 コロナと文明 > より多くの自主性を市民に与える社会 (全体主義的な監視社会に反する) → 科学教育と強力な公的機関を市民に与える社会。無知な国民を監視する社会はNG. > 個人主義で自由な…

ジャレド・ダイアモンド「危機と人類」③

ジャレド・ダイアモンドの本は初めて読むが、かなり刺激が多い。新しいものの見方を多く呈示してくれる。 訪れた危機に対して日本はいかに対処してきたかを歴史を通して考える。耳の痛い、センシティブなテーマのひとつ、「第二次世界大戦における日本のアジア諸国への加害」について。 本書では、第…

ジャレド・ダイアモンド「危機と人類」②

フィンランド、日本、チリ、インドネシアに続いて、ドイツの直面した「危機」についてジャレド・ダイアモンドの「危機と人類」より引用。 近年のドイツの歴史で興味深いのは」、大きな敗北の後、二一年から二三年後に、その敗北に対する激しい反動が起きるというケースが四回起きていることだ。・・・…

1分で読める世界の覇者の決まり方 「鉄、疫病、銃」 レビュー

世界の覇者の決まり方 人間の歴史、世界の覇者はどう決まったのか? 結論を言えば、環境。 人間の歴史13000年の歴史の中で 差が顕著になったのは大航海時代。 大まかな流れが下。①→②... ()内が直接的な要因。 ①緯度 →②環境が似てるから量産しやすい+農作物にしやすい野生種の存在 →③…