浅沼大樹

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浅沼大樹

フルタイム主夫・パートタイム大学教員的生活を送る一児の父で石巻専修大の先生📕ワンオペ上等の育児フルコミット人生📕定期購読マガジン『脳みそダダ漏れマガジン』運営中📕育児/ダイエット/ランニング/人生/読書記事多め📕購読すると人生の色味が濃くなる知識が得られます(月額198円)

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  • 脳みそダダ漏れマガジン

    僕が大学教員として、また家庭の主夫として日々考えていることのまとめです。内容は育児とダイエットと読書感想文が多めで、分野はあまり統一されてません。あとは数学とか、経済学とか、そういう勉強関係のことなど。「読むと雑談に役立つちょっとした知識」が得られるようなものを目指してます。 学生さんや学びに興味がある方、ダイエット頑張ってる人、また子育て真っ最中の方々に読んでいただけると幸いです。 1ヶ月に最低4本を目安に更新しています。だいたい2,000字〜5,000字くらい。職業柄か、文章が長くなる傾向があります笑 更新日や更新時刻が偏りがちですが、育児フルコミットの生活リズムでやってるんで致し方ないところもありご容赦くださいませ。 自分の経験や思考が誰かの役に立つのなら、こんなに嬉しいことはありません!!

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この世には2種類の人間しかいない。 書く人間と、 書かない人間だ。 僕は、今書いていない人間、つまり書かない人間だ。過去には書く人間だった自負はあるものの、今は書いていない。書かない人間になってしまった。 でも、僕は書く人間でいたい。 だから始める。このマガジンを。少しでも書く人間に成っていくために。 書くという行為ところで、僕は大学教員だ。 大学教員という職業についているにも関わらず書いていないというのは、ほとんど職場放棄に近い。大学教員とは、書く(ことを期待されてい

    • 変な人ばかり

      久しぶりに親戚と飲んで、やっぱりうちの家族は(親族は)普通じゃないなと思った。 うん、自分が変なのは十分自覚しているとして、やっぱり親戚も変なのだと改めて知った。自分で会社を始めた人もいるし、勤めていた会社から引き継いでシャッチョになった人も入れば、けっこう良い感じの大企業に入りつつも色々と暗躍している話も聞く。 んーよくわからなさすぎてアレである。 自分が変なのはだいぶ前からわかっていたけれど、自分の周りもこんだけ変なのだと実感したのは割と初めてかもしれない。 この

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      • 読書感想文11

        人間は賢い。 火を上手に使い、石器や土器を発明して環境に働きかけることができた。文明を作り出し、社会を築いて、成層圏を飛び越えて宇宙空間にまで生息域を拡大している。これは間違いなく生物種としては大繁栄である。 同時に人類は愚かだ。 戦争で互いを殺し合うし、刹那的な享楽のために自らが生きる環境を壊滅的で不可逆的に破壊したりする。 あたしの日常生活なんて愚かなことばかりだ。小さな頃から忘れ物癖はひどいし、だめだとわかっていても先送りしてしまうし、毎月ちゃんと定期的に(週1

        • !が重要だと思うって話

          別に特別好きなわけではないが、一応それなりに工夫はしているつもりである。 授業の話だ。 一応これでも大学教員なので、学生相手に授業をする。 小さな私大あるあるで、いろんなジャンルの授業をやることになるのだが、どの授業でもどうやって教えたもんだかあれこれと考えるわけだ。 教員も10年以上やっていると、どんなことに学生が食いつくかそれなりに当たりはつくもので、やっぱり学生自身が「!」と思うときに、それは強くなる。 その「!」はどこからやってくるかというと、少なくともあた

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          動学的不整合な育児って話

          4月も末に近づいている。 バタバタは相変わらずだ。 特に年度初め、しかも新しく非常勤講師を他大学でやることになって、 そっちの準備もてんやわんや。 その上弊学でも色々変化を起こそうとしている動きの、 多分割と中心に近いところにいて、 それはそれでさまざま仕事が日々生まれては消えていく。 そんな今日この頃である。 ところで、経済学には動学的不整合性という概念がある。 とても経済学っぽく、見た目にイカつい用語であり、 いかにも学問学問している感じの漢字である。 これは200

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          ムッスメの成長の話

          平成最後の女ことムッスメであるが、令和6年を迎えてただいま5歳、4月からは保育園の年長さんになる。 まー0歳から育児ガチフルコミット勢のあたしとしては色んな思いがあるわけだが、ここ最近ムッスメの成長がなかなか著しいのでちょっと描いてみる。 これは昨日お出かけした先の公園で、地面に木の棒でお絵描きをした時の画像。 ブラキオサウルスとステゴサウルスの絵だ。我が家のムッスメも他の幼児同様恐竜が大好きで、2歳くらいの頃からずっと恐竜の絵本や図鑑やNHKの特番などに親しんでいる。

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          鍾乳洞で考え込んだ話

          生まれて初めて、鍾乳洞に入った。小さな頃から図鑑ではよく見てきたし、鍾乳洞ができる原理もなんとなく知ってる。 でも、本物の鍾乳洞に入ったことはなかった。 おおー図鑑で見た通りだ!などと、ありがちなネタバレを確認しながら奥へと進み、上へ下へと視線を走らせ、二段ベッドの上で「科学シリーズ」の写真を見ながらへぇへぇ言っていた幼き頃の自分の姿を思い出しながら興味深く楽しんでいた。 ライトアップなんかもされて、見た目に楽しめるように演出もしてある。 当然だ。ライトをつけなきゃ何

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          読書感想文10『成功する人は偶然を味方にする』

          久しぶりに読書感想文を書く。 今回は、ロバート H. フランク著『成功する人は偶然を味方にする:運の成功の経済学』。 成功する人は偶然を味方にする: 運と成功の経済学 https://amzn.asia/d/csBC3tC 著者のフランク先生はコーネル大学で教鞭を取るバリバリの経済学者だ。教科書も書いていて、名前は知ってる。 この本は、著作のタイトルが内容を十全に反映していない気がする。和訳タイトルは特に。もちろんタイトル通りに成功と運の関係について述べているけれど

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          あたしの減量記録17

          さて、減量につきもののリバウンドについて書いたのは先月のこと。しばらく生活が乱れて体重をきちんと測ることができずにいた間に体重はしっかりと元に戻っていた。 それからはや1ヶ月。体重(とお金の支出)について必ず記録を取ると決意し生活を送るあたしに何が起こったかを説明しよう。体重は劇的にかつ急速に減少している。微分係数の絶対値は非常に大きい。結果的にグラフのトレンドは見たことのない角度を示している。 端的に述べよう。あたしはリバウンドを制しつつある。以下はそのもう少し詳しいレ

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          記録魔になる、という話

          とにかく今年は記録魔になろうと決意した。 いや、別に遅ればせの新年の抱負というわけではない。 やろうと決めたことが実現できない。人類共通の悩みだ。減量しようっつって、昨年の2月から約一年経過した結果、85キロくらいから78キロくらいに減量した暁にリバウンドの憂き目にあい現在81キロ〜82キロくらいに体重を戻している。ふん。 いい大人なのに提出物の締め切りを守ることがなかなかできない。 お金をどれくらい使っているか、きちんと把握していない。 んんん、書き出せば書き出す

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          コミュ力向上のために必要なのは他者との会話の機会なのか?という話

          コミュ力(コミュニケーション能力)を高めたいです。 こういう相談はとても多い。おそらく学生がする相談の中でもトップクラスで多い類なのではなかろうか。 で、そういう学生はたいてい「なので、人と話す機会をたくさん作りたい、そういう場に積極的に出るようにしたい」と言う。 おそらく、コミュ力は話すことで高められると思っているのだろう。 もちろんそういう側面はあるだろう。話さなければコミュニケーションを成立させる場面自体を作り出せないのだから、話すという行為を実行することはそれ

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          ゼミゼミしよう、って話

          来年度のゼミ希望を募るため、来年度新規にゼミに入ることになる現2年生向けにゼミ活動報告会が実施された。 のだが、あたしは今日外で別なお仕事があったので、説明をゼミ所属の3年生に任せて、現場には不在だった。説明用の資料としてパワポは作っておいたが、説明は全部ゼミ生に任せたので、正直どんなもんだか分からなかった。 のだが、最終的に9名の2年生から入ゼミ希望があり、ゼミとして受け入れ可能な人数に限りがあるため選抜をすることとなっている。正直こんなに希望が来るとは思っていなかった

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          ゼミゼミしよう、って話

          今年も終えた、アレの話。

          このシーズンは、アレがやってくるので大学4年生はだいたい戦々恐々としている。 アレとはアレのこと、つまり、卒論である。 書く側にとっては苦痛でしかないアレだが、 面倒見る側にとってもこれはなかなかにアレな作業である。 色んな意味でアレなのだが、毎年思うことがある。 それは、「文章能力で社会的評価が決まってしまう可能性がある」ということである。 このことに関して面白い動画があった。 (クリックするといきなりホストが出てくるが、そういう動画なのでびっくりしないでほしい)

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          今年も終えた、アレの話。

          あたしの減量記録16

          かつて赤木剛憲(ゴリ:湘北高校)は「リバウンドを制する者はゲームを制す」との名言を残した。(実際はゴリのオリジナルではなく、バスケ界では古くからずっと言われていることでもある) これは減量に関しても言える。リバウンドを制することそのものが、減量の成否そのものを意味するのであって、リバウンドを制しても試合に負ける可能性をゼロにできないことを考慮するならば、冒頭の名言は減量にこそ相応しいとすら言える。 などと、くだらない前置きをした上で結論を述べると、あたしはリバウンドを制す

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          あたしの減量記録16

          鬼が笑うぞ

          もう1月も後半になりますが、新年明けましておめでとうございます。 1月も色々とアレでして、更新がスムーズに行っておりませんが頑張っております。 そしてもうすでに来年のことを気に病んでおります。はい。 何かというと・・・以下若干センシティブなので目隠しします笑

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          まちを消費するか生産するか

          地域活性化的な話を聞いていると、(主に行政に対して)何らかの要望ばかりが出てくるような場面によく出会う。例えば、〇〇を作って欲しい、とか、〇〇があればいいのに、とか。 これは結構問題だなと個人的には思っていて、こうした要望の背景にあるのは、まちの姿や行く末は自分以外の誰かが作ってくれるものであるという固定観念である。これが根強く残っていると、「まちを自分たちで作ろう」という感覚になかなかならないし、「まちは自分たちで作れる」とも考えなくなるし、「自分たちがやってることだって

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