浅沼大樹

フルタイム主夫・パートタイム大学教員的生活を送る一児の父で石巻専修大の先生📕ワンオペ上…

浅沼大樹

フルタイム主夫・パートタイム大学教員的生活を送る一児の父で石巻専修大の先生📕ワンオペ上等の育児フルコミット人生📕定期購読マガジン『脳みそダダ漏れマガジン』運営中📕育児/ダイエット/ランニング/人生/読書記事多め📕購読すると人生の色味が濃くなる知識が得られます(月額198円)

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  • 脳みそダダ漏れマガジン

    僕が大学教員として、また家庭の主夫として日々考えていることのまとめです。内容は育児とダイエットと読書感想文が多めで、分野はあまり統一されてません。あとは数学とか、経済学とか、そういう勉強関係のことなど。「読むと雑談に役立つちょっとした知識」が得られるようなものを目指してます。 学生さんや学びに興味がある方、ダイエット頑張ってる人、また子育て真っ最中の方々に読んでいただけると幸いです。 1ヶ月に最低4本を目安に更新しています。だいたい2,000字〜5,000字くらい。職業柄か、文章が長くなる傾向があります笑 更新日や更新時刻が偏りがちですが、育児フルコミットの生活リズムでやってるんで致し方ないところもありご容赦くださいませ。 自分の経験や思考が誰かの役に立つのなら、こんなに嬉しいことはありません!!

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この世には2種類の人間しかいない。 書く人間と、 書かない人間だ。 僕は、今書いていない人間、つまり書かない人間だ。過去には書く人間だった自負はあるものの、今は書いていない。書かない人間になってしまった。 でも、僕は書く人間でいたい。 だから始める。このマガジンを。少しでも書く人間に成っていくために。 書くという行為ところで、僕は大学教員だ。 大学教員という職業についているにも関わらず書いていないというのは、ほとんど職場放棄に近い。大学教員とは、書く(ことを期待されてい

    • 会津若松に行ったって話①

      8月下旬から続いた出張ラッシュの話をまたしよう。昨年度スタートした研究プロジェクトの一環で、主に行政系(市役所のまちづくり関連部門とか)にお邪魔し、担当職員の方々から色々とヒアリングさせてもらっている。 8月20日・21日に行くことになった宇都宮市の話は先日書いた。 今回は、8月26日・27日の日程で訪問した会津若松市の話である。 実はあたしたちは昨年度も会津を訪問しており、その時は市役所のまちづくり部局に話を聞かせていただいた。その際、市か国士舘大学と行なっていた(現

      • 読書感想文13

        今回はこの本。 『未明の砦』太田愛 なかなか新鮮だった。社会問題を取り上げた小説を読んだことはあるけれど、だいたいどれもジャケ買いというかなんとなくタイトルに惹かれて買ってみて、読んだら社会派 だったというのがあたしのパターン。 例えば、葉真中顕の『絶叫』とか、中山七里の『護られなかった者たちへ』などだ。 今回の『未明の砦』もそのパターン。本屋で積まれていたのでなんとなく手に取ったら、すごく社会派だった。 ただ、これまで読んだ社会派小説と違って、あたしがイメージして、学

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        • 宇都宮に行ったって話②

          さて、宇都宮に行った話の続きを書こう。 1泊2日の行程で、初日は新設されたLRT(かっちょいい路面電車:ライトラインと呼ばれている)の現状について、実際に乗ってみて確かめてみた。 2日目は宇都宮市役所を訪問。まちづくりのあれこれについて担当の職員さんと色々お話しさせていただいた。 これまでもこういった市役所訪問はいくつかさせてもらっており、自治体それぞれで結構色があってなかなか興味深い。人口規模とか歴史とか、まちそれぞれの置かれている状況次第で、取り組みの内容とか進捗な

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          宇都宮に行ったって話①

          先日宇都宮に行ってきた。 出張だ。 目的はLRT(現代的な路面電車:ライトラインと呼ばれている)の視察と宇都宮市役所でのヒアリング。総じて、宇都宮は結構本気だった。とりあえず今回はライトラインのお話を。 1泊2日の初日、ライトラインに乗ってみた。 かっこいい。あたしは鉄ちゃんではないが、これはちょっと心がくすぐられる。実際、乗客の中には結構鉄ちゃんっぽい人も多く、乗ったり撮ったりしていた。 宇都宮駅からまちの東側に向かって走るこのライトラインは、途中に高校・大学を通

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          無題!って話

          のっけから有料にする。 なぜならば

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          しまむらが燃えているって話

          しまむらが燃えている。 あたし達一家もお世話になる子供服メーカーのしまむら(バースデー)が「パパはいつも寝てる」とデザインされたTシャツを販売して、すぐ炎上して、謝罪して、販売中止にして、今なお鎮火せぬ状況だ。 まーこのデザインを世に出して無事で済むと思える販売側の感性の鈍さと言ったら、、、なんてちょっと思ったりもするけれど、どちらかというとびっくりしてるのは客側の反応の方だ。 このデザインの服が販売されているというニュース(まだ炎上する前)をみて、絶対燃えるだろうな。

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          あたしの減量記録18

          2月以来の減量記録。 ちょっと目を離したすきにリバウンドしていた油断ならないこのわがままボディ。 このままにしておくわけにはいかん!と一念発起したのが4月の末。 現在はー どうだいこの見事な右下がり。 3月後半に少し体重増のタイミングがあるが、一念発起した4月後半から5月以降は順調な体重減トレンドに入っている。 年初のピークには82.8kg(1月22日)だったのが、7月に記録したボトムは76.5kg(7月26日)。半年で6.3kgの減量ということで、ならすと1ヶ月に1

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          気楽な不自由と、不安な自由って話

          昨日の授業は前期の最終回だったので、授業の終わりに少し話をした。 不自由の気楽さと、自由の不安について。 生きているうちに、人はさまざまな選択をしなければならない。その選択を他人にしてもらうのか、それとも自分で行うのか。 啓蒙思想の力によって、あらゆる人は自由に生きられるということがわかってしまった。そして、それに普遍的な価値を置くような世の中になった。 我々は自由であるべきだし、自由であることが素晴らしい。近代国家の教育課程において、このことを教えない国はおそらくど

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          数学の、授業にてって話

          数学が苦手な人は多い。 数という漢字を見た瞬間に「あっ無理」って思ったり、 数式を見たとたんに脳にシャッターが降りてくる人もいるだろう。 あたしも別に数学科の出身って訳じゃないし、 すげー数学ができるというわけではないが、 まーいちおうそれなりに仕事でも使ったりするわけで、 一応一通りのことはできるし知識もある。というわけで、職場では数学を教える授業も担当したりしてる。 教員も10年ほどやってればいろんな学生に出会うが、 残念ながらこれまで数学好きの学生にはほとんど

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          絵面は地味だけどって話

          教育の理想に近づいているかもしれない。この写真に見える地味な絵面の中で起きている変化を感じているのは、現場にいるあたしだけだ。 あるゼミ学生が、プログラミングを教えてもらっている地元石巻のIT企業【イトナブ】のスタッフとゼミメンバーに自分が書いてきたプログラムの説明をしているところの写真である。(イトナブWebサイト→https://itnav.co.jp/) うちのゼミでイトナブ全面協力のもと、プログラミング学習を始めたのは今年で2年目だ。昨年度は有志学生のみだったが、

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          アイデンティティの崩壊?って話。

          少し先の未来のこと 今よりもナチュラルにAIが生活の中に入り込んでいて、その状況自体にはもう何の驚きもなく、人間の仕事も当たり前にAIに奪われている。というか、AIが人間と一緒に普通に仕事をするようになる頃の話。 今もAIは人間と仕事をしているけれど、システムの裏側やアシスタント的立ち位置にいて、あくまでもサポート役だ。でも、そうじゃなくて、AIがもっと露骨に、前面に出ている。 そのころの人間(そんな先の話じゃないと思う)は、人間のように振る舞う人間じゃないものと社会の

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          お手紙がめんどくさいって話

          「お手紙書くのがめんどくさいの。」 母ちゃんと交換日記を始めた5歳の娘が目に涙をためながら、悲しげに訴えてきた。 「お返事書くのがいやなの?」と聞くと、ぶんぶんと首を横に振る。「お手紙もうやめる?」「いや!」今度はとても強く否定された。どうやら交換日記自体は続けたいらしい。 「じゃあお手紙するのは嫌いじゃないんだね?」とたずねると、「うん」という。 はて。どういうことか。 「書くのはめんどくさいの?ただ読むだけがいいってこと?」と少し角度を変えて質問してみると、「う

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          読書感想文12

          4月もとうに過ぎ去って、、今日は1月1日から数えて128日目になるそうで、1年の3分の1はとっくに終わってしまっているようだ。 なんということだ。 昨年度よりも授業が1つ増えて、学内の動きの中にセットされることも増えて、上半期中に会社を作る予定もしていて、物理的にも精神的にも昨年度より余裕がない。 そのぶんムッスメが1歳を取り(言い方www)、1人でできることがかなり増えたので(夜中にちゃんとトイレに起きるようになったし)そっちへ振り向けていたエネルギーをこっちに付け替

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          変な人ばかり

          久しぶりに親戚と飲んで、やっぱりうちの家族は(親族は)普通じゃないなと思った。 うん、自分が変なのは十分自覚しているとして、やっぱり親戚も変なのだと改めて知った。自分で会社を始めた人もいるし、勤めていた会社から引き継いでシャッチョになった人も入れば、けっこう良い感じの大企業に入りつつも色々と暗躍している話も聞く。 んーよくわからなさすぎてアレである。 自分が変なのはだいぶ前からわかっていたけれど、自分の周りもこんだけ変なのだと実感したのは割と初めてかもしれない。 この

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          読書感想文11

          人間は賢い。 火を上手に使い、石器や土器を発明して環境に働きかけることができた。文明を作り出し、社会を築いて、成層圏を飛び越えて宇宙空間にまで生息域を拡大している。これは間違いなく生物種としては大繁栄である。 同時に人類は愚かだ。 戦争で互いを殺し合うし、刹那的な享楽のために自らが生きる環境を壊滅的で不可逆的に破壊したりする。 あたしの日常生活なんて愚かなことばかりだ。小さな頃から忘れ物癖はひどいし、だめだとわかっていても先送りしてしまうし、毎月ちゃんと定期的に(週1

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