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「言いたいことが言えない」の克服
会社の会議で、議論が白熱する。声の大きい奴がためらいもなく自分の意見を堂々と述べる。別の声の大きい奴も自分の意見を発する。意見の出し合いで議論は盛り上がる。自分もふっと良い意見が浮かぶ。「よし、言ってみよう! 皆の反応が楽しみだ!」 だが、発言のタイミングがつかめない。そうこうするうちに議論はさらに進む。「さっきは良い意見と思ったけど、大丈夫か?」 時間とともに自信がしぼんでいく。「皆から失笑され
もっとみるヘンリー・ソロー ウォールデン 森の生活
マサチューセッツ州ボストン郊外の僕の住む町のすぐ隣には、コンコルドというとても素敵な町がある。アメリカ独立戦争の重要な戦いの場所になったことでも有名で、観光地にもなっているかわいらしい町だ。オルコットの『若草物語』(Little Women)も、コンコルドを舞台に書かれている。
2年以上住んでいたのに、ずっと行きたいと思っていたのに、これまで行けていなかった場所があった。自宅から車で10分足らず
会社員だからこそ実現できた大切なたくさんのこと 会社は自己実現のプラットフォーム
もう30年以上、会社員として生きてきた。会社に属さず、個人の力でやろうとしたら、到底できなかったであろう多くのことがある。会社に守られ、会社の力を借り、会社に乗っかったおかげで、それらを達成することができた。
会社員だったから達成できたこと博士号
大学では6年制の獣医学科を卒業して最初の会社に入った。製薬会社で新薬の副作用を研究するトキシコロジストとなった。1浪したので、社会に出た時、すでに2
アメリカ転職 スタートダッシュ戦略 ズルいが一目置かれるインプット
僕はアメリカの製薬会社で働く日本人研究者。アメリカに渡って20年目となる今年2023年に5度目の転職をした。12月に新たな会社での仕事をスタートさせたばかり。新たな会社では情報の洪水が押し寄せる。新たな上司、同僚、組織、仕事のプロセス、プロジェクト。。。インプットの量は膨大だ。新入社員のための一般研修、社内ウェブサイト、仕事の関連資料など指示されたインプットを、真面目に全てこなそうとしたら、とんで
もっとみるアメリカ転職 スタートダッシュ戦略 大企業と小さなスタートアップ会社の違い
僕はアメリカの製薬会社で働く日本人研究者。アメリカで働いて20年目となる今年(2023年)、5度目の転職をし、12月初めに新たな職場でのスタートを切った。従業員100名足らずのスタートアップ会社から3000名以上いる大企業への復帰の転職。転職先での最初の2週間を終えて、小さなスタートアップ会社と大企業での両極端なスタートを経験した。その比較をまとめてみた。
時間軸新たな職場でスタートする際の慌た