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記事一覧
短編小説:「あの夏の正義」
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
またまたお久しぶりです。
今回は終戦記念日というお題を頂き、大変恐縮ながら書かせて頂きました。
皆様に何か届くことを信じて。
内容は重いですが、楽しんで頂けると幸いです。
【あの夏の正義】
作:カナモノユウキ
お盆になると必ず精霊馬(しょうりょううま)を作る。
そうして先祖を迎え入れ、個人を偲ぶ。日本人の素敵な伝統だと私は思っている
ショートショート:「臆病ざきことがさつなしみちゃん」
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
今回は以前朗読劇の為に書き下ろした作品になります。「ある意味とてもピュアな恋愛」って感じに書いてみました。
楽しんで頂けると幸いです。
【臆病ざきことがさつなしみちゃん】
作:カナモノユウキ
「ゴリラってさ、ストレスに弱いんだって。」
「急にどうしたの、自分の生態に興味でも湧いたの?」
「誰がゴリラよ!やめてよデリカシーのない。」
短編小説:「山茶花が向かう先は白い椿」
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
大分お久し振りです。
お久しぶりなので、久々にいい話でも!…と思ったのですが。
中々に暗く陰鬱な話が出来上がりました。
自分なりのサイバーパンクを書いてみたら、予想以上に重く、出すの迷うぐらいでした。
内容は重いですが、楽しんで頂けると幸いです。
【山茶花が向かう先は白い椿】
作:カナモノユウキ
《続いてのニュースです。現在我が国全
短編小説:「崎野カルタは二人いる」
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
お久し振りです。
自分は元気だったりします。
久々の作品なのですが、こちらのシナリオは最近声劇用に書き上げた作品になります。『怪奇モノ』が書きたくなり、自分の大好きな音声配信者さんと世話になっている先輩兼姐さんが演じてくれてると言うこともあり気合入れて書いた結果……そこそこ長いお話に。
狙いとしては、〝平成初期の不思議な話〟です。
楽しん
短編小説:「ある収集家達の夜」後編
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
今回で最後の〝収集家〟です。
基本は子供の頃に観た短編映画を元に書いたのですが、これを書きたくなったそもそもの要因が「この短編映画のオチが凄く好き!」というところにあります。僕は基本、結構捻くれた性格なのですが。
その性格に間違いなく起因した物語の一つでもあります。
とりあえず、ちょっとでも楽しんでくれると幸いです。
【ある収集家達の夜】後
短編小説:「ある収集家達の夜」中編
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
今回も前回の作品の続きです。
割と長くなってしまい、「前・中・後」の三部に分けました。
あと前回のあとがきで「タイトルも内容も朧気で。」と言っていましたが訂正します、「タイトルなんてもう全く覚えてません。」
話の大まかな流れとかは大体表現できたはずです。
ちょっとでも楽しんでくれると幸いです。
【ある収集家達の夜】中編
作:カナモノユウキ
短編小説:「ある収集家達の夜」前編
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
今回は〝昔観た短編映画〟をそのまま物語にしてみました。
というのも、大人になってからいくら探してもこの短編映画を見つけ出せずにいまして。
僕自身この映画を〝一度しか観たことが無い〟という感じで、鮮明にどういうシーンがあったかは年々うろ覚えになってきています。
「なら覚えているうちに、話として書き起こしておこう!」となぜか思い立ち、今回書き上げ
短編小説:「大雨だから外に出る。」
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
今回は〝雨〟からインスピレーションを受けたんですが、僕の個人的な雨の日大好きという感情がやや多めに出ている気がします。
そんな所も含めて、楽しんで頂けると幸いです。
【大雨だから外に出る。】
作:カナモノユウキ
僕はこの日を待っていた。
休日の夕方、天気は風がやや強い大雨。
一人暮らしのアパートには外の雨音が入り込み、僕は出かける準備を
短編小説:「振り出しのプール」
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
今回は〝夏〟っぽい話を書きたくて、思い描くのがプールだったんですが。
深夜のプールって、怖いもあり不思議もあり、色々神秘的に感じるのは僕だけですかね。
そんなことはさておき、楽しんで頂けると幸いです。
【振り出しのプール】
作:カナモノユウキ
夏の夜。学校のプールは、謎の背徳感がある。
学校に忍び込んで、ゴールで得るこの感情はひとしおで
短編小説:「勇者に成る夜に」
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
今回は〝勇者〟と〝恋愛もの〟とリクエストを頂き書きましたが。
また捻り過ぎたせいか、妙な感じです。
楽しんで頂けると幸いです。
【勇者に成る夜に】
作:カナモノユウキ
私は一つ嘘をついている。
それを明かすなら、今夜しか無い。
明日は旅立ちの日、そして魔王討伐に向かう勇者が決まる日でもある。
私は……きっと選ばれない、だからこそ…この噓
短編小説:「シネマ天満月」
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
今回は〝映画館〟を題材に書いてみたくなり作ってみたんですが。
あれやこれやはあとがきに書きます。
楽しんで頂けると幸いです。
【シネマ天満月】
作:カナモノユウキ
誇り臭い椅子、一階と二階に別けられた客席。
なだらかな下りの階段を降りると、少し広めの舞台とスクリーン。
遮光カーテンで日光が遮られているそこが、僕は子供のころから大好きだっ
短編小説:「ドラゴンが飛ぶ」
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
今回は〝ドラゴン〟とか書いてみたくなって。
…モンハンの影響ですかね。
楽しんで頂けると幸いです。
【ドラゴンが飛ぶ】
作:カナモノユウキ
家出した猫を探して裏山に入ったら、猫ではなくドラゴンを見つけた。
割と冗談みたいな話だけど、嘘を吐くつもりは無い。
場所は都市開発の一環で、削られた山の一部に建てられたベッドタウン。
隣接する山の自
短編小説:「深海の夜」
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
今回は何か〝不倫〟とかを題材に書きたくなって。
自分でもよく分からないまま書き進めたお話です。
楽しんで頂けると幸いです。
【深海の夜】
作:カナモノユウキ
都心から離れた海沿いのラブホテル。
そこにある、深海のように深い青の演出が人気の部屋。
枕元の操作パネルで室内を真っ青にしたり、天井に星空も浮かべられる。
「すげー、10年前と変わ
短編小説:「夏の桜が散るまでに。」
【前書き】
皆様、お疲れ様です。
カナモノさんです。
今回は〝性別が入れ替わってしまった女性〟の話を書いてみました。
ちょっと爽やかな終わり方をしたと思います。
楽しんで頂けると幸いです。
【夏の桜が散るまでに。】
作:カナモノユウキ
「夏なのに、桜が咲いてる……今日の気温30度超えてるのに。」
いつもは緑の生茂る7月の桜並木、そこにちゃんと桜が咲いていて。
それをテレビ局がこぞって取材に