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「君たちはどう生きるか」の感想
「君たちはどう生きるか」を観てきた。スタジオジブリの最新作。宮崎駿が引退を撤回して作り上げた作品。公開からめちゃくちゃ時間が経ってしまい、ずっと観に行こうかどうしようか悩んでいたが、まだギリギリ映画を上映していたので観に行った。以下ネタバレあり。
☆☆☆
まるで夢のようだった。まあ夢というのは文字通り寝ているときに見る夢のほうなのだが。塔の中に入り込んでからはまさに夢で見ているような世界だった
2023年買ってよかったもの
2023年もたくさんお買い物をしました。せっかくなので買ってよかったものをまとめておきたい。
・クリスマスツリー嫁と完全に意見が一致した、我が家の買ってよかったもの1位はこのクリスマスツリー。もともと数年前から「大きいクリスマスツリーが欲しい」と言っていた嫁だったが、今年ついに購入を決意した。せっかくだからと180cmのサイズにしたのだが、これが大正解。クリスマスを迎えるにあたって部屋の雰囲気を
「グランド・ブダペスト・ホテル」の感想
「ダージリン急行」のウェス・アンダーソン監督の作品。「ダージリン急行」が好きで気になっていたところ、アマゾンプライムで配信されていたので観ることができた。以下ネタバレっちゃネタバレあり。
☆☆☆
その日は特にやることもなかったので、嫁と一緒になにか映画を観ようということになった。そういえばこの「グランド・ブタペスト・ホテル」が無料配信になっていたことを思い出し、なんとなしに再生ボタンを開始した
「花束みたいな恋をした」の感想
「カルテット」や「大豆田とわ子と三人の元夫」の坂元裕二が脚本した映画。上記のドラマが大好きだったので、ずっと気になっていた映画をついに観ることができた。以下ネタバレあり。
☆☆☆
たまたま出会った二人が「押井守を知っていた」ことをきっかけに仲を深める。二人は小説の趣味も合うし、映画の半券を栞にするし、天竺鼠のライブにも行こうとしていた。女の子は「今度ミイラ展に行きたい」し、男の子は「最近ガスタ
細麺か太麺かに確固たるこだわりなんか無いんだよ
ラーメンを食べに行った。ぼくの奥さんは現在絶賛歯列矯正の真っ最中であり、奥さんと一緒にいるときはラーメンを食べに行けないということで、一人になった日はここぞとばかりにラーメンが食べたくなる。
ぼくには、味は大変気に入っているのだが、味以外があんまり気に入っていないラーメン屋がある。まず駐車場が狭い。店の前にギリギリ1台停められるかどうかであり、さらには舗装がガタガタである。そしてあんまり人がいな
「葬送のフリーレン」の主人公は誰か
ティティ
「葬送のフリーレン」読みました?
会田
読んだよ。11巻までね(11月10日時点の最新刊)
ティティ
なんか変な話ですよね。
会田
そうね。空気感は「キノの旅」を思い出すね。
ティティ
ああ、色々な国に行く感じですよね。確かに。
会田
ただ、「フリーレン」が面白いのは「目的」があることと、そしてなにより「勇者ヒンメルたちとの一回目の冒険」という「過去」があることだよ
「六人の嘘つきな大学生」の感想
本屋大賞にノミネートされたことで話題になっていたこの作品。テレビであらすじが紹介されたときから気になっていて、あまり単行本の小説は買ったことがないのだけど、我慢できずに購入。読み始めたら序盤からトップスピードで面白く、一晩で最後のページまで読み切ってしまった。感想を書きます。ネタバレ注意。
「六人の嘘つきな大学生」は、就職活動の中で、ある企業の最終面接に残った六人の学生の話である。「6人の中から
イニシャルトークにおける"あ行"の守備力の低さについて
今日、テレビを観ていたら「このコメントをしている"I"さんは誰でしょう」というクイズが出題されていた。ぼくもなんとなしに「だれだろう? い…い…」と考えてみたのだが、ここでとんでもないことに気づいてしまった。「"あ行"の人ってイニシャルトーク不利じゃない?」ということだ。
例えば「Mさん」であれば「まみむめも」の中のどれかということで、ある程度選択肢をぼやかすことができるが、今回のように「Iさん