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#マーケティング
「行動を変えるデザイン」が教えてくれたこと
O'Reillyから発売された「行動を変えるデザイン」を読んでみました。
一番感じたのは「行動を変えられる魔法はまだ存在していないが、行動を限りなく誘うことはできる」ということです。
この本は心がどのようにモノゴトを決めているのか、それを理解した上で現実のプロダクトにどう落とし込んでいくのか、詳細に手順と気をつけるべきポイントが書かれています。
いろいろな関連本を読んできましたが、ここまで著
ほとんどの人が勘違いしているグロースハックにおける最適なフレームワーク
グロースハックにおいて、最も有名なモデルはおそらく 「AARRR(アー)」モデルでしょう。
サービス全体をユーザーの行動に合わせた5段階のステージに分け、各段階の離脱率をファネル(ろうと)の形で整理したものです。
「AARRR」 は 、 ①ユーザーを獲得 (Acquisition、アクイジション)し、②そのユーザーにサービスの価値を感じさせ(Activation、アク
多くのマーケターが誤解しがちな主要施策の「できること」と「できないこと」のまとめ
(2023年12月11日 追記)
この記事が読まれすぎてついに本になりました! 2024年1月17日出版です。
(追記ここまで)
マーケティングの現場にてたびたび発生する「期待していたほど効果でないじゃん!」という不幸は、いったい何が原因で起こってしまうのでしょう。
その不幸の大半は、「診断と処方の間違い」によるものです。
図にするとこうなります。
マーケティングは医療と同じです。病気(
P&Gで学んだ「提案がスラスラ通る」社内コミュニケーション術
「社内の人すら説得できないマーケターが、社外のお客さまを説得できるわけないじゃん」。
私がP&Gにいたころ、上司から言われた言葉です。
新卒1年目だった私は、いろんな先輩とケンカしていました。だけどその言葉を言われたとき「たしかにそうだな」と思って。
それ以来「自分の言いたいことが、どうすれば相手に伝わるか」の工夫を重ねました。その結果、4年目にはブランドマネージャーとして、ひとつのブランド
サービスグロースに必要な「顧客体験サイクル」という視点
こんにちは!Reproでカスタマーサクセスを担当している岩田です。
このnoteは「モバイルアプリマーケティングアドベントカレンダー2020」の7日目の投稿です。面白かったら是非ハッシュタグ「#アプリマーケアドベント 」を付けてシェアをお願いします!
このnoteでは「顧客体験サイクル」という"回転的な視点"からサービスグロースを考えることの有用性をまとめています。
あくまでB2Cのアプリグ
クローズ・凋落した モバイルアプリ 10事例に学ぶ サービス成長の必要条件
■ はじめに
こんにちは!Reproの稲田宙人(@HirotoInada)です!
今回は、クローズ・凋落したモバイルアプリ・モバイルサービスの10の事例を取り上げ、サービスを成長させる上で避けるべきポイント・成功の必要条件を分析・考察していきます。
このnoteは「モバイルアプリマーケティングアドベントカレンダー2021」の1日目の投稿です
面白かったら是非ハッシュタグ「#アプリマーケアドベ
ほとんどのマーケティング担当者が誤解しているソーシャルメディアの「真の力」
SNSもソーシャルメディアも、プロモーションやPRに活用することがアタリマエの時代になりました。
一方で、多くの企業は、まだまだ狭義(狭い世界での)の活用しかできていないようにも思います。
本記事では、いま起こっているソーシャル化の本質(あらゆるモノやコトに「人と人のコミュニケーション」が介在することによって価値の本質が変わること)を理解し、狭義のSNSマーケティング、ソーシャルメディアマーケ
これからは「一番最初に思い出してもらえる第一想起ブランド」しか生き残れない
(2024年1月4日 追記)
この記事が含まれる内容が本になりました! 2024年1月17日出版です。
(追記ここまで)
世界に冠たるマーケティングカンパニー、P&Gがとても重視している指標があります。
それが、Evoked Set(想起集合)です。
Evoked Setとは、何かをしよう(買おう)としたときに、頭に浮かぶ好意的な選択肢の集合体のこと。
あらゆるモノやコトで(どれを買って
【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書
2020年5月末でP&Gのブランドマネージャーを退職しました。僕はこのNOTEで、P&Gで非言語的に受け継がれているマーケティングの思考法を、分かりやすい教科書のようにまとめようと思います。本気で読めば1時間かからず読めると思います。が、ちゃんと理解すれば知識レベルとしては本何冊分にもなることをお約束します。さらには、そのマーケティング思考の先に、僕がどんなマーケティングの進化を考えていて、そのた
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