こびー

人の行動をデザインしようと悪戦苦闘しています。日々の学びや人間の理解を深めるコンテンツを発信中。たまに個人でサービス作っています。平日も週末もサーファーです。 https://www.linkedin.com/in/ryo-coby-kobiyama/

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    • #デザイン 記事まとめ

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      デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。

    • 組織を変える行動変容のデザイン

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      サービスデザインネットワーク 日本支部のタスクフォース「行動変容と組織のデザイン」が運営するマガジンです。 サービスデザインと行動変容デザインの交差点でなにができるのかを模索しています。 いまは組織行動のデザインに取り組んでいます。

    • IDEO Uでの学びシリーズ

      【こんな人にオススメ】 ・UI/UXデザイナー、マーケッター、リサーチャー ・デザイン思考の「一歩前」を学びたい方 ・新規事業に関わる方 ・上司にそれいいね!と言われる企画を考えなければいけない方など。 世界的デザインコンサルティング会社IDEOが展開するオンライン学習プラットフォーム「IDEO U」で学んだことをまとめています。

    • 明日から使える「人」と「心」の動かし方

      行動経済学や認知心理学を通して人とその心はどう動くのか?探求していくマガジンです。ほぼ毎日140字でエッセンスを載せています。

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    行動科学とデザイン、学び続けて2年半経ちました。

    行動科学や行動経済学×デザインを学びはじめて約2年半ぐらい。 読んだ関連記事は150以上。見つけた事例は60、フレームワークは10個ほど、関連本は25冊以上読んでみました。 今まで学んだことをポイントに絞ってここに書きます。スライドでサクッと見たい方はこちら。 //////// まずはじめに人の習性や思考のクセをスキとキライで分類してみました。(学術的な分類や表現については正確ではありません…。普通に生活していてスキ・キライの感覚に「納得できるか」を基準にまとまってい

      • 戦略デザインのお作法、学んできました。②

        前回は2つの柱の概略を見たので、今回は詳しい中身を見ていきます。 問題の発見 戦略プロセスの初期段階において最も重要なことは、「とにかく始める」こと。 細かく問題を定義するために時間を使うのではなく、将来の可能性を想像し、早くテストしてみることに時間を使います。 そして多くの問題は、いくつかのカテゴリーに分類されます。 主にはこの3つ。 顧客 例:既存顧客の成長が鈍化している、新規顧客にアピールできていない、以前は大切なパートナーであった小売店や卸売業者が、実は利益

        • 戦略デザインお作法、学んできました。①

          昨年IDEO UのDesigning Strategyオンラインコースを取ったので、その学びをまとめます。 Designing Strategyには大きく2つの柱があります。この2つの柱が螺旋状に組み合わさり、戦略を作っていくことになります。 実際のコースでは、事例2つを使って参加者それぞれがワークシートを埋める形で企業の戦略を作りました。(僕はオーガニックジュース企業を選びました) そもそも「戦略」とは?このコースで定義されていた「戦略」とは、 と定義されています。

          • わたしが妻に惚れた理由

            妻が僕に惚れた理由を書いたので僕も書く。 僕と妻が結婚したのは約4年半前。交際&同棲していた期間が3年ぐらいあるのでもう7年ぐらいになる。 (↑いいね&フォローしてね) 実はロマンチックじゃない馴れ初め妻は高校の同級生なので、毎回馴れ初めを聞かれると「え〜ロマンチック」とか「運命ですね」「ドラマみたい」など言われる。 が、高校時代は存在自体知らなかった。僕1組、妻8組で教室が物理的に離れていたし、文理も違う、部活も屋外と屋内なのですれ違うことすらほぼなかったのでは?

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            「絵が描けないデザイナー」がグローバル企業で「サービスデザイナー」になるまでの話

            約5年ぐらいかかりましたが、なんとかデザイン業界で暮らせています。 デザインの「デ」の字も知らないニート寸前の状態から紆余曲折を経て、従業員が60万人以上いる巨大コングロマリットグローバル企業でサービスデザイナーになるまでの話です。 前段の話を飛ばして、いいところだけ知りたい人は「デザインの奥深さとキャリア」からどうぞ。 結論、絵が掛けなくてもデザイナーになれますが、 キャリア戦略性(ちょっとだけでOK) デザインの知識を学ぶ姿勢 業界内の意味のある繋がり が僕

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            デザイナーがコロナに対してできることってなんだろ?

                  手を洗って、うがいして、マスクしろ。

            【体験談】やる気に頼らないで軽やかに人生を進める方法

            やる気って当てになりません。風船みたいに膨らんではしぼみ、を繰り返します。気まぐれな彼らよりも役に立つ方法ってあるのでしょうか? 「行動デザインコーチング」を受けてみました年末にかけて「行動デザインコーチング」をお試しで受ける機会があったので1ヶ月ほど受けてみました。スタンフォード大学教授のBJ Fogg氏が開発した行動変容モデルをベースに「行動の理論」も「実践」も同時に学びます。 自分がデザインした行動を実行してみて、フィードバックをもらいながら進む中で学んだことを紹介

            完:【UXの失敗記録】なぜ、ばあちゃんはiPadを使わないのか?

            ばあちゃんにiPadを与えて1年。ばあちゃんの人生に小さな変化が起こり、ちょっとハッピーになった最終話。 この連絡を最後に1ヶ月ぐらい電話もLINEもなかった。 久しぶりに帰省したので、iPadを使っているか聞いてみたところ 結局、画像の送り方やYoutubeは忘れていて、進歩なし。同じタイミングで帰省した妹たちにいろいろ教えてもらっていた。 「タップ」を「カップ」と言い間違えたり、30秒前の同じ作業を忘れてしまったり、カメラレンズを指でずっと隠してしまったり。終始、

            続2:【UXの失敗記録】なぜ、ばあちゃんはiPadを使わないのか?

            ばあちゃんにiPadを与えて半年ほど。少しは使えるようになってきたばあちゃんとiPadの奮闘記。成功も失敗も詰まっているよ。 テキストの概念の獲得ばあちゃんはテキストを打つことを覚え始めている。ただし削除の概念がまだないため、削除のボタンを教えたが忘れていた。 誤字や脱字あるものの、まあ意味が通じるので普通にLINEできる。シンプルに成長を感じて嬉しい。 自分の娘や妹たちとも履歴を見るとLINEしている。通知に気付かないことが多く既読になるまで時間がかかる。この理由は後

            どんなリサーチでも気をつけておきたい認知バイアスの話

            どんなリサーチも定量であろうと定性であろうと、最終的にまとめる時にはチームメンバー個人の経験から来る「解釈」が存在しています。ですがこの解釈の多くは認知バイアスがついています。これが厄介なのよ。 特に気をつけたいのは「根本的な帰属の誤り」です。平たく言えば、人は個人の行動を評価する時、状況や文脈を軽視して人の性格や資質を重視して判断する傾向があります。 「いやいや、そんなことはない。自分は人を公平に判断しているよ」と思う方に向けて実感してもらうために有名な小話を日本風にし

            行動を誘うデザインパターン集を考察してみた

            行動を誘うデザイン集の事例を分析してみて分かったこと、活かせそうなヒントをまとめました。 ★時間のない人向けサマリー★ ・狙っている行動にはどんな閾値(例えば汚れ、空腹感、体重)があり、どうしたらその値が蓄積されるのかを考える ・HMWクエスチョン(どうしたら〜できるだろうか?)を分解することでアイディアを出す ・目的の二重性を確かめる方法「□□している時、〇〇のニーズを満たしている」に当てはめてみる ・ユーザーが新しい環境に慣れていない時はインセンティブよりも不安を取り除

            続:【UXの失敗記録】なぜ、ばあちゃんはiPadを使わないのか?

            ばあちゃんとiPadの奮闘記はまだまだ続く。前回である程度iPadの使い方を理解するも、基本的に忘れてしまうため一進一退の攻防になる。 こちらの予想は常に超えてくる。 ばあちゃんは、今まで生きてきた物理世界でのメンタルモデルをiPadに適応させている。 たとえばカメラのシャッターボタンを強く押してしまうため、連射機能が発動する。するとカメラロールが同じ写真で埋まってしまう。スクロールの概念がないため、前に撮った写真を見つけることもできない。 これによって写真が撮れてい

            簡単さで行動を促す5つのポイント ・時間をかけない ・お金をかけない ・身体的努力をかけない ・精神的努力をかけない ・習慣化されていることにくっつける

            行動デザインの主なフレームワークを分類してみた

            行動経済学や行動科学、社会心理学をデザインに応用するためのフレームワークが無数にありますが、大きく3つに分類できます。 ① 問題発見から解決までのプロセスを支えるフレームワーク ② 行動を要素分解するためのフレームワーク ③ アイディア出しに使えるフレームワーク 実際のプロジェクトにおいては ①問題発見から解決までのプロセスを支えるフレームワークで全体の流れを理解し、② 行動を要素分解するためのフレームワークで問題点やフリクションを見つけ、③ アイディア出しに使えるフレ

            [読書メモ#3]Ripple by Jez Groom 大きいアイディアより小さいアイディアを称賛しよう。小さいアイディアは通常実行しやすくて結果が早く出る。

            [読書メモ#2]Ripple by Jez Groom 行動は文脈と密接に結びついているので、現場の文脈から洞察を引き出すことが大切。ベストな方法はその現場に実際に行くこと、そして感じること。