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わたしが妻に惚れた理由

妻が僕に惚れた理由を書いたので僕も書く。
僕と妻が結婚したのは約4年半前。交際&同棲していた期間が3年ぐらいあるのでもう7年ぐらいになる。

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実はロマンチックじゃない馴れ初め

妻は高校の同級生なので、毎回馴れ初めを聞かれると「え〜ロマンチック」とか「運命ですね」「ドラマみたい」など言われる。

が、高校時代は存在自体知らなかった。僕1組、妻8組で教室が物理的に離れていたし、文理も違う、部活も屋外と屋内なのですれ違うことすらほぼなかったのでは?と思うくらい。なのでインカレで会ったときは「あ、そうなんだ」ぐらいの印象だった。そのインカレに美人さんがたくさんいたから、むしろそっちに目が行っていたと思う。その時おれ彼女いたけどな。

意識高い系大学生だったのでバッチリ受け継いで、社会人になった。そしてある日、妻から連絡が来た。「ライブに行きたいから、泊まらせて」

もはや顔すらうっすら覚えているレベルだったけど、同じ高校ということもあって、まあなんか飯ぐらいは行ってみるかと思い、「シェアハウスのリビング泊まれるよ!ついでにご飯行こ!」と誘った。

当時は蔵前に住んでいた。下町感溢れるところで、キナタシュランの店に行くことに。(この前行ったらなくなっていた、、、)これがたぶん初デート。レバーが美味しい店で、妻はレバーが嫌いだった。が、頑張って食べていた笑。

1人よりも2人

その後、妻はなにかにつけてちょこちょこ蔵前のシェアハウスに来て泊まっていった。LINEも徐々にするようになって、なんだかんだ毎日していた。これ楽しいよね、付き合う前のやつね。

いつの間にかお互いの家を行き来するようになっていた。
この時点で妻に対しての印象は「見た目小動物系だけど意外と芯があるな〜」と「まっすぐさ」&「粘り強さ」。教師だったので(つまりブラック)大変なことが多かったけど、耐え抜いていて結構すげーなと思っていた。

ただ、僕はしっかりキャリアも積みたかったので、結婚は35歳ぐらいでちょっと若い20代後半ぐらいの人と結婚できたらいいな計画だった。30歳ぐらいまではめちゃ遊ぶor仕事するつもりでいた。一匹狼気質なところもあるので、一人でいるほうが好きだと思っていた。

2年ほど付き合って、二人で仕事を辞め数ヶ月間海外旅行した。もし結婚するとしたら、楽しいこともあるが、大変なこともある。それまでは遠距離だったので、一緒にいれるのは週末などで「楽しい」だけで終わる。海外というストレスが掛かる環境で二人でやっていけるのか試したかった気持ちもあった。

結果、ちょいケンカもしたけど全然一人でいるより楽しかった。これが自分でもびっくりすることだった。

帰国して東京で同棲することになった。古いアパートで狭かった。駅からもちょっと歩く。家賃が安かった分、二人で色んな所にでかけて、たくさん話して、くだらないことで笑い、時々ケンカして妻が泣き、僕が謝る。

それでも一人よりも二人の方が楽しいと確信した。普段はダラダラしてたり、気分の落ち込みも激しいけども、やるときは狂気レベルでやる。そういうところは尊敬ポイント。

普段は僕が主に物事を決めることが多い。しかし、妻のやる気スイッチが入ると率先してというか新幹線みたいな速さで物事を進めていく。腹をくくると早いタイプ。

あと料理の腕がメキメキ上達して普通に胃袋掴まれた。ほぼ毎日今も作ってくれている。文句も時々言いながら作ってくれる。ありがとう。おかげで僕の自炊スキルは相対的に底に落ちた。

家庭の太陽と禅問答

結婚の挨拶に行った時に妻の両親に約束したことがある。

  • お金では困らせないこと

  • 両家の家族を大切にすること

  • 妻が自分らしくいれること

家庭の雰囲気は妻が決めているとよく言われるが、その通りだと思う。妻が笑っていたり、上機嫌でいるのを見ているだけで幸せを感じる。人生で一番良かったことは仕事で成功したとか、有名になったとか、どこかに旅行したとか、じゃなく妻と結婚したことだ。その次に娘の誕生。

たまに妻がふざけて、「なんで結婚したの?」と聞いてくることがある。
正直、理由は今でもわからない。2人でいたほうが楽しかったからとか、芯があって好きとか、よく笑うからとか考えられるがあまりピンと来ない。

毎回僕は

「これといった理由はないよ、でも理由がないから、好きであることはなくならない」

という禅問答みたいな回答をしている。

子育てが大変な今。諸先輩方に聞くと子育てはあっという間らしい。

子育てが終わっても結婚生活は続く。年を取ってもお互い尊敬し、どこか若かったときの二人の様に過ごしていきたい。

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