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何度も読みたいnoteたち

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また読みたいnoteまとめ
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2019年8月の記事一覧

勝ち負けの涙は、いつも地面に染み込んで。

勝ち負けの涙は、いつも地面に染み込んで。

バットが空を切り、思わず空を見上げる。

一瞬の空白があって、『ああ、負けたのだ』という実感がじわりじわりと体に染み込んでくる。

その実感に呼応するかのように、ぽたりぽたりと涙が床に落ちる。

負けた。負けたんだ、もう二度とこのチームの試合は見られないんだ。

はじめて野球を見て泣いたあの日から、私の夏にはいつも野球がある。

***

毎年地面に涙を染み込ませる彼らを見守りながら、私もいつのま

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しんどいから、ごはんが美味しくなるんです。

しんどいから、ごはんが美味しくなるんです。

わたしは声優を目指して日々稽古に励んでいるけれど、時折ふと思うことがある。

それは、「楽しいんだかしんどいんだかわからない」ということ。

先日、二泊三日の合宿をしてきたのだが、普通にしんどかった。

バスで7時間かけて辺境地に赴き、見ず知らずの40人超の人たちとひとつ屋根の下で共同生活を送りつつ、肉体を酷使するワークをやり、ダメ出しをされて落ち込み、筋肉痛とアザでボロボロになった身体を布団にう

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「誰になんて言われるとうれしいですか?」承認欲求を素直に正しくつかう方法

「誰になんて言われるとうれしいですか?」承認欲求を素直に正しくつかう方法

「人からなんて言われる(褒められる)とうれしいですか?」と何人かの友人に質問をしたら、あまりにそれぞれで、その人らしくて、とてもおもしろかった。

ある人は「かっこいい」と言われるのがいちばんうれしいと言い、ある人は「努力してるね」、ある人は「楽しそうだね」、ある人は「かわいいね」、ある人は「頭がいいね」などそれぞれの答えがあった。

誰に褒められるかにもよるし、恋愛面で言われるのと仕事面で言われ

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会いたいから行く、ということ

会いたいから行く、ということ

この前のお盆に、学生の頃に一緒に京都の限界集落に通ってた友達たちと会っていた。

ほぼ毎月一緒に通ってた、だいちゃんは1年ぶり。
高校の同級生でもあり、私が京都の集落まで通うきっかけとなったイナバは5年ぶり。
ほんとにひさしぶりの再会だった。



その土地に行く理由

みんな、いまでは集落に行っていない。
全員東京や岩手にいて、物理的に距離があるというのもそうだけど、いまとなっ

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「価値観がちがう」の失敗は、大事なものを見つけるチャンスだという話

「価値観がちがう」の失敗は、大事なものを見つけるチャンスだという話

仕事を辞めるときも、恋人と別れるときにもよく「価値観がちがう」という理由があげられるけど「なんの価値?」と聞くと、答えられないことが多い。

「選ぶものがちがうから不快」という不満のなかには、自分が譲れない大事なものがあるから、解像度を上げてちゃんと知ったほうが後々のためにいいのにな、と思う。

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たとえば仕事で、「成長を求められるのがいやだ」と不満を感じて、自分は毎日毎

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新しい取り組みに批判的・非協力的な人たちへ

新しい取り組みに批判的・非協力的な人たちへ

当たり前だけど、何かに取り組む時の姿勢や気持ちの持ち方によって、その取り組みから得られるものは全然違いますよね。

単純な話、何かのビジネス書を読むにせよ、人に言われたから嫌々、とりあえず読んどきゃいいんだろと本に向き合う人と、勧められたから読むのだとしても、どうせ読むんだし、ここから何か得られるかも、何か得てやろうという心意気で向き合う人であれば、これは確実に後者の方が何かしら得るものは大きいは

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ぼくが経営者として大切にしていること

ぼくが経営者として大切にしていること

 今日はぼくがどのようなことを考えて仕事をしているのかをお伝えしたいと思います。経営者として、どのようなことを考えながらマネジメントしているのかーー。

 昨日のnoteを読んでもおわかりのように、ぼくは基本的に「楽をしたい」性格です。よって、楽をして結果を出したいと考えているビジネスパーソンや経営者のお役にも立てるのではないかと思っています。

まず、とにかく「信じる」 ぼくの仕事はユーチューバ

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素晴らしい死に様をみせてもらった

素晴らしい死に様をみせてもらった

盆ボヤージュ!(お盆の挨拶)

お盆っていうのは、死者が帰ってくるシステムらしいね。
「天気の子」という映画を見て最近知った。
今年のGWに、父が亡くなったから、「初盆」ということで、通常よりも念入りにやるものらしい。
知らなかったし、バイト当直中なので実家には帰れないんだけども、父が亡くなった5月に書きかけたnoteを放置していたから、これを機に整理してみようかとおもう。

・・・

GW中に、

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教養として知っておきたい「編集」の基本①:そもそも編集ってなに?

教養として知っておきたい「編集」の基本①:そもそも編集ってなに?

はじめまして。編集家の松永光弘と申します。

ぼくは15年あまりにわたって、日本を代表する広告制作者やデザイナーといったクリエイターと呼ばれる人たちの本を数多くつくってきました。そして、そこで得た知見や編集者としての気づきをもとに、ここ数年は出版にとらわれることなく活動の領域を大きく広げて、編集家として「世の中に編集を生かす」をテーマに企業のブランディングや広報、学校づくり、イベントの企画、講演・

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自分を知るとは、「原液」を知ること。

自分を知るとは、「原液」を知ること。

「自分を知る」とか「ガマンの蓋を剥がして欲を見つける」などとわたしはよく言うけど、どういうことなのかというと、言い換えると「原液を知ること」だと思っている。

ますますわからなくなった人もいるかもしれないけど、ちょっと書いておこう。

「原液」というのは、子育てをしているときによく感じていたことで、自分の子供と産まれたときからいつも一緒に時間を過ごしながら「自分と深く関係があるけど別の人格であるこ

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キャリアに関するセルフコーチングのやり方

キャリアに関するセルフコーチングのやり方

こんにちは、THE GUILDのこばかなです。デザインとかコーチングをやっています。

デザインをやりつつこの半年間で300件以上コーチングした結果、人の悩みはある程度パターン化されていることに気付いたので、その学びを元にセルフコーチングのやり方を考えてみました。

追記:コーチングスクールを作りました。私もカリキュラムの開発と講師をしております。無料説明会に是非お越しください。

▼コーチングっ

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料理人時代のお金に苦労した話。

料理人時代のお金に苦労した話。

自分で会社をやるようになり、少なからずお金への感覚は変わった。

料理人時代はお金に縛られており、毎月口座の残高とにらめっこをしていた。特段散財するタイプでもないが物理的に稼ぎが少なかったのと、女性や後輩には見栄を張るタイプなので現金がないならカードがあるさと、多少無理をしても払っていた。

飲食業界に入ったのは2005年かな?初任給は13万5千円。時給に換算すると300円ちょっとで絶望したのを今

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何者でもない人が「サードドア」を探す方法を考えてみた

サードドアという本が売れまくっているようです。僕は、昔、2ch創始者のひろゆきさんがYouTubeで紹介しているのを聞いて知っていましたが、翻訳待ちでした。

ざっくりいうと、18歳の大学生が、ビル・ゲイツ、レディー・ガガ、スピルバーグにインタビューしまくる話です。本の紹介を引用しちゃうと

人生、ビジネス、成功。

どれもナイトクラブみたいなものだ。

つねに3つの入り口が用意されている。

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Day2 | 夜風にあたり、夏を満喫

Day2 | 夜風にあたり、夏を満喫

毎度のことながら、朝起きてからみんなで高田のホルモンを焼いたりみそ汁とごはんをつくったり、昨日気仙沼の紅梅で買った揚げパンを食べてました。
完全にいい朝か。

べっちょの家の庭にはなぜかホップが自生してて、ほんとにびっくりした。
野生のホップっているんか…。



お昼前によわ美さんが合流して、モテアマス感が急激にアップ。

伝統芸能 → ホップ収穫祭(ビール祭り)→花巻。
そしてmein

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