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面白い本・好きな本|日本文化はしなやかに[能と俳句と弓術と]

奈倉有里「文化の脱走兵 22.君が笑ってくれるなら」(『群像』2024年9月号)/九鬼周造「偶然の産んだ駄洒落」/鈴木棠三『ことば遊び』

1か月前

音楽も文学も美術も哲学も全部同じ

3か月前

『「いき」の構造』/九鬼周造

2か月前

推論的世界【8】

田中純『イメージの記憶』・『デヴィッド・ボウイ 無を歌った男』/唐木順三『中世の文學』/稲垣足穂『一千一秒物語』/九鬼周造「小唄のレコード」/世阿弥「遊楽修道風見」

5か月前

ギャル訳 「いき」の構造 1:序論

【編集者の書棚から】特別編「2023年で印象に残った一冊」part2

九鬼周造を召喚しました

1か月前

偶然性について

8か月前

川原繁人『日本語の秘密』/九鬼周造「押韻論」/『マチネ・ポエティク詩集』/藤田正勝『九鬼周造』

7か月前

()は私と共に存在するのだろうか、それとも私が本文と()として存在するのだろうか、それともそもそも区別など存在しないのだろうか

楽曲派?疑似恋愛?戦国時代後のアイドルの推し方

6か月前

『「いき」の構造|九鬼周造』の動画に関する書き出し文

2024年は古典を読みたい|読書・教え・哲学編

4か月前

ムダなもの多すぎてない? (2)恋愛消費と粋/不破静六

8か月前

九鬼周造『「いき」の構造』1930_(1)意識現象

4か月前

"哲学" YouTube 動画

客観性の落とし穴・村上靖彦 (精神分析学博士)著を読んでの文 1

9か月前

【読書感想】いきの構造𓂃 𓈒𓏸𑁍

"哲学" YouTube 動画

"哲学" YouTube 動画

名残惜しさを押し殺して帰る子供たちの姿に「いきの構造」の一端を垣間見た

8か月前

粋なおじさんの話

若松英輔さん「言葉のちから」偶然と運命について〜九鬼周造の思索/日本経済新聞2023.12.2

10か月前

最近の学び 哲学の勉強 一部 続き

8か月前

「名言との対話」5月6日。九鬼周造「人間は自己の運命を愛して運命と一体にならなければいけない。それが人生の第一歩でなければならない」。

訪ねてきた蝶に喜んでもらえばいい。

九鬼周造 『「いき」の構造 他二篇』 岩波文庫

1年前

エッセイと小説と詩と

大久保喬樹 『ひきだしの奥から』 ふらんす堂

1年前

伊藤潤一郎「連載 投壜通信 8.誇張せよ、つねに」 (「群像 2023年 04 月号」)

1年前

ChatGPTと言語ゲーム 似非インテリに欠けたる粋

九鬼周造の『人生観』を読んでみた(1)

郡司ペギオ幸夫 『創造性は どこからやってくるか 天然表現の世界』 : 理論と感情、 外部と神

田中久文『九鬼周造』(講談社学術文庫、2022年)を読んで。

【オーラ】愛の苦悩から、色気を解明した哲学者・九鬼周造

要約 九鬼周造 『偶然性の問題』

「 九鬼周造が気になって 」

藤田 正勝『九鬼周造 理知と情熱のはざまに立つ〈ことば〉の哲学』

1年前

「恋」を正面切って哲学する。その匂い立つような言葉のほとばしり。学術書なのにとんでもなくスリリングでドキドキ。そのワケは。

宮野真生子・磯野真穂『急に具合が悪くなる』読んだ

九鬼『「いき」の構造』

1年前

2023大阪大学/国語(文学部)/第一問/解答速報

こんな静かな雨の夜は、徹底的に孤独であり、この世界にはそもそも私以外誰も存在しないのではないかとさえ思えてくる。おそらくこの心境こそ、私が「在る」ことの無根拠性であり、それゆえ「出逢わないでもあり得たものが逢ふ」ことの驚くべき奇跡というものが、沁みじみと感じられるのかもしれない。

日曜日の駄弁12週目

1年前

上方の茶の湯は江戸の蕎麦?

連日の雨で息苦しく、葛湯を飲んで深呼吸。今ここに私が在ること、そして在り続けているということ、それ自体がすでにして世界の必然ではない。存在の無根拠性を引き受けるなら、おそらく九鬼はその上で尚各々に「在る」者同士が出逢うことについて驚嘆し、それが殆ど奇跡であると感受したのであろう。

韻律的世界【13】