読む子

書店散財ヤー読む子のあれこれ

読む子

書店散財ヤー読む子のあれこれ

マガジン

最近の記事

『チェルノブイリ』/HBO制作海外ドラマ

とにもかくにも素晴らしい出来。 世界観の作り込み、そしてそのディテールから来る臨場感。 歴史的大事件の裏側を暴いた相当尖った意欲作だと思います。 これだからHBOドラマは一気見してしまうんだ。 私的にはホロコーストを取り上げた作品はとても数が多くあることに対して、チェルノブイリに関するコンテンツって意外に数が少ないなというのが気づきでした。 ドラマによって知ったこと、また気になったことがたくさんあるのに 漁れど漁れどピンとくる書籍がなく、泣く泣く超高価なやつを買ってし

    • 『女彫刻家』/ミネット・ウォルターズ(成川裕子訳)

      出先で少しでも時間が空くと、 「ちょっと本屋寄ろうかな?」なんてよく魔(?)がさしてしまうのですが、 先日もそんな魔を大いに受け入れて寄り道したところ、見覚えのある表紙の文庫本が平積みされているのが目に入りました。 思い出した瞬間、一人小躍りしつつ即購入したのがコチラです。 2000年に出版されたのですが絶版になっており、 「さていつAmazonで頼もうか」とぐずぐずしていたのです。 そんな本が新装版として再登場を果たしていたのでした。 たまにはぐずぐずもしてみるもんです

      • 『「いき」の構造』/九鬼周造

        先日読書会で『「いき」の構造』を読みました。 持ち回りでレジュメ作成担当者が変わるのですが、 こちらの本は私の担当でした。 開いてみて一抹の不安。 「これ、まとめられんのか?」 一週間ほど熱烈な片思いよろしく九鬼周造のことを考え続けましたよね。 ギリギリ提出を終え、無事読書会を迎えることができホッと一息。 メンバーの読みや考えがとても面白く楽しかったので、拙考とともに、 上手ではないですがアウトプットを兼ねて書いてみます。 まず『「いき」の構造』の構成(目次)は次の通

      『チェルノブイリ』/HBO制作海外ドラマ

      マガジン

      • こぼれ話
        0本
      • 映画・ドラマの話
        1本
      • 読書の話
        2本