「読書記録 「書くことの不純/角幡唯介」」
私がIGを投稿するときに凄く心がなんとも言えないもやもやに支配されるのは、こういうことなのか、と自分の曖昧な感情に名前が付いたような感覚。
・あざむくこと。だますこと。「—に満ちた言動」「国民を—する」自己欺瞞
58「欺瞞のある行為を、さも純然たる行為として書くとき、書き手の心の中には自分は本当の自分をごまかしているとの負い目が生じる。私が解消したかったのは、書き手はこの負い目を書き物の中でどのように処理できるか、という問題だった。
さりげなさを装えば作品としての完成度は高ま