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わたしの好きなものについての記事

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日々を豊かに彩ってくれているものについて書いたものをまとめました。
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#エッセイ

“ライブ“の感覚

“ライブ“の感覚

高校生の時、初めてライブというものを体験した。

そこまで聴き込んでいたミュージシャンのライブではなかったけど、それでも緊張とワクワクが、体験前の私の心を占拠していた。

そして開演。
第一音が鳴り響いた後、私が驚いたのは、

“音が内臓に響くこと“
だった。

それまで大きな音で演奏される音楽を聴いたことがなかったので、音が自分の心臓や胃腸のあたりに直接響く感覚をその時初めて体験した。

それは

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料理の効能

料理の効能

今回は、日頃感じる料理の効能について書いてみたいと思う。

《作る喜びを感じられる》
まずはこれだ。シンプルだけど、したい時にする料理は特に、何かを作る喜びを与えてくれる。
例えば卵焼き。
私は週に2回くらい卵焼きを作るが、火加減や卵の量によって焼き上がりが異なるし、味も微妙に変わる。それが面白い。
朝起きて、じゅわっと音を立てて焼けていく卵を見ていると幸せを感じる。

《時間を忘れられる》
次に

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家時間は休息時間

家時間は休息時間

家にいるのが好きだ。

休みの日は何も予定なしで、家で思うままに過ごすのを基本とすることを幸せに感じる。

なので、短い休みでもよく友達と会ったり、旅行に行ったりする人の話を聞くと、
その人にとっては当たり前なのかもしれないけど、
おぉー…、エネルギーがすごいなぁ、と思う。

旅行するのは私も好きではあるが、家に帰ると「やっぱり家が一番やな…」という定番のセリフを言いたくなるくらいには家が好きだ。

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嘘のロマンティシズム

嘘のロマンティシズム

嘘は、一般的にいけないとされている。

嘘も方便という言い回しはあるけれど、
それでも嘘をつかず、正直であることは、社会的な評価を受けやすい。

だけど、嘘ってとってもロマンティックなものでもあると感じる。

私のとても好きな曲に、
サカナクションの「ドキュメント」という曲がある。

この曲は、
「今までの 僕の話は全部嘘さ この先も全部ウソさ」
という歌詞で始まる。

この始まり方は、正直ずるい

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小さい頃の夢について

小さい頃の夢について

「夢は何ですか?」

大人から子どもへ、よく聞かれる質問のひとつだ。

私は夢なんてあっても無くてもいいと思うから、夢があることを前提としたこういう質問はしないようにしている。

でも、ふと思い返してみた。

私には小さい頃、将来の夢があったのか。

多分、答えは「一応あった」という曖昧なものになる。

あまりによく出くわす質問だから、
適当に「ケーキ屋さん」だとか5歳の私に思い浮かぶ答えをしてい

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「ものづくり」を尊敬する気持ち

私は、ものを作る人や、作られたものに対して興味がある。

一口にものと言っても非常に幅広いが、

絵や木工等の芸術系のものから、
デザイン性と性能とを考え抜かれた車、
はたまたもっと細かいロケットの部品に至るまで、

ものを作るために情熱を持って地道な創意工夫を積み重ねる人、
そしてそんな人たちのアイデアや手作業等によって作り出されるものが
私にはとても格好良く思えて、好きだ。

就職活動ではもの

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愛しのめがね。

愛しのめがね。

私は強めの近視であるため、普段はめがねを着けている。

コンタクトにするのは、基本的に友人に会ったりする時のみで、
それ以外の時間はめがねと共にある生活だ。

めがね。

人によって、様々なイメージを持たれている存在だろう。

めがねを掛けている人は、なんだか垢抜けない印象がある?

はたまた、お洒落アイテムとして欠かせない?

あなたにとって、めがねとはどんな存在なのだろう。

私にとって、めが

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