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2019年7月の記事一覧
第3回)京都アニメーション作品の紹介〜土居豊の既出文章を無料公開 #prayforkyouani
(第3回)京都アニメーション作品の紹介〜土居豊の既出文章を無料公開中 #prayforkyouani
京アニ放火事件について、及ばずながら過去に京アニ作品について書いた文章を無料公開します。報道でそのアニメ作品の魅力が伝えられていますが、拙筆で少しでも京アニ作品を視聴したくなる方が増えることを願って。(逆もあるかもしれないですが)
※過去2回分へのリンク
第1回は、
⒈ 映画『涼宮ハルヒの
一人のクリエイターとして、京都アニメーションへの想いを綴る
7月18日に起きた「京都アニメーション放火事件」。日本史上に残る悲惨な事件はアニメファンという枠を超え、世界中の人々をショックと悲しみで包みました。
僕もその中の一人で、この二日間は頭がずっとグチャグチャしており、どこかに吐き出さないと心が耐えられなかったのでこのnoteを書くことにしました。
最初の報道から時間が経つに連れ、犠牲者がどんどん増えていく。現場検証が進むに連れ、その悲惨さがより鮮明
アニメによる「救い」の姿とその力
京都アニメーション第1スタジオでの放火殺人事件から1週間あまりが経ちました。亡くなられた方、そしてご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。そして今も病院で治療を受けられている方の回復をお祈りいたします。(※ヘッダー画像は現在行われている大学での募金の模様です。学生・教職員が続々と応じてくれています)
私はアニメ制作の現場の直ぐ近くで働いていたことがあります。昼夜を惜しまず創作と向き合い、時には大激
海外のアニメファン有志の活用の可能性と限界=ドイツから考える
世界中のファンがアニメ記事を翻訳する
というサービスの準備が日本で進んでいるそうです。日本から発信されるアニメ関連の情報を世界中のファンに翻訳してもらうというプロジェクトのようです。特徴として翻訳に協力すると仮想通貨による報酬が得られるそうです。詳しくは以下の記事をご参照ください。
仮想通貨による報酬制度は目新しいような気もしますが、今回は、海外のアニメファン有志の活用について考えてみます。
気晴らしにアニメはいかが?
ドグドグ~。気分ってよく感染するドグよね。(*´Д`)もしそれが本当だったら、いい気分の人がいっぱいいたら世の中、いいと思うんだドグよ。(*´ω`*) 世間ではどちらかというと、凹むニュースの方が多いから。だけど、びっくりするけどドグ子の周りの人で、
家にテレビがない人ってけっこう多いのね。なんでかって、知らずのうちに気分が感染するから。今の日本では、朝からニュース見て
明るい気持ちのまま出社
京アニを麻薬の売人以下と評した、麻薬の売人以下の教授
「麻薬の売人以下」と誹謗中傷をやらかした大阪芸大哲学科教授・純丘曜彰(1962年生まれ、東大卒)の元記事を魚拓で確認した。
彼の主張には、京アニに対する蔑視、オタクへの差別的&マウント的な視線が含まれている。80年代から使われてきた「オタク=犯罪予備軍」という誤った考えを援用した、とんでも理論も含まれている。以下要約開始。
・京アニという会社自体が、『ビューティフル・ドリーマー』の終わりなき学
大阪芸大教授の純丘曜彰の京アニ批判と高畑勲の『平成狸合戦 ぽんぽこ』の試写会で宮崎駿が泣いた理由と『君の名は。』のアンチファンタジー論
高畑勲と宮崎駿のドSとドMの関係というのがあるのですが、大阪芸大教授の純丘曜彰が京アニ批判の文章で言いたかったことは、これなんじゃないかと思った。
「いくらファンが付き、いくら経営が安定するとしても、偽の夢を売って弱者や敗者を精神的に搾取し続け、自分たち自身もまたその夢の中毒に染まるなどというのは、麻薬の売人以下だ。まずは業界全体、作り手たち自身がいいかげん夢から覚め、ガキの学園祭の前日のよう
10年先のアニメ文化のために=ドイツの子供たちから学んだこと
はじめに。今般の京都アニメーションの放火事件で亡くなられた方のご冥福を、また怪我をされた方のご快復をお祈りいたします。ドイツという日本から遠く離れた場所ではありますが、「日本のアニメ文化」をフィールドとする筆者も今回の事件に大きなショックを受けたひとりです。筆者に何ができるのか、考えはまだまとまりません。ただ、ひとつ言えることはアニメ文化を通じた国際交流は継続、拡大、深化させるべきだという筆者の信
もっとみる京都アニメーションと、山本寛監督のこと
僕はいま、仕事で韓国に滞在している。ソウル市の主催するマンガ、アニメ、ゲームなどのサブカルチャーの未来を考えるイベントに招待されたのだ。今年の春に僕の本(『若い読者のためのサブカルチャー論講義』)が翻訳出版されたことが影響しているらしい。滞在中は市のイベントに登壇するほかに、現地の出版社の企画したファンミーティングに出たりメディアから取材を受ける予定だ。そしてこのタイミングで日本から来た以上、必
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