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意味の図画と言葉の工作、このふたつで僕は文章をつくる

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図画とはクリエイティブであり、工作とはエンジニアリングである。実用に資する公的に正しい文章は、伝達と行動を企図した徹底的な他者志向から生まれる。 文化人や知識人は世の言葉の乱れ… もっと読む
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2022年8月の記事一覧

文章を書く

連投の多い俺からすれば
「文章を書く」は
とても気になるハッシュタグなんだ

で、当然気になるから
それで書いている人を読みに行く
文章の書き方の本を読んだと書いてあって

その内容は肯定的で
内容としてはシンプルに書く訓練
ネット時代においては長文は読まれにくく
シンプルに書く方がいい
みたいなことが書いてあったそうだ

そうだよな?と思いながらも
納得はいかないというか

ん?それってさ。

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小説がうまくなるにはどうしたら良いか? 小説の書き方がよくわかる本のオススメ5選

小説がうまくなるにはどうしたら良いか? 小説の書き方がよくわかる本のオススメ5選

ここ数年、メールやTwitterのDMで「小説のアドバイスが欲しい」「小説を読んでコメントをして欲しい」「小説ってどうやったら上手くなるのか?」という相談をちらほら受けています。

まだ単著も出ていない身としては、こういう相談をしていただけるほど頼っていただけるのは大変恐縮で、そしてありがたくもあります。
しかしながら、現在じぶんの書き仕事でパッツンパッツンになっているため、個別にお話を聞いてソレ

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文章を快適に書けるマシンの下限はどの辺?

文章を快適に書けるマシンの下限はどの辺?

たまにインターネットを流れてくるジョークとかユーモアを含めた話題に、メモリ4Gのパソコンで書かれた文章って奴がある。俺のパソコンはそこまで高負荷処理をやる予定があんまないので今んとこメモリ16G、それも古の昔の奴だ。今の16Gとは実使用の感覚は大分違う、はず。

とはいえ、絵筆とは違うので4Gだろうと128Gだろうと文章は書けるし内容が変わったりしない。モニタサイズが違うと文章の表示のされ方が違う

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あなたのエッセイが『文藝春秋』に全文掲載!「#未来のためにできること」をつけてnoteに投稿しよう

あなたのエッセイが『文藝春秋』に全文掲載!「#未来のためにできること」をつけてnoteに投稿しよう

100年後のことをかんがえよう。
急に言われても、イメージできないかもしれない。
だけど5年後、10年後、どんな自分になりたいか、どんな世界に住んでいたいか、そんな未来なら想像できるかもしれない。
”SDGs”とむずかしい言葉にとらわれず、肩の力を抜いて、みんなで意見を出しあって話しあおう。

『文藝春秋』という雑誌は来年、創刊100周年をむかえます。
作家の菊池寛がもっと自由に意見を言い合える雑

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見出しで「へ」や「に」を使う【文章術038】

見出しで「へ」や「に」を使う【文章術038】

僕のnoteでは、これからライターを目指す人や、新たなスキルを身につけたいビジネスパーソンに向けて、文章力を培うためのポイントを解説し、練習課題を出していく。

今回は、記事の見出しで「へ」や「に」などの助手を使う方法について説明したい。

見出しの原則一言で「見出し」と括っても、色々な見出しが存在する。

例えば、Web記事ならばキュレーションアプリで表示されるタイトルや、記事のタイトル、章ごと

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書く時に考えたらいい事って、人の役に立っているかどうかだと思う。

書く時に考えたらいい事って、人の役に立っているかどうかだと思う。

書く内容を何にしようかって迷うことありませんか。僕は頻繁にあります。

今、毎日30分何かを書くってのを日課にしているのですが、何を書こうか考えているだけで30分終了してる日なんてのがザラにあります。

例えば昨日だと、書こうかなって思ったのが、3つ。

最近出来た夢に向けてどう取り組んでいるかをまとめた記事、人って認められると嬉しいよねって記事、BTSとVtuberって共通点多くないかなって記事

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メルカリで得る文章テクニックってやつ。

メルカリで得る文章テクニックってやつ。

ところで皆さん、メルカリって使ってます?
ウチはたまに使ってます。インターネットショップサイトではamazonとヤフオクとメルカリでは利用者層が微妙にちがく、したがって各所にしか売っていないケースがあるのでインターネット行脚しないと手に入らない物は少なくない。どこのサイトにも限らず、刀剣を買うのはやめとけ、マジで。色々大変。

じゃあメルカリでなんかnoteに関係ある話があるかというと、あるます。

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ひらがなにまつわる衝撃の事実。

ひらがなにまつわる衝撃の事実。

 昨日、ツイッターを開くと興味深い内容がトレンドに入っていた。

 どうやら『月曜から夜更かし』というテレビ番組でこのネタが取り上げられたらしい。ツイッター上では、「"を"がWOでないなんて信じられない」と、愛媛県人たちがこぞって口にしている。

 衝撃だった。これまで20年以上も「を」は「WO」と読むと思って生きてきたからだ。一般的には「O」と発音するなんて、今さら言われても信じられずにいる。

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書くこと、発信することへの意識

書くこと、発信することへの意識

書くこと、発信することそのものは簡単ですし、ここはあくまでスタート地点。実際に難しいのは・・・

人に届けること、人に伝わること、ここから何かを得てもらったり、アクションに繋がること。信頼されること。

そこが圧倒的に難しい部分で、真摯に向き合い続ける必要がある。発信や書くことはあくまで入り口。この二段階、二層になっている部分を総合的に学び、育みたいですよね。

適当に数を打つだけなら誰でも出来る

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文字書き、文章の解像度を上げすぎ問題

文字書き、文章の解像度を上げすぎ問題

じんるいは自分を標準だと思い、自分以外のじんるいもだいたい同じ感じだと信仰する。が、実際は違う。そうではない。わりと幅があり、同じ人類種でも結構なぶれ幅のデカさが存在する。

なんでこんなことをいきなり書いたかというと、文字書きは自分が処理できる文章表現が標準値だと定義してしまいがちで、これはまあ自戒も兼ねてる。

例えば、会話劇ならホントはLineくらいでもちゃんと伝わる。
LineのUIみたい

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長文には秩序が必要になる/作家の僕がやっている文章術147

長文には秩序が必要になる/作家の僕がやっている文章術147

長文には、秩序が大切になります。

一貫性を持たせると言いかえると、イメージしていただけるかもしれません。

<文例1>
千駄ヶ谷の「鳩の森」は、もとは蕎麦屋の間借りで、ランチにカレーを商っていたところ、評判になりカレー屋を本気でやっているうちに、これだけ週替わりのメニューを展開できるなら、いっそレストランにと推されて、いまではイタリアンバーになってしまったという、わらしべ長者のような由来を持つイ

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ゲームの為のシナリオか、シナリオの為のゲーム化

ゲームの為のシナリオか、シナリオの為のゲーム化

ここではないカクヨムってサイトにて、ゲーム原案小説のコンテストがあったのでちょっとネタを半日程度練ってたわけですよ。

https://twitter.com/kaku_yomu/status/1547415830580760576?s=20&t=3xFH191dvbsE4X-kUccLJw

ただ、まじまじ良く読むと文脈的には『RPGツクールで再現できるゲーム的小説』とかそんな感じの奴なのでちょ

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『エッセイストになったら!!』と言われ、「えっ、私が!?」と言いつつ、なれるかな!?

『エッセイストになったら!!』と言われ、「えっ、私が!?」と言いつつ、なれるかな!?

 昨日のことだった。某新聞社のデスクとメッセージの遣り取りをしていたら、唐突に、「エッセイ書かれて本出されたらどうですか!!」とメッセージが飛んできた。「えっ、私が!?」と言いつつ、筆者のどこにも能力やら魅力やらないぞと首を傾げつつ、悪い気はしなかった。

 日頃から、思いつきにて社会風刺、事件事故などの可能性の高いものを危惧しつつ、かなり辛辣な文章を書く癖のある筆者であるが、それを『エッセイ』と

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文筆業の価格破壊

私はこうして大量に文章をアップするせいか、寄稿を頼まれることがある。以前は喜んで受けていたのだけど、無料で引き受けていたら、文筆で生きておられる人たちの生活を脅かすのでは?と思うようになり、「おいくらですか?」と聞くようにしている。すると、音沙汰なくなる出版社も。

今はツイッターやFacebookなどのSNSで文章を書く人をいくらでも見つけられる。だから出版社も、無料で文章書いてもらえそうな人を

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