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新規事業

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#ビジネス

【総まとめ】D2C事業立ち上げのほぼ全部

【総まとめ】D2C事業立ち上げのほぼ全部

こんにちは、がぱけん(@gapaken335)です。
家電メーカーでマーケティングとして働く傍ら株式会社Taste and Logicの代表を務めています。
このnoteは、シリーズ「副業D2C立ち上げのほぼ全部」の総まとめ記事です。

このシリーズはサラリーマンが副業としてD2C企業を起こす上でのプロセスを、気持ちや戦略はもちろん、登記手続きなどの事務処理、物流構築などのオペレーション面まで細か

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新規事業のセオリー_1.5.推進体制とメンバー選任

新規事業のセオリー_1.5.推進体制とメンバー選任

「新規事業を創ること」はとても難しいことであり、とてもとても楽しいことです。このnoteが「新規事業を創る楽しさを皆さんと共有できる場」になることを期待しています。

新規事業のセオリーでは、新規事業創造のステップをフェーズ毎に区切って連載していきます。記事の最後に全体像を記述しています。

フェーズⅠ : 方針策定 5.推進体制とメンバー選任

今回は新規事業の方針策定における最後の要素、推進体

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経営者の解像度を高くするために、経理が「可視化」すべき3つの項目

経営者の解像度を高くするために、経理が「可視化」すべき3つの項目

今回の記事は、会社の状況に関する経営者の解像度を高めるために、経理が「可視化」すべき項目についての話です。

言うまでもなく、会社経営では、日々あらゆる意思決定が行われていますが、事業環境の不確実性が高ければ高いほど、一定の仮説を立てる必要があります。

そして、より良い仮説を立てるためには、経営者が必要な情報を必要な時に把握できる状態をつくることが重要です。

仮説⇔検証のループ経営者は、全社的

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実はあまり理解されていない?!SaaS企業が赤字をだしてでも売上高成長スピードを優先した方が良い理由

実はあまり理解されていない?!SaaS企業が赤字をだしてでも売上高成長スピードを優先した方が良い理由

今回は、SaaS(software as a service)についてです。ソフトウェアをサブスクリプションで提供しているような企業を想定しています。

よくSaaS企業はマーケティングコストをかけて赤字になってでも、マーケットシェアを取ったほうが良い場合がある言われます。

SaaS企業にはいわゆる「40%ルール」があり、年間の売上高成長率+営業利益率(又はEBITDAマージン)が40%以上であ

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海外事例から学ぶ
SaaS企業の基本的なPL構造

海外事例から学ぶ SaaS企業の基本的なPL構造

今回は、SaaS企業のPL構造についてご説明します。

PL構造といっても、売上高は、ストック型の売上高(Subscription)とそれ以外の単発の売上高の2つで、特に追加で説明不要かと思うので、コストをメインで説明します。

SaaS企業のコスト(営業費用)は4つに区分されます。

一つは売上原価です。これはサービス提供に直接関連する費用で、一般的な売上原価とそこまで変わりません。SaaS企業

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SaaSメトリクス解説

SaaSメトリクス解説

SaaSのメトリクス(経営指標・KPI)を分かりやすく・詳しく解説します。
・21個の重要なSaaSメトリクスを解説
・92枚のスライドと22,000文字の説明
・84の参考情報をメトリクスごとに整理
・27の厳選リソース集(統計・レポート・SaaS Playbook)

想定する読者
1. SaaS企業の経営者(自社の現状分析、競合分析、経営指標として)
2. SaaS企業で働く方(事業への理解

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SaaS事業の羅針盤となるロジックツリーを作成した理由。生きた事業計画とロジックツリーで事業を動かす

SaaS事業の羅針盤となるロジックツリーを作成した理由。生きた事業計画とロジックツリーで事業を動かす

クラウドサインは上場企業でもあるため、4月から新しい期を迎えています。そのため、2月-3月で新しい期の事業計画を策定し、向こう1年間、そして中長期での成長計画を策定することになります。

策定過程において、クラウドサインが普及するための戦略を全てロジック化する必要があります。利用ユーザーが増えるということは、何の数値を改善する必要があり、そのために何の費用が捻出すれば獲得効率が最も良いか、のような

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不確実な新規事業開発を支える『プロジェクトデザインシート』

不確実な新規事業開発を支える『プロジェクトデザインシート』

WHITE イノベーションデザイン局の岡本です。プロジェクトマネージャー(PM)として、日々新規事業開発に取り組んでいます。

今回は、WHITEがプロジェクトデザインフェーズで活用しているテンプレート『プロジェクトデザインシート』をご紹介したいと思います(「#お気に入りテンプレ」というnoteのお題企画に乗ってみました)。

目次
・"プロジェクトデザイン"ってなに?
・プロジェクトデザインシー

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これからのビジネスパーソンに必要なスキルは、「変数力」だと思う。

これからのビジネスパーソンに必要なスキルは、「変数力」だと思う。

今月の日経COMEMOのテーマは「#3年後に必要なスキル」とのこと。

デジタルの進化で、なくなる仕事も増加。
世界経済フォーラムは、2025年までに事務職や工場労働者など8500万人分の仕事がなくなり、データアナリストなど9700万人分の仕事が新たに生まれる、と予測しているらしい。

これまでビジネスパーソンに求められていたスキルが不要になり、私たちにはスキルの付け直しが求められている。

いわ

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【注目】プラットフォームビジネスについて!急増するプラットフォームサービス。正しく理解できていますか??

【注目】プラットフォームビジネスについて!急増するプラットフォームサービス。正しく理解できていますか??

こんにちは、PreVenture編集部です!

今回のテーマは「PaaSについて」です。近年、プラットフォームサービスが急増しています。国内のプラットフォーム企業で言うとランサーズなどがあげられるでしょう。海外ではITプラットフォーマーが急増しています。アメリカではGoogle、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftなど有名企業が、中国ではアリババやMeituan、JDなど

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曖昧なアイデアを、明確なビジネスプランに変える「壁打ち」

曖昧なアイデアを、明確なビジネスプランに変える「壁打ち」

テニスの球を壁に向かって打つことを「壁打ち」と言いますが、ビジネスにおいては自分のアイデアを他人に話すことで、考えを整理することを指します。

とりわけスタートアップ業界では、漠然としたアイデアや悩みを聞いてもらうことで、考えを整理し、次のアクションを導き出すことを壁打ちと表現しています。

壁打ちの相手は先輩の起業家やVCなどの投資家、アクセラレーターのメンターや特定の領域に強いジャーナリス

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【保存版】2023年成長産業について紹介します後編!製造・EC・宇宙・モビリティ

【保存版】2023年成長産業について紹介します後編!製造・EC・宇宙・モビリティ

こんにちは!PreVenture編集です!

今回のテーマは「注目の成長産業(後編)」です!

DXやAIなどの発展によりスタートアップ企業・ベンチャー企業への注目度が上昇しています。そして、スタートアップ企業、ベンチャー企業が活躍するフィールドも拡大してます!そこで今回は、今後注目の成長産業について、市場規模や市場のトレンドをご紹介します!

情報が多すぎて整理できていない!

成長産業について

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(無料ダウンロード)新規事業の意思決定の壁を突破する『VALUE DESIGN SYNTAX』

(無料ダウンロード)新規事業の意思決定の壁を突破する『VALUE DESIGN SYNTAX』

こんにちは。NEWhのビジネスデザイナー・堀雅彦です。

2022年6月に『なぜ【ロジックだけ】で新規事業は実現しないのか? -100件以上のプロジェクト支援から導いた意思決定の“正解“-【実践編】』というセミナーを開催しました。

セミナー内で、紹介したVALUE DESIGN SYNTAXというフレームワーク、その背景にある考え方について、Twitter中心に、想像以上に反響をいただきました・

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【必読】CVCについて!急増するCVC!大手企業が次々と設立!?CVCについて解説します!

【必読】CVCについて!急増するCVC!大手企業が次々と設立!?CVCについて解説します!

こんにちは!PreVenture編集部です!

今回は「CVCについて」をテーマに「CVCとは何か」、「CVCを設立する背景」についてご紹介します。
国内では2015年以降CVCの数が急増しています。特に大手企業によるCVCの急増が顕著です。CVCの急増はベンチャー/スタートアップへの投資額・投資件数が広がっている要因の一つです。

そこで今回は、そもそもCVCとは何なのか、なぜCVCが急増してい

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