橘 大地

弁護士ドットコム取締役。クラウド契約サービス「クラウドサイン」事業責任者。『契約書タイ…

橘 大地

弁護士ドットコム取締役。クラウド契約サービス「クラウドサイン」事業責任者。『契約書タイムバトル』発起人。「ベンチャー経営を支える法務ハンドブック」著者。投資先企業法務エディター「LAWGUE」支援。座右の銘「身を焦がす程の情熱と、異常な迄の努力量」

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    クラウドサインを創っている社員を、クラウドサイン責任者・橘がインタビューする企画「Astronauts(アストロノーツ)」

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1周目SaaS「クラウドサイン」責任者の経験を経て、2周目SaaS「MeetingBase」で大切にしたい3つのこと

SaaS事業責任者であれば製品開発、営業、マーケ、組織設計など様々な場面で成功と失敗を繰り返し、もう一度初めから事業を作り直せるなら、あの戦略をやり直すなどの思いが必ずあるはずです。 だからこそ2周目のSaaS事業なら「強くてニューゲーム」状態で初めから事業開発することが可能です。 SaaS事業担当役員が2周目の事業を別の事業責任者を立ててマルチプロダクトするケースは多いですが、私のように1周目事業の方を権限移譲し、2周目SaaS事業の方を立ち上げるケースは少ないため、強

    • 【5,000字】怒りから生まれた新規事業。MeetingBaseで戦いたい、会議の本当の課題。

      先日発表した会議DXソリューション「MeetingBase」を発表し、久しぶりにほとんどの商談に参加し、お客様やパートナー企業様の最前線で仕事していて新規事業の醍醐味を感じています。 想定以上の反響で、この事業ドメインの選択で間違ってなかったと確信を抱いています。しかしながら社内外の反響を見て、私たちがどんな会議の課題を解決したいのか明確化した方がいいと感じました。 私たちは決して会議を撲滅したいわけでもないですし、会議の数を単に減らせばいいものでもありません。 会議領

      • 会議DXソリューション「MeetingBase」事業を開始し、MeetingBase事業責任者に専任になりました。

        本日、会議DXソリューションの「MeetingBase」提供開始することになりました。 それに伴い、私も2015年より8年間継続してきたクラウドサイン事業本部長を後任に移譲(現在も管掌取締役ではあります。)し、10月よりMeetingBase事業責任者/部長に専念することとなりました。 クラウドサインを通して200万社を超えるお客様、100社を超えるパートナー企業の皆様と巡り会えたことに感謝し、2000年続く商慣習であるハンコ文化を、クラウド契約という新しい商慣習に変化す

        • ソフトウェアに権限委任する法律/ルール。21世紀に書き換えられるルールの脆弱性。

          当然であるが、法律はソフトウェア誕生以前から制定され、時代の課題に則したルールをその当時の立法府/行政機関が練り上げて文書化した。我が国の憲法は未だに変わっていないが、制定、廃止、改変などを繰り返し、時代に則した改正を積み重ねながらより良い社会へと発展していく。 ソフトウェア誕生後の現行法との衝突 近年は高度なソフトウェア/アプリケーションの出現により、現行法の規制との衝突の瞬間を迎えている。Uber、Grabといったライドシェアは道路運送法の特別法との関連性も去る事なが

        1周目SaaS「クラウドサイン」責任者の経験を経て、2周目SaaS「MeetingBase」で大切にしたい3つのこと

        • 【5,000字】怒りから生まれた新規事業。MeetingBaseで戦いたい、会議の本当の課題。

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          【書評】真実を掴み取る意思を、私たちから奪い取られないために。 -村上春樹著「街とその不確かな壁」評

          (書評の性質上、多少のネタバレを含んでいますので予めご了承ください。) 1 私が村上春樹氏とお会いしたのは、ちょうど「コロナ・ウイルス」が世界的に猛威を振う前の2020年1月であった。 村上氏からの希望もあり、高田馬場一丁目にある雑居ビルの1階にある喫茶室ルノアールで話すこととなった。お互いビターブレンドとカフェ・オーレを注文し、軽軽自己紹介をし終えると本題に話が移った。 「不確かな壁の話を書こうと思う。」と村上氏は言った。 私は少しばかり驚いた表情となり、暫く発言で

          【書評】真実を掴み取る意思を、私たちから奪い取られないために。 -村上春樹著「街とその不確かな壁」評

          クラウドサイン プロダクトデザインチーム横越 遥香「わたしの未来と、信じられる今日。」#CloudSign_Astronauts

          クラウドサインを創っている社員を、クラウドサイン責任者・橘がインタビューする企画「Astronauts(アストロノーツ)」。第10回目はクラウドサインのプロダクトデザインチームの横越遥香さんをインタビュー。 営業から始まったキャリア、デザイナーへの転身 橘:横越さんは新卒で入社した会社では営業として配属された後、プロダクトデザイナーにキャリアを転身した珍しい経歴を持っていますね。 横越:そうなんです。社員50名未満のベンチャー企業に入社しました。そんなフェーズの企業でし

          クラウドサイン プロダクトデザインチーム横越 遥香「わたしの未来と、信じられる今日。」#CloudSign_Astronauts

          【中編】全公開、クラウドサイン 会議ガイドラインVer.1.0。会議改善マニュアルPDF全文公開。

          前編に続いての、クラウドサインの会議改革史。会議はバグであるという課題感に触れた前編を是非ご覧いただいてから、今回の会議ガイドラインをご覧いただけますと幸いです。 今回は2023年1月30日付で交付した会議ガイドラインを公開致します。会議は長らく役職者に閉じられたもので、その会議内容を共有するための会議がまた、山のように連なって伝達コストに繋がっていたのは前回記載の通りです。 今回は、その課題解決方法の具体案を共有できればと思います。 CloudSign Meeting

          【中編】全公開、クラウドサイン 会議ガイドラインVer.1.0。会議改善マニュアルPDF全文公開。

          【前編】クラウドサイン流 会議ガイドラインVer.1.0。なぜ会議はこんなにも多く、長いのか。会議を改革して組織を強くする方法。

          この度、2023年1月30日付でクラウドサイン事業本部内で会議ガイドライン を交付致しました。内容に関しては後編で開示しますので、是非最後までご覧ください。 クラウドサインという生産性を上げる事業を推進しているもあり、定期的に自らと組織の業務生産性を見直しています。その一環で、年末に自分自身の業務時間を見返してみたところ、なんと業務時間の80%を会議の時間に割いていた他、部長も70%以上、マネージャーもその時間の半数以上を会議に時間を割いていることに気づきました。 統計的

          【前編】クラウドサイン流 会議ガイドラインVer.1.0。なぜ会議はこんなにも多く、長いのか。会議を改革して組織を強くする方法。

          クラウドサイン コーポレートセールスグループマネージャー佐藤洋一「21世紀のマネジメントとは。」 #CloudSign_Astronauts

          クラウドサインを創っている社員を、クラウドサイン責任者・橘がインタビューする企画「Astronauts(アストロノーツ)」。第9回目はクラウドサインのコーポレートセールスグループマネージャーの佐藤洋一さんをインタビュー。 21世紀に変わったマネジメント論 橘:今回は営業で早々に成果を出し、すぐにマネージャー、より上位の統括マネージャー(クラウドサイン内では「グループマネージャー」という組織名)に昇格した佐藤さんをインタビューさせていただきたいと思います。 佐藤:ありがと

          クラウドサイン コーポレートセールスグループマネージャー佐藤洋一「21世紀のマネジメントとは。」 #CloudSign_Astronauts

          2023年の抱負

          新年明けましておめでとうございます。 BtoBビジネスを7年もしているとお世話になった取引先様/パートナー企業様との付き合いも増え、12月は末まで忘年会の予定でびっしりと埋まり、師走はBtoBビジネスをしている実感が湧いてくるものです。 昨年から師走に予定の多いBtoBビジネスを積極的に理解し、自らもやり切ろうとゴルフを始め、ワインを少しずつ覚え始めました。年賀状を書き、年末のご挨拶を始め、カレンダーを作成し、忘年会のお土産について詳しくなりました。 2020年/202

          2023年の抱負

          クラウドサイン7周年。判子文化を変えた僕たちが、次に視る景色。目を開けながら見る夢の中にいて。

          【社員向け記事】クラウドサインがリリースして7周年を迎えました。毎年クラウドサインの誕生日にクラウドサインの社員と卒業生達と過ごしているのですが卒業生達と過ごしていると(まだ道半ばですが)でも確かにあの時辿り着きたかった未来を生きてるのだなと感じます。 目を開けながら見る夢の中にいて クラウドサインでは当時、金融機関に導入頂けるためにはどうすればいいのか、日本を代表する従業員1万人規模の大企業に導入頂けるための製品はどうすればいいのか。夜な夜な議論し続けました。 まして

          クラウドサイン7周年。判子文化を変えた僕たちが、次に視る景色。目を開けながら見る夢の中にいて。

          GTM戦略、2022年備忘録。The Model 0(ザモデル・ゼロ)。

          外資系SaaSで戦略の一丁目一番地のGo-to-Marketing(GTM)戦略について日本だとあまり語られていない。リソースマネジメントのThe Modelが普及し適切なチャネル投資判断のアロケーションは進んでいるが、GTM Strategyについては世間的にノウハウが伝播されておらず習得に苦労した。 The ModelのリソースマネジメントThe Modelはほぼ全てのSaaS企業に伝搬した。グローバルサービスである単一製品をエンタープライズ企業からSOHO/個人事業主

          GTM戦略、2022年備忘録。The Model 0(ザモデル・ゼロ)。

          クラウドサイン ブランドデザイナー笛田 満里奈「ほんとうの強さ。」#CloudSign_Astronauts

          クラウドサインを創っている社員を、クラウドサイン責任者・橘がインタビューする企画「Astronauts(アストロノーツ)」。第8回目はクラウドサインのブランドデザインチームの笛田 満里奈さんをインタビュー。 クラウドサインでの、笛田満里奈による作品群 橘:今回は笛田さんを取材したいと思います。笛田さんは2018年入社なので、思えばもう4年のお付き合いですね。印象的な仕事は何かありましたか? 笛田:印象的な仕事ですか。うーん。(しばし考えた後)印象的な仕事でいうと、201

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          「CloudSign for the Planet」を始めるにあたって。

          本日よりクラウドサインの環境プロジェクト「CloudSign for the Planet」を開始致します。クラウドサインで実施したかった社会的行動を取り組めることができ、より社会と繋がる事業創りをしていきたいと考えています。 クラウド事業/SaaS事業を運営してクラウドサインをリリースして7年、お客様の業務生産性を向上させる為、「紙と印鑑による契約締結ではなく、デジタル化する」変革をすべく一生懸命に運営してきました。 クラウド/SaaSといった事業を運営する社会貢献性は

          「CloudSign for the Planet」を始めるにあたって。

          クラウドサイン カスタマーサクセス部 信江 亜由美「今が、大切。」#CloudSign_Astronauts

          クラウドサインを創っている社員を、クラウドサイン責任者・橘がインタビューする企画「Astronauts(アストロノーツ)」。第7回目はクラウドサインのカスタマーサクセス部の信江 亜由美さんをインタビュー。 エンタープライズCSMは顧客との信頼関係が大事橘:では、インタビューを開始します。信江さんはクラウドサインに2021年に入社以来、カスタマーサクセス部で活躍してますよね。 信江:はい。エンタープライズCSM(カスタマーサクセスマネジメント)という大企業向けのカスタマーサ

          クラウドサイン カスタマーサクセス部 信江 亜由美「今が、大切。」#CloudSign_Astronauts

          クラウドサイン TechLead 和田浩一「ものづくりは、自由なクリエイターから生まれる」#CloudSign_Astronauts

          クラウドサインを創っている社員を、クラウドサイン責任者・橘がインタビューする企画「Astronauts(アストロノーツ)」。第6回目はクラウドサインのテックリード(TechLead) 和田 浩一さんをインタビュー。 テックリードから見たクラウドサインの6年間 橘:こうやって1時間マンツーマンで話すのも久しぶりですね。和田さんはクラウドサインリリース前の約1年前に入社され、和田さんが書いたコードからクラウドサインという製品が生まれました。 このクラウドサインの6年間を振り

          クラウドサイン TechLead 和田浩一「ものづくりは、自由なクリエイターから生まれる」#CloudSign_Astronauts