橘 大地

株式会社PeopleX代表取締役CEO。弁護士(第二東京弁護士会)。弁護士ドットコム取…

橘 大地

株式会社PeopleX代表取締役CEO。弁護士(第二東京弁護士会)。弁護士ドットコム取締役。ex) クラウドサイン、MeetingBase「ベンチャー経営を支える法務ハンドブック」著者。座右の銘「身を焦がす程の情熱と、異常な迄の努力量」

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    クラウドサインの中の人の記事です。

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    クラウドサインを創っている社員を、クラウドサイン責任者・橘がインタビューする企画「Astronauts(アストロノーツ)」

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    クラウドサインのユーザーコミュニティ、「Re:Change」に関する記事をまとめています。

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    新しい会議カルチャーを提案するMeetingBaseのメンバーによるTips集。

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創業して2週目の #PeopleX 。PeopleWorkの戦略方針と採用方針。エンプロイーサクセスのタグラインの振り返りと変更点。

PeopleXを創業して2週間が経ちました。 引き続き有難いことに、お客様からの問い合わせ、入社ご希望の方からのお問い合わせが継続し忙しい日々を過ごすことができています。 まだHR分野で大きなことしようとしてる!! 的な認知だと自覚しているため、私が挑戦しようとしている分野を正しくご理解いただくために発信を継続していこうと思います。 PeopleWorkの戦略方針まず基幹事業であるエンプロイーサクセスHRプラットフォーム「PeopleWork」についてです。 この領域

    • 創業して1週間...創業1日で増床決定。VC様から25社、導入検討企業様30社、入社希望者様から応募の数々。 #PeopleX 怒涛の1週間を振り返る。

      株式会社PeopleXを創業して1週間が経ちました。 日頃から大変お世話になった方々から応援のメッセージをいただくなど温かい激励のお言葉に恵まれ、皆様に支えられてていることに心より感謝申し上げます。創業1週間で起きたことの記録として、noteを。 創業初日ちょうど1週間前の2024年4月1日に創業をし、今後新たな時代に適応した総合型HRカンパニーを目指す旨を発表致しました。 同時にクラウドサイン時代にご取材いただいたこともあるFastGrow様に創業に当たっての独占イン

      • 株式会社PeopleXを創業し、新たな時代に適応した総合型HRカンパニーを目指します。

        この度、弁護士ドットコム株式会社 クラウドサイン管掌取締役を退任致しまして(完全独立資本で)株式会社PeopleXを創業することに致しました。 新たな時代に適応した総合型HRカンパニーとして、Day1から世界を代表するスタートアップを目指していきたいと考えております。 何の事業をするのか結論からですが、まずはエンプロイーサクセスHRプラットフォーム「PeopleWork」という製品を展開していきます。 その特徴はDay1から5つの特徴を持っています。 特徴1:コンパウ

        • MeetingBase本日正式リリース。会社における新規事業採択、UXデザイナーとの格闘の日々、コーディング、営業活動開始、受注!!...リリースまでの歴史を振り返る。

          本日2024年1月23日会議マネジメントツール「MeetingBase」を無事正式リリースすることができました。 2023年4月1日から 弁護士ドットコム社内で事業部化して9ヶ月、同年10月27日に対外的に事業開始を公表してから3ヶ月弱 で無事に新規SaaSソリューションを新たに提供開始できました。 事業が生まれた瞬間から、社内での経営者プレゼンでの新規事業採択、UXデザイナーとの製品コンセプト作り、コーディング、受注に至るまでのこれまでの製品の歴史を少しだけ振り返ってみ

        創業して2週目の #PeopleX 。PeopleWorkの戦略方針と採用方針。エンプロイーサクセスのタグラインの振り返りと変更点。

        • 創業して1週間...創業1日で増床決定。VC様から25社、導入検討企業様30社、入社希望者様から応募の数々。 #PeopleX 怒涛の1週間を振り返る。

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        • MeetingBase本日正式リリース。会社における新規事業採択、UXデザイナーとの格闘の日々、コーディング、営業活動開始、受注!!...リリースまでの歴史を振り返る。

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          経営の一貫性(追記:Copilot PROによるアシスタント付)

          (本記事はCopilot PROによるアシスタントで構成されております。記事画像もCopilot PROによる作成となります。) アシスタント前の記事(1月16日に書いた記事ママ) 新規事業MeetingBase責任者となってから3ヶ月。新鮮な気持ちでものづくりに集中できています。 経営とは本来シンプルなもので、「お客様から愛される製品/ものづくりに集中すること」と「その製品を届けること」の2つのことを実現するためにあります。いかに、ものづくりに集中できる環境を作れるか

          経営の一貫性(追記:Copilot PROによるアシスタント付)

          2024年の抱負:いつ終わってもいいように

          新年明けましておめでとうございます。 2023年は8年間務めていたクラウドサイン事業責任者を後任に引き継いだ事により、背負い続けたものが一度身軽になり、新しい気持ちで世界と接することが出来るようになりました。 新しい気持ちで働き、新しい気持ちで仲間と接しられて、自分自身でも本来の自分の性格、考え方を久しぶりに接することが出来ています。こんなにも身軽で自由だったんだ。ヨルダン、シンガポール、中国/北京など世界を少しだけ旅しながら、国内も北海道から沖縄まで、いろんな人といろん

          2024年の抱負:いつ終わってもいいように

          大規模言語モデルが齎らす、法律/ルールのデザイン #裏legalAC

          裏 法務系 Advent Calender 2023 (#裏legalAC)でのエントリ。 2023年の産業界では大規模言語モデル(Large Language Models、LLM)が全世界的に話題を攫った。インターネット技術出現以来の産業構造の転換の可能性が指摘され、知能のイノベーションとして、各領域でこの技術なしで生産活動が行われることがないとさえ考えられる。 従来までの法律/ルールの一般的な考え方 現在に至るまで法律やルールというものは、国という単位で国家権力が

          大規模言語モデルが齎らす、法律/ルールのデザイン #裏legalAC

          パートナーストラテジ備忘録2023 #パートナーセールスアドベントカレンダー2023

          クラウドサインではリリースして8年経った今、恐らく100社近くのセールスパートナー様、同じく100社近くのプロダクトパートナー様と共に電子契約市場を創り上げてきて、様々遠回りも近道も責任者の立場から経験した。 現在会議DXソリューション「MeetingBase」では全く異なるアプローチのパートナーストラテジで挑戦している。要するにプロダクトの性質によりチャネル攻略は異なり、絶対の正解などない。だから自分の見た景色からのパートナー戦略をつらつら備忘的に書き残していく。 本記

          パートナーストラテジ備忘録2023 #パートナーセールスアドベントカレンダー2023

          1周目SaaS「クラウドサイン」責任者の経験を経て、2周目SaaS「MeetingBase」で大切にしたい3つのこと

          SaaS事業責任者であれば製品開発、営業、マーケ、組織設計など様々な場面で成功と失敗を繰り返し、もう一度初めから事業を作り直せるなら、あの戦略をやり直すなどの思いが必ずあるはずです。 だからこそ2周目のSaaS事業なら「強くてニューゲーム」状態で初めから事業開発することが可能です。 SaaS事業担当役員が2周目の事業を別の事業責任者を立ててマルチプロダクトするケースは多いですが、私のように1周目事業の方を権限移譲し、2周目SaaS事業の方を立ち上げるケースは少ないため、強

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          【5,000字】怒りから生まれた新規事業。MeetingBaseで戦いたい、会議の本当の課題。

          先日発表した会議DXソリューション「MeetingBase」を発表し、久しぶりにほとんどの商談に参加し、お客様やパートナー企業様の最前線で仕事していて新規事業の醍醐味を感じています。 想定以上の反響で、この事業ドメインの選択で間違ってなかったと確信を抱いています。しかしながら社内外の反響を見て、私たちがどんな会議の課題を解決したいのか明確化した方がいいと感じました。 私たちは決して会議を撲滅したいわけでもないですし、会議の数を単に減らせばいいものでもありません。 会議領

          【5,000字】怒りから生まれた新規事業。MeetingBaseで戦いたい、会議の本当の課題。

          会議DXソリューション「MeetingBase」事業を開始し、MeetingBase事業責任者に専任になりました。

          本日、会議DXソリューションの「MeetingBase」提供開始することになりました。 それに伴い、私も2015年より8年間継続してきたクラウドサイン事業本部長を後任に移譲(現在も管掌取締役ではあります。)し、10月よりMeetingBase事業責任者/部長に専念することとなりました。 クラウドサインを通して200万社を超えるお客様、100社を超えるパートナー企業の皆様と巡り会えたことに感謝し、2000年続く商慣習であるハンコ文化を、クラウド契約という新しい商慣習に変化す

          会議DXソリューション「MeetingBase」事業を開始し、MeetingBase事業責任者に専任になりました。

          ソフトウェアに権限委任する法律/ルール。21世紀に書き換えられるルールの脆弱性。

          当然であるが、法律はソフトウェア誕生以前から制定され、時代の課題に則したルールをその当時の立法府/行政機関が練り上げて文書化した。我が国の憲法は未だに変わっていないが、制定、廃止、改変などを繰り返し、時代に則した改正を積み重ねながらより良い社会へと発展していく。 ソフトウェア誕生後の現行法との衝突 近年は高度なソフトウェア/アプリケーションの出現により、現行法の規制との衝突の瞬間を迎えている。Uber、Grabといったライドシェアは道路運送法の特別法との関連性も去る事なが

          ソフトウェアに権限委任する法律/ルール。21世紀に書き換えられるルールの脆弱性。

          【書評】真実を掴み取る意思を、私たちから奪い取られないために。 -村上春樹著「街とその不確かな壁」評

          (書評の性質上、多少のネタバレを含んでいますので予めご了承ください。) 1 私が村上春樹氏とお会いしたのは、ちょうど「コロナ・ウイルス」が世界的に猛威を振う前の2020年1月であった。 村上氏からの希望もあり、高田馬場一丁目にある雑居ビルの1階にある喫茶室ルノアールで話すこととなった。お互いビターブレンドとカフェ・オーレを注文し、軽軽自己紹介をし終えると本題に話が移った。 「不確かな壁の話を書こうと思う。」と村上氏は言った。 私は少しばかり驚いた表情となり、暫く発言で

          【書評】真実を掴み取る意思を、私たちから奪い取られないために。 -村上春樹著「街とその不確かな壁」評

          クラウドサイン プロダクトデザインチーム横越 遥香「わたしの未来と、信じられる今日。」#CloudSign_Astronauts

          クラウドサインを創っている社員を、クラウドサイン責任者・橘がインタビューする企画「Astronauts(アストロノーツ)」。第10回目はクラウドサインのプロダクトデザインチームの横越遥香さんをインタビュー。 営業から始まったキャリア、デザイナーへの転身 橘:横越さんは新卒で入社した会社では営業として配属された後、プロダクトデザイナーにキャリアを転身した珍しい経歴を持っていますね。 横越:そうなんです。社員50名未満のベンチャー企業に入社しました。そんなフェーズの企業でし

          クラウドサイン プロダクトデザインチーム横越 遥香「わたしの未来と、信じられる今日。」#CloudSign_Astronauts

          【中編】全公開、クラウドサイン 会議ガイドラインVer.1.0。会議改善マニュアルPDF全文公開。

          前編に続いての、クラウドサインの会議改革史。会議はバグであるという課題感に触れた前編を是非ご覧いただいてから、今回の会議ガイドラインをご覧いただけますと幸いです。 今回は2023年1月30日付で交付した会議ガイドラインを公開致します。会議は長らく役職者に閉じられたもので、その会議内容を共有するための会議がまた、山のように連なって伝達コストに繋がっていたのは前回記載の通りです。 今回は、その課題解決方法の具体案を共有できればと思います。 CloudSign Meeting

          【中編】全公開、クラウドサイン 会議ガイドラインVer.1.0。会議改善マニュアルPDF全文公開。

          【前編】クラウドサイン流 会議ガイドラインVer.1.0。なぜ会議はこんなにも多く、長いのか。会議を改革して組織を強くする方法。

          この度、2023年1月30日付でクラウドサイン事業本部内で会議ガイドライン を交付致しました。内容に関しては後編で開示しますので、是非最後までご覧ください。 クラウドサインという生産性を上げる事業を推進しているもあり、定期的に自らと組織の業務生産性を見直しています。その一環で、年末に自分自身の業務時間を見返してみたところ、なんと業務時間の80%を会議の時間に割いていた他、部長も70%以上、マネージャーもその時間の半数以上を会議に時間を割いていることに気づきました。 統計的

          【前編】クラウドサイン流 会議ガイドラインVer.1.0。なぜ会議はこんなにも多く、長いのか。会議を改革して組織を強くする方法。