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創業して2週目の #PeopleX 。PeopleWorkの戦略方針と採用方針。エンプロイーサクセスのタグラインの振り返りと変更点。

PeopleXを創業して2週間が経ちました。

引き続き有難いことに、お客様からの問い合わせ、入社ご希望の方からのお問い合わせが継続し忙しい日々を過ごすことができています。

まだHR分野で大きなことしようとしてる!! 的な認知だと自覚しているため、私が挑戦しようとしている分野を正しくご理解いただくために発信を継続していこうと思います。

PeopleWorkの戦略方針

まず基幹事業であるエンプロイーサクセスHRプラットフォーム「PeopleWork」についてです。

この領域、事業ドメインに参入する過程は上記創業時の記事やインタビューで答えましたので譲り、既に細かい事業方針の変更を繰り返しています。

PeopleWorkの訴求

タグライン/製品サイトの反省点と修正点

創業して2週間経ち、タグライン設定と製品サイト訴求は正しかったかの振り返りをしています。実際少し変えようかと内部では議論の方針が経っていますし、実際細かい点は修正実施済みです。

特殊なタグライン設計

通常ならエンゲージメント向上SaaS「PeopleWork」、社員のスキルアップクラウド「PeopleWork」のようなタグライン設計が通常でしょう。そこをあえてエンプロイーサクセスHRプラットフォーム「PeopleWork」と名付けました。自分1人の判断です。

これは結論からして正しかったと思い、しばらく維持しようと考えています(もしかしたら「HR」は取るかもしれない)。

私たちは人事の方が日々利用する「人事管理システム」ではなく、社員全員が日々利用するワークソリューションを目指しているため「エンプロイーサクセス」という概念をあえて製品タグラインに入れることを選択しました。

エンプロイサクセスのフレームワーク

私たちが何者かであるかの立ち位置が鮮明に分かりますし、存在意義そのものが社員に投資することで会社の業績を向上させる手法、戦略自体も物語っているワードとして合致すると考えています。

お客様からの反応などを見てもプリファランスが高いワードで、マーケティングとして独自性のあるワードで継続していく方針です。

(通常は「タレントマネジメント」や「リスキリング」などの顕在ワードを利用することをお勧めいたします。)

製品サイトは変更予定

製品サイトは、現在ティザーサイト的な1枚ページになっていますが、7月頃目処に全面フルリニューアルする予定です。

結果的に創業時に見せるティザーとしては良かった説はありますが、総合HR基幹システムとの誤解を与えるティザーサイトになっていると判断しました。社員のスキル、エンゲージメント向上のためのコンパウンドスタートアップであるとの意図が伝わればと、総合的なアプローチをしました。

現在の製品サイト

その結果「既に自社はHR基幹システム入れてるからな」と、その製品セグメントでの誤解を与える総合的な印象になっている可能性があると評価振り返りをしています。

また、もしかしたらHR系のSaaSをやられている企業様からも競合製品かのように印象を与えている可能性も思案しています。

(具体的な製品名は言及しない方針ですが、ここでは記事のわかりやすさのため)タレントパレット様、カオナビ様のような尊敬する先輩企業様とは棲み分けが異なり、むしろ協業関係にある立ち位置にあると考えているにも関わらず、もしかしたら誤解を与えるような製品サイトになってないかと振り返っています。

(HR系SaaSの皆様、共催セミナーなどさせてくださいm(_ _)m !!)

既に認知の取れている先輩企業との立ち位置の差別化 / 明確性は、後から出て行く者側の責任ですので7月頃の全面リニューアルを見据えて、大胆に変更していく予定でございます。製品ブランド、ブランドカラー、ロゴ、メディア、サイト設計など全て1から設計中でございます。

ペルソナの再設計

営業・マーケティングの顧客ペルソナは2週間で既に小さな仮説検証を繰り返しています。プライシングは実際1回変更しました。

変更後のプライシング

まずエンタープライズ企業の労働生産性、エンゲージメント向上のために創設したのでブレることはないのですが、その初年度の登り方は様々であると仮設検証しています。

従業員コミュニケーションプラットフォームの性質だと考えればSlackが普及した順のゲームインダストリやスタートアップ産業が初期ペルソナとして適切であるし、従業員のオンボーディングという性質を全面に出せば、飲食店やアパレルなどの店舗系のインダストリに親和性があるなど、様々な切り口があると考えています。

現在は「月に2名以上の方が入社予定の企業」とペルソナをまた仮設定して検証を数週間していきたいと考えています。

月に2名以上の方が入社予定の企業様、お気軽にお問い合わせください!! もし私とのご商談希望の際は、問い合わせ時に「橘と商談希望」と明記いただければ幸いです。

既にPMF段階にある説も

既に有効商談化率は非常に高く、適切なペルソナ設計さえできればアウトバウンド営業でも受注段階(=いわゆるPMF済の段階)にある仮説があります。

その証明は多くの企業の場合、受注数値で証明する必要がありますが、展示会に出展し、商談し、一定の受注までいくと半年以上の時間を要してスピードが阻害されるので初回商談をトップ自らが行えば、それが受注までいく有効商談かは見極めが容易であると考えています。

PeopleWorkは既にインバウンドリードに恵まれている製品ですが、セールス&マーケ費用をかけた時に回収ポジションにあるかどうかがPMFのラインなので、既に適切なペルソナ設計さえ見つかればその段階にある説もあります。

PMFはなっているかどうかを受動的に検証するものではなく、こちらから積極的に検証しにいき、検証できた段階で一気に投資判断に向かうためにあるもので、結局セールス&マーケ費用の投資判断のメルクマークにすぎません。PeopleWorkは早い段階で見つけにいき、投資フェーズにしにいきます。

PeopleX社の採用進捗

日々採用サイトに直接応募いただけている状況で、ダイレクトリクルーティングサービスを利用しようとしていたのですが、既に日程調整がパンパンな状態から、一旦直接ご応募の方に真摯に向き合うべく、ペンディング判断となっています。

採用サイトはこちら

各職種の1人目立ち上げメンバーを今月中に確定する方針でございますが、引き続きエンジニア、UXデザイナー、PdM、キャリアコンサルタントの方を積極採用予定でございます。

特に上場企業経営者経験のある者、大企業での人事経験のある方、外資系SaaSでのエンタープライズセールス経験のある方などは積極採用中でございますので、是非ご応募くださいませ。


まだ創業して2週間かと振り返ると激動の日々ですが、スタートアップ企業が世の中で価値を生み出すことの源泉は、スピードとその実装力だと考えています。世界を代表する企業を目指すのであれば、そのスピードもそうでなくてはならないと考えています。

またゼロからの創業、まずは認知をいただくべく、今年は全てのスタートアップコンテストで優勝を狙いに行きます。去年まで審査員側をしていたスタートアップイベントでも、今年は挑戦者サイドで全ての部門で優勝を狙いにいきたいと思います。

是非今後とも(本当に少しでもいいですので)PeopleXを応援いただけますと幸いです。

お読みいただきありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ