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学術的(?)、研究者的(?) 考察

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#催眠

日常の一瞬一瞬をこそ大事にする

日常生活の一挙手一投足をまず大事にする。一瞬一瞬をでき得る限りを尽くして生ききること。これこそが、初めて自分の人生を形作っていきます。 ですので、例えば、噛むこと「も」ではなく、噛むこと「を」大事に満喫すると、それだけで人生の質はいつの間にか向上します。騙されたと思いやってみてね

ちなみに、「噛む」ということの効力を別の角度からお話することもできるのだが、「立つ」「歩く」「噛む」・・・・こんな当

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背骨を真っ直ぐに立てて生きるということ

この世界は、何者になるか、である。
素敵な言葉を聞いた。

そう…これは、気付かぬうちに
「(社会や環境や周囲によって)何者かであるべき」に当て嵌まるように生きる、と間違える人が非常に多い表現でもあるかもしれない。

あくまで「何者になるか」という意味ではなく、
自分自身が自分自身の背骨をしっかりと感じて生き、
そして「人事を尽くす」

…つまり自分自身に今この瞬間今この瞬間という人生のすべての瞬

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自己肯定感、という「言葉(名前)」の罠

現代日本で心の問題を扱うがゆえに「自己肯定感の低さ」という言葉が流行ってしまっているが、これは心理学的に表面的な行動科学的な言い方に過ぎない。
臨床的に見れば実は自己肯定感が低いという言葉は実に都合の良い言葉である。
「心理学問的(表面的)に自己肯定感が低い」人ほど、実は強烈に自我(つまり自己を肯定している感)が強い。思い込みも、そして実は物凄く能動的積極的に「自分」の決めた方向に動いている。

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古武術と、教育や潜在意識から扱う心理療法の共通点(のひとつ)

相手の反応を引き出し、相手の力(エネルギー)やその流れをただそのまま利用して相手が勝手に転がっていくように立ち回るのが古武道。

(固まってどこにどうも出なくなっている、もしくは適切なところに適切な形で出て来なくなっているところをうまくして)相手の反応を引き出し、相手の力やその流れをただそのまま利用して、相手が勝手に自分の道を突っ走っていくように立ち回るのが教育・カウンセリング・心理療法。

カウ

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初めてこの世に生まれて初めて自分の人生の第一歩を踏み出すということは

―「人から嫌われてもいいや」と本気で思えるようになってからが本当の自分の人生のはじまりです。

ありのままの自分を出していきその結果として人から嫌われても気にする必要はまったくありません

とにかく人から嫌われないように自分を偽りつづけているうちは

あなたに対して誰かが望む人生を歩んでいるようなものなのです―

と、書いているひとがいました。

「『人から嫌われてもいいや』と本気で思えるようにな

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あの時あなたがああ言ったから…!

これまた、家族や友人、恋人などで、ありがちな言葉の応酬のケースですよね。

あの時あなたがああ言ったから…
・私がこうなった
・私はああしただけ(ああしたのに)
・今(あなたと私が)こういう状態になっているんでしょ

というパターン。

あなたも、人生の中で良くこういうこと、感じていませんか?
そして、もしかしたらその上でさらに
「ああ、私はどうしてこういう人とばかり関わり合いを持ってしまうんだろ

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現代人に大流行の「自分をダメにする言葉」

本日は、現代人に大流行、いや、もはや現代日本文化と言っても過言ではないほど多くのひとが当たり前のように無自覚に日常で行い続けていることについて、綴ってみようと思います。

とはいえ、私は今までもこの「流行」について、「セルフトーク」という言葉や、「自動思考(言動行動)パターン」などという言葉で、何度も記事を書いてきたことでもあります。

しかしながら、今日は少し、普段と違う角度の説明も加えて。

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つぶやきーひとの学習と心

ひとはね、何らか反応してもらえたら、その反応の内容の良い悪いに拘わらず(そもそも善悪は存在しないのでひとの潜在意識はそれを区別・判別しない)、その反応されたもとの行動を繰り返すという傾向があるのです。
(寧ろ、その反応が印象的だったら尚更その反応を引き出した言動行動を何度も何度も繰り返すというゲームを無自覚に行います。)

突っ込んだり反応したりイラっとしたりする限り、その人は無自覚にその反応をあ

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読書の重要性―「読書」というだけのことが如何に「ヒト」が生きる上で必要なすべての要素を育てるか

私はここ2週間程、毎日、点字図書で借りてきた「銀河鉄道の夜」(宮沢賢治・著)を読んでいる。
私の目的としてはまず第一には点字を読む、ということ自体の訓練。
そこで、あらゆる事情が重なって、第一弾として宮沢賢治の銀河鉄道の夜を選ぶ運びとなった。

そのあらゆる事情というのはこの記事では割愛するが、そのうちの理由の中で大きなひとつが、今回の記事でお話したいことでもある。
元々その目的もあったのだが、毎

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言葉が変われば現実世界が変わるーあなたの人生の困りごとは、言葉ひとつの使いようで解消していく

最近、ラジオで良く聞くフレーズ

新しい自分に今会いに行こう
勇気がなかったら後回しにしよう
勇気を探しに今歩き出そう

曲の歌詞の一部なのですがね。

これを聞いた時、なんともにやりとした。

この人もやるなあ、なかなか詐欺師だな、と(笑)
良い意味でね。

セラピストは、ある意味、時として詐欺師、ペテン師です。
というのも、言葉の使い方を巧みに心得ているから。

そして、同時に、潜在意識と対話

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あなたの能力、育てるとか身につけるものだと、思っていませんか?

現代日本人にとても多いように感じていることですが…

例えばあなたは、
「私は別に何の能力も得意教科も特技もない。社会に貢献できることも自分の仕事として大成できるような要素も何も持っていない。私は平凡で、何もできないなあ。大勢の中のひとりだなあ。」
…などと、思っていませんか?
(今の日本人は、そう思わされるよう思わされるような潜在的教育が家でも学校でも社会文化全体でも行われるようになっていますか

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「痛い」「眩しい」という言葉の一般的語弊

つい先日、私の主宰コミュニティで、ゲストも交えての座談会の収録を行った。
第1回目として、まずは、私自身の「視覚」の状態について。

私は、「眼球使用困難症」という呼び方をする他ない、という、要するに国の判断基準には当てはまらないが「視覚」自体を使うことが実質困難な、文字通り「眼球(というより視機能)使用困難状態」であるわけだ。
この辺りについては私の過去の記事をお読みいただきたい。

さて、とこ

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今こそ、自分を解き放つとき―身体からあなたへの合図

父親や母親や近親者に対して幼い頃、
その人に<縛られる>ことを自分に課して(縛られ言いなりになったり利用されることで自分が生き延びたり人生を有利に運んでいく術として自身にプログラムパターンとして埋め込んで)来たひとが、

その対象者(例えば親)がいる間は、その相手への(無自覚の)遠慮・罪悪感で自分を縛り続けたまま成長するが、

その対象者がいなくなったり自分がひとり暮らしを始めたと時を同じくして

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あなたはあなたの人生、何を使って生きている?

人生に命を賭けていないんだ。だから、とかくただの傍観者になってしまう。-岡本太郎

人生、その身体で生きているとき、あなたは一体、何で生きているのでしょう?
また、何を使って(賭けて)生きているのでしょう?

人生を生きるということ自体、いのちを使い、いのちを燃やし、いのちを賭けているということではありませんか?
私たちにはいのちしかないのに、その他のものでどうやって人生のすべてのたったひとつの瞬

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