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40男パンピー人生記 7
今日は長女の卒園式だった コロナ禍と言うこともあり両親の一人しか式に参加できなかった
コロナめ… とはいえやれただけましか コロナが始まった頃は未知のもので今程コロナについて何も解明されてなかったから何でもかんでも中止になってその頃の卒業式や入学式成人式 結婚式なんかする人達はほんとに気の毒だと思う それを思えばできただけでもありがたい こんなふうに感謝するのも一昔前ならおかしなもんだ
40男パンピー人生記 4
朝目を覚ますとお母さんが帰ってきていた
いつ帰ってきたの? 大丈夫だった? と聞いたら
「大丈夫よ」 と答えた。
顔をふしめがちにしている 髪の毛でよく見えなかった
が、片方の目の回りが青くあざみたいになっていた
どうやらオヤジに殴られたらしい
嘘つき… 昨夜を思い出した
オヤジにお母さんの事ぶたないで、って言ったのに
オヤジはお母さんの事ぶたないって、言ってたのに
40男パンピーの人生記 3
チッ チッ チッ チッ… 時計音が聞こえる
ブォーーーーー 冷蔵庫の音も聞こえる サイレンナ
イト 父親の様子がいつもと違うことを感じた
アル中で怠け者だが 酔って暴力的になったことはなく
シラフの時はとても優しい人だったからただならぬ異様
な雰囲気はすぐ感じた 「どうしたの?」 ……
「もう寝なさい…」 呂律が回ってない
「何でそんなの持ってるの?」 ……
…「いいか
40男のパンピー人生記 2
1992年クリスマス
日本はバブルが崩壊して間もないが世の中はまだまだお
祭り騒ぎの雰囲気だったのを子供ながらに感じていたの
を覚えている。12月に入るとどこもかしこもクリスマ
スソングが流れる 何てことない商店街でさえもキラキ
ラと装飾されていた。 現在はあの頃と比べると随分さ
みしくなった気がする。
僕は父親 母親 僕 次男 三男 の5人家族だ
父親は地元で三代続く割烹料理屋