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「大人男子の『超』清潔感ハック」見た目は人のため
AmazonのKindleでベストセラーになっているから、もう読んだ方も多いかもしれない。僕も四十を過ぎて見た目がだいぶん衰えてきているのは、鏡に映った自分を見る度に痛感している。
見た目が衰えるほどの外見が元々あったのかと言われれば、言葉に詰まるけれど、それでも二十代の張りや潤いはもはや見る影もない。なので、せめて人に不快に思われない程度には外見を整えるのがマナーというものだ。
本書で強調さ
新しいものと過ぎ去るもの
両親が今日、2回目のコロナワクチンの摂取に病院へ行ってきたそうだ。稀に発熱などの副作用などが出て、ひどいものになれば命に関わるというから怖い。そんな怖さよりもコロナに罹るほうが恐ろしいとおもって皆んなワクチンを打つのだろう。
実際どれくらいの確率でコロナに感染して死んでしまうのかわからないけれど、とうぜんワクチン接種によって重篤な副作用に陥り、命を落としてしまう確率よりも低いことはないはずだから
「ここは今から倫理です。」を読んで②
途中になっていた「ここは今から倫理です。」の感想の続きを書こう。前回の繰り返しになるけれど、こういった倫理を考えさせてくれる漫画が売れているというのは、個人的には大歓迎だ。僕の生活の第一の目的は、どう生きるかの問題に取り組むことだから、こうして記事の種にもなってくれるのでとても嬉しい。
ただ残念なことに掲げるタイトルに対して、少々作者の力不足を感じてしまう。知識として倫理を仕入れたけれど、まだそ
「ここは今から倫理です。」を読んで①
いつも遅れているけれど、遅ればせながら「ここは今から倫理です。」の1巻だけをタイトルに惹かれて読んでみた。どうやら人気が高いようで、アマゾンのレビューの数を見てもそれが伺い知れる。残念ながら続けて読もうとはおもわなかったけれど、こういった倫理を主題にした漫画なんてこれまで寡聞にして知らなかったのでとても新鮮だ。
それに加えて、そんな漫画が人気を博していてドラマ化していることにも驚いた。こういった
コロナ禍と一杯の紅茶
きっと僕のせいなのだろうけれど、嫁さんがこの世を憂いている。彼女は客商売をしているものだから、お客さんとのやり取りでコロナの話題はよく出てくるのだ。皆がみな異口同音にコロナ禍の不安を訴えるそうだ。その度に嫁さんは暗い気持ちに襲われるという。
というのも、どうしてそこまでオロオロすることがあるのか。テレビなどのマスメディアに与えられた情報だけに頼らず、自ら積極的に情報を求めていかないのか。どうして
「JKハルは異世界で娼婦になった」から観る「男尊&女卑」
知らない人のために簡単に紹介しておくと、主人公の小山ハルは交通事故で異世界に転移してしまう。が、異世界転移モノのではお決まりのチート能力も何も持たされず、しかし過酷な男尊女卑の中世世界に放り出されてしまったため娼婦になって食いつなぐという話だ。
それだけ書くと悲惨な物語だけど、高校時代から売春をしていたこともあり、自分の性を売ることにさほど抵抗がないせいか、すんなりと置かれた環境に順応する強かさ
今さら「リバー・ランズ・スルー・イット」の考察
あの頃理解し合えず、でも愛した者たちは妻を含め世を去った。
今は心で語りかける。
この歳で釣りも覚束ない。友達は止めるが、一人で流れに糸を投げ入れる。
谷間に黄昏が忍び寄ると、すべては消え、あるのは私の魂と思い出だけ。
そして川のせせらぎと四拍子のリズム、魚が川面をよぎる期待。
やがてすべては一つに溶け合い、その中を川が流れる。
洪水期に地球に刻まれた川は時の初めから岩を洗って流れ、岩
「やらない善よりやる偽善」の盲点
僕は若い頃からボランティア活動なんてろくにしたことがなかったけれど、30才辺りからまめに従事するようになった。こう書くとなんだか立派な人間のように見えるけれど、そうではなくて、単にそうしなければいけない立場になっていたというだけの話だ。
たとえば妻や親への献身と、ときどき町会の奉仕活動などがそうだ。なんだそんなことかと思うかもしれないが、馬鹿にしてはいけない。どれも疎かにしていいものではないのだ