ホラーやサイコホラーの小説、またホラー映画が好きな方へ。

ホラーやサイコホラーの小説、またホラー映画が好きな方へ。

ホラーやサイコホラーの小説、またホラー映画が好きな方へ。 良ければ私のブログなのですが、 かなり癖が強い事と、 かなり昔に作ったので所々、 内容的にグダグダで好みが人によって分かれる事を承知出来る方々には、 取り敢えずはお勧めで御座います。 登場人物像のイラスト(専門のプロにお願いして描いて貰いました。) も御座います。 m(__)m( ´,_ゝ`)(^^)/ https://shogochiba.hatenablog.com/entry/2021/07/22/2022

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「妻、小学生になる。」の感想

「妻、小学生になる。」の感想

設定は嫌いじゃない。未知の読者のために説明すれば、10年前に最愛の妻の新島貴恵を交通事故で亡くした夫の圭介と娘の麻衣は、その間家族の死を乗り越えられずに失意のうちに暮らしていた。そこへある日突然亡くなったはずの貴恵を名乗る小学生が現れる。 どうやら10年前に死んだ貴恵が転生した姿だということがわかって、家族は再開を喜ぶ。けれど妻は現世では他の家庭の子供、白石万理華として生活しているため新島家には戻ってこられない。もどかしくも奇妙な交流が始まるという話だ。 繰り返すけど、設

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真実 編

真実 編

翌日、部活に顔を出すと何やらAとBがスマホを見て楽しげに笑っていた。 「どうした? 何か良い事でもあったか?」 「そうなの!ねぇ、見て見て! これ面白くない?」 AがBと見ていたであろう、スマホの画面を見せてくる。 そこに映っていたのは、Aが拾い画で作ったであろう別の女になりすましたTwitterのアカウントでDMのやり取りしてる画面。 「見てこれ!T君の写真欲しい❤って言ったら、ウチと撮ったプリクラを切り取って送ってんだよ?wヤバすぎw」 「こわw」

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止まるんじゃねぇぞ……編

止まるんじゃねぇぞ……編

例のボイメ事件から数ヵ月後。 Tによる異常行動の愚痴を聴く度に、俺は「心配しているフリ」をしながら彼らの痴情を密かに愉しんでいた。 そしてある日ついに、事は動き出す。 Tは入部当初から2年生メインの男の先輩グループと仲が良く、一緒につるんでいるのは周知の事実だった。 そんなTが、本当に言っているかも分からない先輩たちによる1年disを間接的にAに言っていた事を知る。 「自分だけが認められている」と自慢したかったのかは知らないが、その陰口の中には実現できるかは

ボイメ編

ボイメ編

これは俺が高校1年生の時に巻き込まれた、メンヘラのメンヘラによるメンヘラな事件の話である。 入学して2週間が経った頃、幼馴染から軽音部の見学に誘われた俺は付き添いとして同行する事になる。 するとなんという事でしょう。 あーら、不思議🎶 当時部長のドラムの演奏に、一聴き惚れしちゃった❤ という事で、入部を即決して幼馴染と入部。 思い立ったが吉日である。 入部後、新入部員は全員で8人。 2ヶ月ほどそれぞれ先輩が付いてパート練習の基礎が始まり、もう一人のド

【ホラー短編】六〇六号室(7/7)

【ホラー短編】六〇六号室(7/7)

<1/7 2/7 3/7 4/7 5/7 6/7 7/7> 7/7「ああああ! あああああああああああ!!」  それを見た血族はかんしゃくを起こした子どものように絶叫した。  呪いとも泣き言ともつかない言葉を吐き出し、血反吐めいた赤い涙を流しながら、エレベーターのドアをガンガンと叩く。  血族は永久を鳥篭に引きずって行った。永久を食卓に上げると、仰向けに押さえつけ、ベルトから血まみれのノコギリを手に取った。亜子と同じく、逃げられないように足を切り落とす気だろう。  

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【ホラー短編】六〇六号室(6/7)

【ホラー短編】六〇六号室(6/7)

<1/7 2/7 3/7 4/7 5/7 6/7 7/7> 6/7 ずるずると床を這いずるような音がやってくる。  廊下から女が姿を現した。うつ伏せに床を這っている。鉄格子の前まで来ると、女は血の気ない灰色の顔を上げた。  永久は鉄格子に張り付いた。その女は両足を切断されていて、血を流し続けていた。永久は彼女の名を呼んだ。 「材連亜子」 「ああ……あのときのお巡りさんなのね」  亜子はかすれた声を発した。何年も前に見たときよりずっと疲れ果て、やつれた顔をしていた。

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【ホラー短編】六〇六号室(2/7)

【ホラー短編】六〇六号室(2/7)

<1/7 2/7 3/7 4/7 5/7 6/7 7/7> 2/7* * *  事件から三日後、天外市内のとある喫茶店。  壁にかけられた液晶テレビで報道番組が流れている。  〝天外連続神隠し事件〟  デェ~ン……!  不安をあおる効果音と共にテロップが浮かび上がった。映像はとある工業団地前に移り変わり、深刻そうな口調でナレーションが続く。 「今月十八日、天外市の南灰原町にあるマンションで、女性の体の一部が発見されました。身元はまだわかっていません。体の一部が落ち

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【ホラー短編】六〇六号室(1/7)

【ホラー短編】六〇六号室(1/7)

<1/7 2/7 3/7 4/7 5/7 6/7 7/7> 1/7 裏手に回っていた婦警と男が戻ってきた。  家の玄関前で待っていたもう一人の婦警、佐池《さいけ》永久《とわ》は、戻ってきた先輩に声をかけた。 「部長! どうでしたか」 「本当だった」  常盤《ときわ》花切《かぎり》は制帽を脱ぎ、冷や汗を拭った。  いつもと変わらず霧雨の降りしきる夕方。天外《てんげ》市郊外の寂れた住宅街に建つ、それほど大きくない一軒家。  花切と一緒に家の裏手に回っていたのは小学校

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じめじめした梅雨にお勧めする絵本

じめじめした梅雨にお勧めする絵本

いよいよ 梅雨の時期になりました。 こんなぞっとするお話はどうでしょうか。 おススメ度★★ モフモフ度★★★ 本:怪談えほん 悪い本 作:宮部みゆき さん 絵:吉田尚令 さん 編:東雅夫 さん 出版:岩崎書店 お話のあらすじ  主人公は『あなた』です。女の子の姿で描かれていますが… 悪い本は、あなたに一番悪い事を教えようとしてきます。気がつくと、だんだん、だんだん、くらーい林の向こう側につれていこうとします。しかも、さるのぬいぐるみや西洋人形、くまのぬいぐるみが…林のかげ

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