しばらくの間、更新をお休みさせていただきます。理由は最近、自分の好きを大切に出来ていない為です。 空想植物図鑑の目標達成まで楽しみに見守ってくださる皆様、何卒ご容赦ください。 でも、時々、皆さんから良い刺激をいただきに現れますので どうかご心配なさらないでくださいね
◯あいさつ みなさん、おはようございます。 早速、今回の空想植物となります。 すでに似たような植物を書いた気が……。不安ではありますが、もし似た物があったら「きっと、これは個体差ね」と、おおらかな気持ちでご覧くださいませ。
◯あいさつ 今回は、わたしが小学生の頃受けた「道徳」の授業について記事を書こうと思います。 思いつくままに好きを発信する内容ではありませんので、ご注意下さい。 二十年、いや、まだそんなに経っていないかもしれませんが、それくらい前のお話になります。 平成29年3月に小学校の学習指導要領が改訂され、今はもう違う内容になっているでしょうから、「そんな時代もあったのねぇ」くらいの気持ちでご覧いただけたら嬉しいです。 ◯道徳の授業 小学校二年生の時だった。と、思う。
◯あいさつ みなさん、おはようございます。 早速、今回の空想植物となります。
将来は馬と一緒に暮らしたいなぁ
トップ画像のアップロードがうまくいかないので、こちらで空想植物図鑑166のイラストを再掲載します。
◯あいさつ みなさん、おはようございます。 今回の空想植物となります。
「目を開けて、胸張って、下を見るんだ!」 シーンは忘れて、猫の恩返しのこのセリフだけ聞くと、ちょっと元気が出る
夜毎の空想に形を与えた結果が『Zing0』 冒険は楽しいのぅ
太陽が仕事を始める。朝【ニィナグゴ村:湖の端】 ズィンゴは持ち出した机と椅子に火をつけ、簡素な食事を済ませた。その後、水車小屋の扉を泥と蝋で固く閉ざした。格子窓の向こうは、舞い上がる埃以外には何も見えない。ズィンゴはローブの裾を翻して、水車小屋の周りをくるりと歩き、鼻を鳴らす。 「なぉ。整ったな! これで、尻尾を引くのは、お前だけだ……」 ズィンゴは地面に置いた、背に余る厚い布の鞄を振り返り、それを掴んだ。肩帯に腕を通し、背中を押し潰す重みを耳が千切れそうな
太陽が休む頃。夕方。そして夜【ニィナグゴ村:村の酒場】 酒場の主人は暗い顔で働いていた。 度重なっていた行方不明事件が片付いたと思ったら、マーロウが暴れだし、ヒトでなしのズィンゴが捕まったと思ったら、村の長キエネトゥが全てを暴かれて薬を飲み、死んでしまった。何が何だか分からない。 主人は上等な酒が入った酒壺を棚に並べながら、娘を呼んで振り返り、俯いた。 太陽が休む頃、いつものように手伝いに来ていた娘は器量よく働いていたのだ。あの時、娘はいつもの常連客たちと楽しむ
太陽が疲れ始めた頃。昼過ぎ。【ニィナグゴ村:村の広場】 縄で縛られたキエネトゥを前に、村のヒトたちは集まり、話し合った。 キエネトゥはマーロウとズィンゴによって暴かれた秘密から、企ての多くを暴かれると、惨めになった。萎びた根菜のようだった顔は溶け、垂れ下がった皮を揺らしている。香り高く着飾った衣装には汚物と憔悴の臭いが染みつき、彼自身、その悪臭に耐えかねていた。 キエネトゥは宝石で買収した被膜を持つヒトに、行方不明事件の罪をなすりつけようとした。気をよせていた酒場の
太陽が働く。朝【ニィナグゴ村:戦うマーロウと村の入り口】 胸を輝かせて猛るマーロウを前に、村ビトたちが作った荷車の壁は無力だった。マーロウが掴み上げた木を一度振るっただけで荷車は砕け、投げつけた岩で潰された。マーロウは岩を踏み砕き、村へ迫る。農夫が泣き叫んで炎の枝を投げつけると、枝は炎を強く燃え上がらせ、マーロウの掴んだ木を焼いた。 マーロウは燃える木を空に向かって投げ捨て、四肢に力を蓄えて身構えた。村ビトたちは手にした武器を巨体に向かって突き出し、マーロウの脚を村
太陽が昇った頃【湖の向こう:船着き場】 湖の向こう、豪奢に飾ったなめし革の幕舎の影に、格式高い儀礼服に身を包んだ男ウェインが休んでいた。ウェインは変化のない湖を眺めていたが、それに飽き、指を鳴らした。ウェインがしなやかな指を鳴らした途端、胴皮鎧を身に着けた兵士が側に駆け寄り、跪く。 ウェインが拳闘を求めると、たちまち長方形になるよう木の杭と縄で仕切りが作られ、全裸の男が二人その中へと押しやられた。 いずれも頬はやせ細り、目は落ち窪んでいたが、腕や脚の肌には艶があっ
同じ頃【ニィナグゴ村:憐れ者の巣(モートル・アロ)】 憐れ者の巣の中で、赤茶色に焼けた漁師の男は震えていた。ズィンゴの頭巾を抱くように自らの頭を抱え、丸くなって震えた。男は嘆く。村の長キエネトゥが語った恐ろしい企てを聞き、家族の顔を思い出すことしか出来ないなんて。ここにはいない、ズィンゴとマーロウの顔を思い出すことしか出来ないなんて。 遠くで起こった地響きが、男の身体を揺らした。目の前で跳ねる小石を見て、ますます惨めになった。 小さく丸まった男の頭に、小指の爪ほど
太陽が仕事を始める。朝【ニィナグゴ村:村と湖】 朝、キエネトゥは太陽が仕事を始めると、同じ頃に目覚めた。萎びた根菜のような顔を水で洗い、特別な香をふんだんに焚きしめ、身なりを整える。かつて、村の長に選ばれた証明として授かり、以降、仕舞い込んでいた宝石の首飾りも身に着けた。杖を飾った魔除けの針飾りが躍るように揺れ、キエネトゥの脚を軽くした。 キエネトゥは夜、太陽が休んでいる間を惜しんで村ビトたちを集めた。キエネトゥは村ビト達を説得し、無数の捕縛縄を使って網を編ませた。