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北朝鮮拉致問題、人権の研修として映画「めぐみへの誓い」を観た

人権に関する職場での研修が、北朝鮮の拉致被害者である横田めぐみさんを題材にした映画「めぐみへの誓い」の鑑賞だった。
ドキュメンタリーではなく、ドラマ仕立てになっているのだけど、亡くなられた横田滋さんを原田大二郎が演じていて、似てるなと思いなら鑑賞した。
映画の解説は以下の通り。
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13歳の時に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんを中心に、拉致被害者とその家族の苦悩と闘いを描いたドラマ。劇団夜想会主宰の野伏翔が演出・脚本を手がけた舞台劇「めぐみへの誓い 奪還」を、野伏監督のメガホンで映画化した。
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めぐみさんは13歳で学校帰りに拉致され、船に閉じ込められて北朝鮮に運ばれ、辛先生から朝鮮語を覚えたら日本に帰してやると言われたことを信じて懸命に学習するのだが、それは叶わない。もちろんご家族は決して帰還を諦めていない。
拉致されためぐみさんそしてご両親の悲しみと絶望ももちろん描かれるが、観賞用映画としてのエンタメ性を持たせてあるのか、サイコホラーの要素が強くある内容。北朝鮮工作員・辛光洙役は大鶴義丹、途中小松政夫も拉致を手伝う役として出演している。
それから横田めぐみさんだけでなく、田口八重子さんもあの大韓航空機爆破事件の金賢姫の日本人化教育係だったことが描かれる。
うちの職場の若者たちでもさすがに北朝鮮の拉致問題は知っていると思うけど、大韓航空機爆破事件は1987年の出来事だから、知らない者もいるだろう。
人権研修になっているかはわからないが、忘れてはいけない問題であることは間違いない。

私は北朝鮮から脱北してきた元帰還者の人と話したことがある。どうやって脱北して日本に戻って来たのかその時聞いたが、でも、日本から拉致された人たちは一般市民ではないために、そのように動くこともできないのだろう。
拉致問題解決を願う。


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