一番最初の仕事は、学校を卒業して、大阪市庁で公務員をしていた時、それはアルバイトではない、初めての「本業」であった。でもなんだか、がっかりしてしまった。単調な毎日。ルールに沿うだけの仕事。面白くないのは自分が本気で取り組んでないからだろう、そう考えて、あれこれ工夫してみた。一生懸命やってみた。心底取り組んで見たら、何かが変わるだろう、そう思って。 市の教育委員会の仕事だった。事務職とは言え、それなりにやりがいはあったろう。学べることもあったはずだ。でも何年か努力してみて、や
ヨガと筋トレ、気功やピラティスとVO2 Maxトレーニングを組み合わせた運動プログラムを毎日行っていると、身体の感覚が軽く、けれど深くなってくるのがわかる。 軽く、というのは稼働範囲が広が流、つまりモビリティが高まるという意味で、一つの姿勢から次の姿勢への動きが流れるようにスムーズにできるようになる。 瞬発力もよくなって、テーブルから落ちたボトルが床に届く前に、さっと手で拾うなんて芸当ができるようになる。 深く、というのは身体の佇まいをその時々にそのまま感じることができ
数年前にアメリカで出版されてベストセラーになった『男性の繊細で気高くてやさしい「お気持ち」を傷つけずに女性がひっそりと成功する方法』は、男性優位の会社で異なるキャリア段階にある3人の女性が、キャリアと私生活における現代のジェンダー政治をナビゲートし合うというストーリーだ。 日本では昨年になってやっと翻訳されたけど、アメリカではもう定番の『男性優位社会で女性が生き抜くバイブル』としての確固とした位置を獲得している。 著者のサラ・クーパー(Sara Cooper)はライターで
人生にはいろいろな考え方とアプローチがあるけれど、その中でも最も役に立つのは『最後はなぜかうまくいく』というもの。これにはいろいろな意味や価値観、力、そして哲学が含まれている。 あーっもううダメだ、と思った次の拍子に「いや、最後はきっとうまくいく。何をどうすれば、何がどうなればいいのか今のところわからないけれど、それでもきっとうまくいく」という考えがスパークの様にキラリと光るのが見えたらもうこっちのもの。必ずうまくいく。 なんでそんなことが言えるのかというと、それは自らの
米ワシントン大学で生物学を研究するカエリ・スウィフト氏によると、カラス、カケス、カササギ、ワタリガラスなどカラス科の鳥は知能が高く、鳴き声で呼び合ったり、集まったり、命を落とした仲間がいることを知らせたりするという。 非常に興味深い実験がある。カラスが巣をつくり、繁殖している場所に、仮面で顔を隠した約25人のボランティアが30分間立った。仮面を着けているのは、表情を隠すため。さらに複数のボランティアを同じ顔の人間に仕立てるためだ。 各ボランティアはカラスの死骸を持っている
生理中のアクシデントは多くの生理ある人が一度は経験すること。 そんな出来事を見事にファッショナブルに変えてしまうシンデレラの 魔法のようなストーリーがこの動画だ。 まずはトイレでの失敗のシーンから。 もちろんこれが実用的かどうかは場所と状況による。ニューヨークなら奇抜な装いも奇抜とは見られないので、これくらいなら道ゆく人も振り替えず通り過ぎて行くだけ。 自信を持って歩いていけば風に揺れるビニール袋も軽やか。 ちなみにスクーンカップ が『女性』とは言わずに『生理ある人』
「思考がどのように生じるかに注意を払えば、思考は単に、文字通りどこからともなく現れることがわかるだろう。そして、思考が現れる前にそれを自由に選択することはできない.思考はただ意識の中に現れる。私たちはそれを創造しているのではない。そのためには、考える前に考えておく必要がある。次の思考をコントロールすることができず、その思考が生じるまで何になるのかわからないのであれば、あなたの意志の自由はどこにあるのだろうか?」- サム・ハリス 「何をするのも自由だが、その欲望はどこから来る
某コンビニチェーンが始めた「お店で揚げたドーナッツ」が人気になっている。けれどその生地と揚げ油と中具を見てみると、加工食品そのものなんだ。日本のフード流通システムを懸念する、あるいは批判する記事のようになってしまうので、これ以上読みたくない人はここまでで。 まず生地は「ふんわり、もちっとした専用粉」であるらしいけれど、さまざまな過程で本来の小麦から栄養素を剥がし、食感を高めて日持ちがするよう工場で改良されたもの。グルテンたっぷりの精製された粉は、もはや素の小麦からは程遠い。
55歳といえば通常リタイアを考え始める時だけれど、その年に、670年続いた老舗、塩瀬総本家代表取締役社長を継ぐことになった人。それが塩瀬総本家第34代当主・会長の塩瀬英子さんだ。 東京・築地に本店を構える和菓子の老舗、塩瀬総本家。日本の饅頭の元祖とされ、多くの人々から愛されてきた。 和菓子作り670年余となる塩瀬の歴史は、南北朝時代の1349年に遡る。中国から来日した林浄因(りんじょういん)が奈良で日本初の餡入り饅頭を作り、その味が評判になった。 1928年から53年ま
ある日突然、億万長者の所有するプライベートアイランドの瀟洒なパーティに招かれる。そんなちょっとスリリングな体験からすべては始まる。 そのタイトルにふさわしく、ゾエ・クラヴィッツの長編デビュー作『Blink Twice(原題)』は、興奮し、驚き、そして恐怖におののく主人公の瞳の中で展開する。 フリーダ(ナオミ・アッキー)はケータリング・ウエイター。 ある日のパーティでハイテク億万長者のスレイター・キング(チャニング・テイタム)の目に留まり感激する。最初は豪華で贅沢な食事と終
軽いダンベルから中程度のダンベルが1組しかない場合でも、そして一日20分しか時間が取れなくても、筋肉に必要な最低限のトレーニングは可能だ。 「最適なワークアウト形式は、高強度のもの、または高レップセットを行うことで筋肉の持久力に焦点を当てること」と、ACE認定トレーナーであるアマンダ・カプリットはMSNの記事で述べている。 ダンベルの重さはこれまでのトレーニング歴によって変わってくる。初心者なら女性で3kg~10kg くらい、男性で8kg~20kgといったところ。これは単
この美しいトゲトゲのあるトカゲはアーストラリアに生息する爬虫類で、原語では、Thorny devil(トゲのある悪魔)と呼ばれている。 神話が生まれた時代から現代まで、トカゲはしばしば怖い爬虫類として表現されてきた。けれどもトカゲは神話で語られるほど危険な生き物ではないのだ。 7,000種以上いるこの動物は、砂漠から熱帯雨林まで幅広い環境に適応している。この画像に写っている、オーストラリアのワタルカ国立公園の乾燥した地形を中心に生息しているこのトカゲは、トゲトゲの鎧で覆わ
運について、脳科学者やジャーナリストなど、様々な人がそれぞれの見識を述べている。20年間、腐敗の雀士である桜井正一によると、運は気分と密接につながっているということだ。 もちろん運がよいと感じる時、人は気分が良い。けれど、その反対も然り。気分がよい時、何か爽快なすっきりとした気持ちが体の中に満ちている時、運がその人を見つけて飛んでくるということだ。 桜井氏の話しの例では、氏が何人かの塾生を連れて荒れくる海の埠頭を歩いた時、自然の壮大な力に心が動かされた。そしてその気分のま
海辺で潮風に吹かれながらハンモックでくつろぐ。。。とまででなくても、ハンモックに横たわるだけで脳は騙されて落ち着いた状態を保つ。そんなちょっと変わった脳の研究をしているのが、名古屋大学教授の川合伸幸氏で、ご専門は認知心理学だ。 横になった楽な姿勢をとると、脳はちょっと安心して怒りにくくなるという。川井さんは、『進化の過程でヒトの心がどう構築されてきたのか』、『ヒトの脳波で「仲間外れ」を分析できるか』など認知心理学の興味深い研究を続けている。 例えば3人のキャッチボールで数
ルパンと言っても、あの怪盗ルパンではない。ルパン豆(ルピニ豆とも呼ばれる)はグルテンフリーで、高たんぱく質、食物繊維が豊富な小麦粉の代替えアイテムとしてアメリカで注目度が急上昇しているヘルシー食品だ。 理想的なタンパク質 他の豆類と比較すると、ルパン豆は、ひよこ豆、空豆、レンズ豆、その他の一般的な植物性タンパク質源よりも優れている。ルパン豆のタンパク質量は、ひよこ豆や大豆に比べて2倍近く多い。調理した豆1カップで26グラム、100カロリーあたり13グラムのタンパク質が含ま
生命が所有できるのは身口意思のみ。財産は持っては死ねない。業は5つの自然法則の一つ(気象、種子の法則、業、心の法則(Citta-niyama)、ダンマー(生老病死)だということだ。 ある特定の行為がどのような働きをしてどのような結果をもたらすかは、誰にもわからない:業は直線的でない。ただできることは、よいことを考えよいことをすること。『よいこと』は、頭でなく心が知っているもの。 慈悲の心/命を尊重/心穏やかに寛大でいること/嫉妬せず他の成功を喜ぶ/施す/謙虚になる(今日の