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心理学のはなし

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心理学的な話を主にしてる記事のまとめ。
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記事一覧

心×体=わたし

心×体=わたし

まだ5月なのにすでに半袖半パンの入透です!
関東あっちいよ!

さてさて今回もまた、新しい告知を兼ねての投稿です。

じゃーん!
この度、体のプロである理学療法士さんがおくる新サービス、「元気屋さん」にマインドリラクゼーションサービスHAMiがサービス提携させていただくことになりましたー!

体を元気にするサブスクとしてリリースされたこのサービスでは、自宅にいながらオンラインでプロのストレッチ、エ

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ナラティブアプローチ〜あなたが主人公の物語〜

ナラティブアプローチ〜あなたが主人公の物語〜

入透です!

今回はまた久しぶりにカウンセリングに関する理論のお話!
とはいえ専門的な話ではなく、例によって私たちが日々を生きる上で役に立つ記事にしていきたいなーと思ってます。

というわけで早速やっていきましょう!
今回のテーマは「ナラティブアプローチ」というもの。

1990年にオーストラリアのホワイトさんとニュージーランドのエプストンさんが創始した、かなり新しいカウンセリング理論です。

"

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アートセラピーって?

アートセラピーって?

こんにちは、入透です。
今回はアートセラピーについて書いていきますよー!

私たちの心の中にある感情やイメージって、必ずしもはっきりとした名前がついていたり、言葉で表現できるものではない場合もありますよね。

言葉にできないものって、もともと理解が深まりにくいです。人に説明できないぶん、共感も得られにくくてしんどい思いもしたりします。

そして何より、自分でもよくわからないものをずっと心の中にしま

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脳内会議の抜け出し方

脳内会議の抜け出し方

ここのところ新企画に向けての準備でnote更新が滞りがちなAIRです!こんにちは!

今日は一人脳内会議の抜け出し方について書いていきたいと思いますよー!

"一人脳内会議"または"毎晩恒例今日あったこと反省会"。嫌なことがあった日は(もしくは特にそんなことがなくても)よく開催されるやつですよね。

今更考えても仕方のないことが頭の中を永遠にぐるぐる。ベッドの中で開催されたが最後、眠らなきゃと思い

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マイナス感情がしんどいときの対処法

マイナス感情がしんどいときの対処法

今回はライトにいきまっせ!
(毎回ライトにしようと思ってるけどできない人の宣誓)

HSPさん始め感受性が豊か過ぎる人が、感情、特にマイナスな感情に振り回されてしまうときの対処法。

それは、少し論理的になってみることです。

例えば、
「ああ、あのときのあの人の態度、私のことどう思ってあんな風に振る舞ったんだろう?もしかして怒らせちゃったのかな…?」
の思考ぐるぐるパターン。HSPあるあるですね

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ゲシュタルト療法〜"今、ここ"で気づく〜

ゲシュタルト療法〜"今、ここ"で気づく〜

皆さんは、今まで生きてきた人生の中で、どんな体験をしてきましたか?きっと、数え切れないほどの思考や感情、感覚を味わってこられたと思います。

あるいは、これからの未来で、どんな経験をしたいですか?これまでの人生と同じことはどれくらい、違うことはどれくらい起きそうですか?

そして、今、この瞬間。
何を考え、感じていますか?あなたはあなたのままで、そこにいることができていますか?

私たちは、生きて

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失敗してはいけない!から自由になるACTエクササイズ

失敗してはいけない!から自由になるACTエクササイズ

というわけで、やってきましたACTエクササイズ第一弾!!

「失敗」って単語を見て、どんなことを感じますか?

怒られる、自分の価値が下がる、恥ずかしい、迷惑をかける、リカバリーが大変…みたいな感じでしょうか。

失敗するのは誰しも嫌なものですよね。失敗するのが怖くて新しい仕事に就く勇気が出なかったり、チャレンジするのが億劫になったり。

けれど、生まれたての赤ちゃんや小さな子どもは失敗を怖がりま

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思考の迷路から抜け出すACT

思考の迷路から抜け出すACT

人生を送る上で、私達は様々な苦痛を体験します。

物理的に身体が傷つくこと、恋人と別れること、家族と死別すること、裏切られること、重大な失敗をおかすこと…。
肉体的にも、精神的にも、苦痛を体験したことのない人はいないでしょう。

そして、それらの苦痛に対し、私達はしばしば苦悩します。

身体が治らなかったらどうしよう、大切な人がいなくなった人生なんて考えられない、裏切ったあいつが許せない、あんな失

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考え方のクセを変える認知行動療法

考え方のクセを変える認知行動療法

そもそも、認知行動療法ってなんぞや??って話をしてなかったなーと思い立ちて、書くなり。

認知行動療法(Cognitive behavioral therapy:CBT)とは、簡単に言うとその人の持つ"物事の受け取り方・考え方=認知"にアプローチしていくことで、その結果としての"行動"を変えて行こう!という方法論です。

たとえば、恋人に振られてしまった男性がいるとします。

"恋人に振られた"と

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1人でもできる!安全基地の作り方

1人でもできる!安全基地の作り方

AC、愛着障害の方に最も必要なのは安全基地です。
これは、健全な愛着を育めた人なら家庭や両親がそうなるはずですが、AC、愛着障害の方はこうした存在を持ちません。かといって、大人になってから身内以外に安全基地となってくれる人を見つけ出すのは至難の技です。

そこで、今回は自分の潜在意識の中に安全基地を作る方法をご紹介したいと思います。

安全基地の作り方①1人になれて、ゆったりとくつろげる空間を

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「〜べき」の話②

「〜べき」の話②

で、続き。(「べき」ゲシュタルト崩壊してきた…)

じゃあ、「〜べき」を使わないにはどうすればいいの?

自分がされて嫌なことは他人にするべからず(これもある意味「〜べき」だなあ…)。

前記事で書いたように、個人の尊重がなされていない事が問題であるなら、尊重できるような言い回しにしてみよう。

「私は、〜したほうが好きor気持ちいい」

好き、気持ちいい以外でもいいんだけど、大事なのは
「私は」

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「〜べき」の話①

「〜べき」の話①

「社会人なら、
「大人なら、
「親なら、
「子供なら、
「男なら、
「女なら、

〜べきだ!」うん。やですよね、これ。
大抵の人が嫌いな言い回しベスト5くらいにはランクインしそう。

「〜べき!」なんて言うやつはモラハラ気質の石頭野郎だ!!F●CK!!

とか、自分が言われるとすかさず脳内悪態ラッシュなんだけど、ふと気づくと、自分も使ってて非常に気まずい。誰も聞いてなくても気まずい。

誰だって嫌

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不安と遊ぶ

不安と遊ぶ

例のウイルスったら、最低でも一年くらいはお暇しないんですってね。

おかげでいろーんな不安がもくもく。
しかも外に出られないから、部屋とネットと頭の中に溜まってく一方。

いつもは気にならないようなことも、気になっちゃったりなんかして。

そんなときは、気になること・嫌なことを紙に書いてびりびり破いて(できるだけ無惨に)、できれば燃やすか土に埋めるかゴミ袋に詰め込みましょう。

まず、紙に書くって

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