#人間関係
教務室のテレビと地下鉄サリン事件。神さまは人間だったから、わたし、ギャルになる。
先生たちが来なかった朝の地獄あの日、わたしはまだ子どもでした。
常々、神さまなんていない、と思っていたのでおなかが痛くなっても、「神さま、もう悪いことしませんからおなかの痛みをなおしてください」なんてトイレの中で祈ったことはありませんし、ティーン誌の後ろのページの星座占いなんて気にしたこともありませんでした。当時、クラスメイトがつけてたプロミスリング(手首につける紐のブレスレット、切れたら願いが
都合がいい他人同士だからこそできること。酔っ払ったおじさんが忘れた『男はつらいよ』のこと
わたしだけが覚えている、『男はつらいよ』「はい、今日はもうおしまい。この一杯で帰ってね」
小さな居酒屋さんで、店員さんから席を立たされたおじさんを前に、わたしは、「仕方ないなぁ」と焼き鳥の串を手にとりました。
そのおじさんはさっきまでわたしに、『男はつらいよ』の寅さんがいかにかっこいいかを熱心に説明していました。「寅さんは、ちょっと俺みたいなところがあるな」と笑うおじさん。わたしは寅さんシリー
同世代に会わないように、イトーヨーカドーの紳士服売り場のトイレの前の白いベンチに座っていたわたしへ
定期的にくる「やばい! 取り残されている」という波絶対地雷だろうな、と思いながら買った新発売の缶ジュースを片手に、スマホアプリに、「20時 改札待ち合わせ」と書いてふと思いました。大人になると遊ぶ約束の時間が遅くなります。夕方から会う約束をすることが普通になったのは、何歳からだったか思い出せません。
定期的に、かつて『有名ネトア』(※ネットアイドル)と呼ばれたひとのブログを読みに行きます。そこに
わたしはたぶん、ものすごくできが悪い。一瞬で意識が違うところに飛んでしまい、日常がうまくいかない話
決めた場所に置く、こともできない左目にものもらいができたので、目薬を持ち歩いています。
出先で、いつも目薬を入れているポーチを探すと、入っていません。カバン中を探してもありません。家に置いて来ちゃったのかな、と帰宅後に部屋を探しても見つかりません。仕方がないので、明日また医者に行ってくるしかないか…と落ち込みながらお風呂にはいり、ベッドの布団をめくると、そこに目薬がありました。
おそらく
半額のケーキを全部食べたり、嫌いな人のSNSを見すぎてアドレスを手打ちできたり、ひとりの部屋でしていることは愛おしい
わたしがひとりの部屋でしていること帰宅途中、駅ビルの有線で流れていたEXILEの曲がやけに耳に残って、なんて言っているのかわからない英単語の歌詞を、ひとりの部屋でうろ覚えで歌ってみたことはありますか。わたしはあります。
夕方のスーパーで半額になったケーキやシュークリームをたくさん買って、紅茶も入れずにひとりでこっそり食べたことはありますか。わたしはあります。
イオンで買った100円のシュ
アイドルにメンタル最強という肩書きを背負わせてしまったわたしたち。“なにを言われても大丈夫” にならなくていいはずなのに。
悪口を言われる側にいる自分女の子のアイドルが好きです。
難ありの家庭環境で育ち、自己形成に失敗をして人間関係でつまずきまくり、「あらゆる他人は自分なんかに話しかけられたら迷惑かもしれない」と思ってしまう系チームにいるわたしにとって、アイドルとファンの形式はとても都合の良いシステムだからです。アイドルは、こちらが応援をすること、好きになることを(もちろん常識の範囲で)受け入れてくれ、いつでも歌と踊