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#翻訳書ときどき洋書
人はなぜ超常現象を信じるか──戦間期の英国を侵したスピリチュアリズム(園部哲)
「園部哲のイギリス通信」第17回
"The Haunting of Alma Fielding: A True Ghost Story"
by Kate Summerscale(ケイト・サマースケイル)2020年10月出版
本書の著者、ケイト・サマースケイルは2008年に"The Suspicions of Mr Whicher: or the Murder at Road Hill House
ナチズムに埋もれたアインシュタインとフロイトの往復書簡(渡辺裕子)
渡辺裕子「鎌倉暮らしの偏愛洋書棚」 第6回
"Warum Krieg?"
by Albert Einstein (Author), Sigmund Freud (Author), Isaac Asimov (Author)
Diogenes 1996年出版
『ひとはなぜ戦争をするのか』
著:アルバート・アインシュタイン / ジグムント・フロイト
訳:浅見 昇吾 解説:養老 孟司 / 斎藤 環
「心理的安全性」の本質を第一人者に学ぶ(篠田真貴子)
「篠田真貴子が選ぶすごい洋書!」第16回
"The Fearless Organization: Creating Psychological Safety in the Workplace for Learning, Innovation, and Growth" by Amy C. Edmondson
Wiley 2018年11月出版
本書は、「心理的安全性」(psychological
ソーシャルメディアに操られる現代社会への警鐘(倉田幸信)
倉田幸信 「翻訳者の書斎から」第11回
"The Hype Machine: How Social Media Disrupts Our Elections, Our Economy, and Our Health--and How We Must Adapt"(ハイプ・マシーン:ソーシャルメディアはいかに選挙、経済、健康を歪めるか──そして私たちはどのように対応すべきか)
by Sinan Ar
ベートーヴェン──史実から浮かぶ悲嘆と静寂の世界(伊藤玲阿奈)
指揮者・伊藤玲阿奈「ニューヨークの書斎から」第8回
“Vie de Beethoven” by Romain Rolland 1903年出版
『ベートーヴェンの生涯』
著:ロマン・ロラン 訳:片山敏彦
岩波文庫 1965年発売
何かと云うと、ベートウべェン。いけないな。モツァルトの軽み。アレは絶対だ。
こう評したのは太宰治(1909~48)だった。
人類愛を歌った『第九』に代表される道徳的で
「生き残ったアンネ・フランク」が語る、誰も奪えない「選択」の自由(植田かもめ)
植田かもめの「いま世界にいる本たち」第28回
"The Choice: A true story of hope"(選択:希望に関する真実の物語)
by Edith Eger(エディス・エガー) 2017年9月出版
2021年春 日本語版刊行予定 パンローリング株式会社
本書"The Choice"は、臨床心理学者でありアウシュビッツ強制収容所の生存者であるエディス・エガーの自伝である。ビル・
ナチス高官の逃避行と謎の死(園部哲)
「園部哲のイギリス通信」第14回
"The Ratline: Love, Lies and Justice on the Trail of a Nazi Fugitive"
by Philippe Sands(フィリップ・サンズ)2020年4月出版
著者フィリップ・サンズはユダヤ系英国人でロンドン大学法学部教授、勅撰法廷弁護士(Queen's Counsel)、そしてイギリス・ペンクラブの会長で
なぜ台湾の投票率は70%を超えるのか?(倉本知明)
「倉本知明の台湾通信」第8回
『來自清水的孩子』(2020年)著:游珮芸、周見信
台湾では政治への熱が高い。選挙のときだけ突如高熱を出すわけではなく、平熱からして十分高いのだ。実際、台湾では若者たちが積極的にSNSなどを使って自らの政治的意見を表明するし、一旦政府の失策や不正などが発覚すれば、人々が街頭に繰り出して声を上げることが当たり前になっている。当然投票への権利意識も高く、2020年1月に
「世界の終わり」を生き延びようとする人々(植田かもめ)
植田かもめの「いま世界にいる本たち」第26回
"Notes from an Apocalypse: A Personal Journey to the End of the World and Back"(終末のノート:世界の終わりへのひとり旅、そして帰還)
by Mark O'Connell(マーク・オコネル)2020年4月発売
こんな本がこんなタイミングで出るとは著者も思っていなかっただろう
エボラ出血熱の危機から学ぶ、いま私たちにできること(植田かもめ)
植田かもめの「いま世界にいる本たち」第25回
"Crisis in the Red Zone: The Story of the Deadliest Ebola Outbreak in History, and of the Outbreaks to Come"(レッド・ゾーンの危機:致死性エボラの歴史、そして来るべきアウトブレイク)
by Richard Preston(リチャード・プレストン)
「平均」を求めることに意味はあるのか?(竹村詠美)
教育の未来を考える起業家 竹村詠美のおすすめ洋書! 第7回
"The End of Average: How We Succeed in a World That Values Sameness"
by Todd Rose 2016年出版
『平均思考は捨てなさい』
著:トッド・ ローズ 訳:小坂恵理
早川書房 2017年5月発売
現代社会では「平均」と関わらずに生活をするのは難しい。
日経