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ふと思ったこと

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#生き方

「嫌い」という感情を認めるところから、全ては始まるのかもしれない。

「嫌い」という感情を認めるところから、全ては始まるのかもしれない。

 私はいつの頃からか、ずっと「いい人」をやっている。今でも、もちろん抜かりなくやっている。が、それは演技ではなく本心であり、そうすることで周りの人が喜んでくれることが嬉しくてたまらない。それは私にとって、この上ない喜びであることに間違いはないのだ。

 どんなに嫌な目に遭わされたとしても、私はその相手に対して挨拶を欠かさない。その人物がどうあれ、私は私が正しいと思うことをするまでだ。それを見た人々

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トラウマと向き合うために

トラウマと向き合うために

 高校時代、私は弓道部に所属し部長を務めた。弐段も取得し、関東大会にも出場した。予選で敗退してしまったものの、とても充実した試合だった。

 高校を卒業し、社会人になってから2年間ほどは弓道を続けたが、会社の先輩方との遊びが忙しく、徐々にフェードアウトしてしまった。

 そして、結婚、出産をし、長男が中学生になった時のこと。卓球部か弓道部かで迷う長男に、何の気なしに弓道を勧めた。長男はのめり込んだ

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親友Aが教えてくれたこと。あきづき(梨)を見かけると、思い出すんだよ。

親友Aが教えてくれたこと。あきづき(梨)を見かけると、思い出すんだよ。

 もしかしたら、私を親友と思ってくれる人は一人もいないかもしれない。けれど、例え片思いだったとしても、それでも私の中で「あなたは、私の親友です」と呼べる人達がいる。高校時代からの友達だ。今日は、そのうちの1人について書きたいと思う。

共感は得られなくても、寄り添う姿勢が嬉しかった。 私の中学時代から高校時代にかけて、いや、親元を離れるまでの約10年間は暗黒期だった。詳細については、いつか書きたい

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いつの間にか、巣立って行きました。私も、誰の意見にも左右されず、自分の意思で自由に飛び回ろう!と思います。

いつの間にか、巣立って行きました。私も、誰の意見にも左右されず、自分の意思で自由に飛び回ろう!と思います。

 我が家のバルコニーには、ミカンの木があります。コロナ禍でのストレスを軽減できるかなと思い立ち、ホームセンターで買ってきたものです。まだまだ小さいミカンの木ですが、気づけばアゲハチョウの幼虫が5匹ほどおりました。そのうち1匹だけがやけに成長が早く、茶色くてイガイガした形態からあっという間にむちむちとした緑色の可愛い幼虫になりました。毎日毎日観察しては、指で撫でて可愛がっていました。小学校の理科の授

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誰でも簡単にできる自己肯定感の高め方

誰でも簡単にできる自己肯定感の高め方

 先日、とある勉強会に参加した。その時に、学んだ「誰でも簡単にできる自己肯定感の高め方」を紹介したい。

 まず、紙とペンを用意する。

1.自分の人生におけるベスト5を書き出す。

 これは、どんな些細なことでも良い。子どもの頃に、コンクールで賞を取ったことや結婚したことなど、思いつくもので構わない。

2.自分の人生のおけるワースト5を書き出す。

 とても辛かったと思うこと、思い出すのも嫌だ

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次男よ、まずは田畑を耕そう!

次男よ、まずは田畑を耕そう!

※これは、ある晩に次男と語り合った時に、私が次男へ伝えたメッセージです。

悩み(1) そうか、君は今の学校での美術部の運営方針について、悩んでいるんだね。転校してもなお、また美術部に入るほど君は絵を描くことが好きだから、今の学校の運営方針に疑問を感じちゃうんだね。

 どんな状況か、教えてくれる?

 なるほど、男子部員は一人もいないのか。話し相手もいないのか・・・。それは確かに、ちょっと寂しい

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キックボクシングの体験に行ってみて→→→ハワイに行くことに決めました!

キックボクシングの体験に行ってみて→→→ハワイに行くことに決めました!

※これは、私の単なる決意表明です。が、応援してくださると嬉しいです。 

 中学生までは、標準体重だった。とは言え、柔道で鍛えた体は、同じ年頃の女子に比べて筋肉質。腹筋なんかは、バッキバキに割れていた。

 そんな私も高校生になり、家庭のストレスや勉強のストレスで10kgくらい太った。体系はむっちむちになり、バッキバキに割れていた腹筋にもお肉がついた。女子にありがちな「ぽっこりお腹」ではなかったも

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心から愛してやまない長男へ

心から愛してやまない長男へ

 コロナによる自粛生活からも解放され、少しずつ日常を取り戻していますね。入学式もできず、淋しい今年度が始まりました。学校もやっと再開して1ヶ月が経ちますが、最近の調子はどうですか?

 自粛期間中に、あなたは「帰宅部に所属する」とか「ユーチューバーになる」とか言っていましたね。それに関して、母は否定しませんし、むしろ、「やりたいならば、ことんやりなさい!」と伝えました。やる気は、その人の持つ力を最

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兄さん、お誕生日おめでとう!

兄さん、お誕生日おめでとう!

 今日は、誕生日だね。たぶん、45歳だったよね?まだ結婚していないけど、何年か前に「する気がない」とも言っていたけど・・・今も同じ心境なのかな?よし、今夜、電話して聞くことにしよう。

小学校時代~正義の味方~ 兄さんは、インドア派で頭脳明晰。一方の私は、アウトドア派で運動神経抜群。良くも悪くも、両親から比較されていたよねぇ。

 顔は、ジャニーズに入れるくらい可愛い顔立ちをしていたね。皆さんに、

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だから私は・・・・・・

だから私は・・・・・・

 私が小学5,6年生の頃に同じクラスになった「おいちゃん(仮名)」という男の子を、ふと思い出した。

おいちゃん おいちゃんは、とても乱暴な男の子だった。気に入らないことがあると、直接殴ることはないものの、殴る真似を見せたり、ボールを投げつけたり、酷いときには石を投げつけたりした。自分よりも弱いと思う相手には、とことん脅しをかけるような子どもだった。ガキ大将のしげくん(仮名)が「何やってんだ、やめ

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今日、君たちが大人になっても、ぎゅっと抱きしめようって決めたんだ。

今日、君たちが大人になっても、ぎゅっと抱きしめようって決めたんだ。

 福岡市の動物園で、2020年2月5日にキリンの赤ちゃん(♂)が生まれたそうだ。名前を募集しているというので、応募しに行くことにした。

 我が家には3人の息子がいて、高1、中2、小5と大分大きくなった。皆、食が細かったが、いつの間にかモリモリ食べるようになり、長男には身長も追い越されてしまった。そしてまた、どうやら3人とも反抗期に突入したようで、そっけない対応をされることもしばしば。

どうぞ、

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コロナによる自粛期間中に、長男が私に教えてくれたこと。

コロナによる自粛期間中に、長男が私に教えてくれたこと。

 どこか似ているところがある。だけど、全然違う。人ってそういうところがあって当たり前だと思うし、そうありたいとも思う。

幼い頃の長男と私 長男が生まれたのは、私が25歳になってすぐの時だ。まだまだ精神的に子どもだった私にとって、子育ては難解で、日々ストレスフルな状態だった。

 転勤族だった夫との3人暮らし。人見知りだった私には友達もおらず、日中は長男と2人きりだった。友達を作らなきゃと思っては

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HSPではなく、HSS型HSPなのかもと思ったので診断してみた結果、今後の生き方について考えることができた話。

HSPではなく、HSS型HSPなのかもと思ったので診断してみた結果、今後の生き方について考えることができた話。

 先日、繊細さん(HSP)の話を書いた。だが、どうしても腑に落ちないところがある。私は内向的ではないのだ。私は一体何者なのだろう?疑問に思ったらとことん調べてしまう。即実行派の私は、ある結論に辿り着いた。

HSPを簡単に説すると・・・ HSPについて、簡単に説明しておきたい。ハイリー・センシティブ・パーソンの略で、簡単に言うと「とっても繊細(敏感)な人」という意味だ。例えば、人のしぐさや表情、態

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繊細さん(HSP)だった私が、35年という月日を経て非繊細さんっぽくなれた理由。

繊細さん(HSP)だった私が、35年という月日を経て非繊細さんっぽくなれた理由。

 あなたは、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)という言葉をご存じですか?直訳すると、「とっても敏感な人」という意味です。武田友紀さんという方が書かれている本では、「繊細さん」という名称になっていますね。(以下、HSP=繊細さんと記載)

 人類の5人に1人が繊細さんだそうで、繊細さんの持つ特徴は、脳のメカニズムによって決まっています。性格の問題とかではないそうです。

 武田さんの本では、

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