Yoshiko Kamo

元イギリス政府・カナダ政府機関勤務。イギリス人の夫と国際結婚。 イギリス、マレーシア、…

Yoshiko Kamo

元イギリス政府・カナダ政府機関勤務。イギリス人の夫と国際結婚。 イギリス、マレーシア、タンザニア、モンゴルと海外生活15年目。 Kindle書籍「よしこ、地球を走る!」アマゾン15冠獲得。 日本人の秀でた繊細性・感受性に、たくましさをプラスしていく大切さを発信中。

記事一覧

イギリス人が天気の話をするのは…

イギリス人は、天気の話をするので有名です。 天気のことが挨拶代わりになっています。 雨であれば「せっかくの夏なのに、なんてまぁ 気持ちがふさぐ天気かしらねぇ!」 …

Yoshiko Kamo
2日前
2

イギリスでは若年層!?

イギリスへ戻ってきて気づくこと。 まわりには圧倒的にご年配の方が多い。 ロンドンなどと違って、地方の町であるという ことも多分に影響しているだろうけれど それでも…

Yoshiko Kamo
2日前
1

プランする国、しない国

イギリスに帰ってきて3週間。 古巣に戻ったとは言え、7年間も離れていた ので、地元コミュニティーと再度つながるため 色々と情報アンテナをはっています。 先日、公立図…

Yoshiko Kamo
4日前
4

キラキラ光るもの

さぁて、もう寝ようか。 全部明かりを消した後、毎晩のルーティン、 窓から空を仰ぎました。 ここはイギリス南部のこじんまりした町。 窓から見える景色は、風に葉っぱ…

Yoshiko Kamo
5日前
1

違いっていいな

イギリスへ初めてやって来たのは25歳。 それ以来、出たり入ったりとその回数、 数知れず。 でも、その合間合間には、 別の国での経験がはさまっています。 そのおかげで…

Yoshiko Kamo
5日前
2

イギリスの精

グレーの曇り空が広がる今日。 パラパラと雨が降ったりやんだりの 典型的なイギリスの天気です。 イギリスには、いたるところに教会が あります。スーパーへ行く道のりだ…

Yoshiko Kamo
5日前

イギリス、緑がてんこもり

5年間住んでいたモンゴル。 1年の4分の3は、ほぼ冬。 極寒の世界に広がるのは、葉っぱを落とした 裸木と土壌の茶色。 そこにのっかる雪の白さ。 そして天空の輝かしい青。…

Yoshiko Kamo
6日前
2

アンティーク&ヴィンテージなイギリス

家の近くの教会でおこなわれた 合唱のコンサートへ行ってきました。 壇上に上がったのはイギリス人のレディース& ジェントルマン11名。 皆さん、おそらく60代以上。 ピ…

Yoshiko Kamo
7日前
6

イギリスの自由ないちごたち

7月のイギリス。 いちごがある! モンゴルにあったのは、 中国や韓国からの輸入品。 小さくこごえたいちごがポツンと ショートケーキにのっかっていて、 その姿は、まる…

Yoshiko Kamo
7日前
6

シルバニアファミリーの世界

内陸国のモンゴルから島国のイギリスへ 引っ越してきて2週間。 前回の記事「今度は海だ!」でも書いたけれど この度、徒歩数分で海へ行ける家で 新しい生活が始まりました…

Yoshiko Kamo
9日前
6

同居する生き物

タンザニアに住んでいた頃。 同居人ならぬ’同居生き物’が たくさんいました。 タランチュラやらウデムシなど おぞましい’やから’から 見たこともないありとあらゆる…

Yoshiko Kamo
9日前
3

屋外バリアフリー!?

イギリスへ帰国して2週間。 近所には緑におおわれた、ゆったりとした サイクリングロードがあり、 そこを、てくてくと、よう歩いております。 そうそう、イギリスってい…

Yoshiko Kamo
11日前
5

時間の流れ

私が初めてイギリスに来たのは25歳のとき。 イギリス南部にあるイーストボーンという 町に語学留学して、人生で初めてうろたえた ことがあります。 それは、それまでの人…

Yoshiko Kamo
13日前
2

どうにもとまらない!

昔、山本リンダという歌手が歌ってた曲の タイトル。幼少の頃、なんか耳にしてたなぁ という記憶が頭の片隅にあるのですが その言葉が、つい口をついて出てしまった! 「…

Yoshiko Kamo
2週間前
1

さぶっ!!!

今、何月だっけ??? あらためて娘と確認しないといけないほど、 寒いんです、こちらイギリスの夏! ウチら、マイナス30度のモンゴルに いたんだぞ。 鍛えられてただろ…

Yoshiko Kamo
2週間前
1

郵便ポストがある!

イギリス、久しぶりに郵便ポストのある国に 戻ってきました。 モンゴル、タンザニア、マレーシアと ポストの’無い’国にいたから、 これはなかなか新鮮です。 それらポ…

Yoshiko Kamo
2週間前
1
イギリス人が天気の話をするのは…

イギリス人が天気の話をするのは…

イギリス人は、天気の話をするので有名です。
天気のことが挨拶代わりになっています。

雨であれば「せっかくの夏なのに、なんてまぁ
気持ちがふさぐ天気かしらねぇ!」

晴れたら晴れたで「今はいいけど、きっと
長くは持たないわよ。気まぐれだからね、
イギリスの天気は!」と。

この町は気さくな人が多いので、知らない者
同士でも冗談めかしながら、こんなふうに
交わしてくれる挨拶はやっぱり心が和みます。

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イギリスでは若年層!?

イギリスでは若年層!?

イギリスへ戻ってきて気づくこと。
まわりには圧倒的にご年配の方が多い。

ロンドンなどと違って、地方の町であるという
ことも多分に影響しているだろうけれど

それでもここにいると、急に若年層に
入った感じがします。

7年ぶりに戻ってきた私たちに優しく色々と
気遣ってくださるご近所の方々。

その中のおひとりは、戦争も経験されている
人生の大先輩です。

シルクの色合いの髪をきれいにセットして

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プランする国、しない国

プランする国、しない国

イギリスに帰ってきて3週間。

古巣に戻ったとは言え、7年間も離れていた
ので、地元コミュニティーと再度つながるため
色々と情報アンテナをはっています。

先日、公立図書館で娘にぴったりの
ボランティアを見つけました。

オンラインで申し込みとのことだったので
娘と図書館の一角に立って、軽い気持ちで
スマホでアクセスしてみたら、

まぁ、入力項目の多いこと!
ボランティアなのに、ここまで細かく

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キラキラ光るもの

キラキラ光るもの

さぁて、もう寝ようか。

全部明かりを消した後、毎晩のルーティン、
窓から空を仰ぎました。

ここはイギリス南部のこじんまりした町。

窓から見える景色は、風に葉っぱを揺らし
ながらなびく大小の木々が黒い影絵となって
サワサワと音をたてています。

そして、空にはチカチカとまたたく星が。

家の窓から星空が見えるなんて
何年ぶりだろう。

モンゴルの首都ウランバートルに住んでいた
ときは、まわりの

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違いっていいな

違いっていいな

イギリスへ初めてやって来たのは25歳。
それ以来、出たり入ったりとその回数、
数知れず。

でも、その合間合間には、
別の国での経験がはさまっています。

そのおかげで知っていると思っていた
イギリスが、違って見えているんですね。

今回、その発見が一番大きいかな。
7年前に住んでいたこの町。
7年後に戻ってきたこの町。

その間にはさまれていたのは
タンザニアとモンゴルです。

「今まで住んだ国

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イギリスの精

イギリスの精

グレーの曇り空が広がる今日。
パラパラと雨が降ったりやんだりの
典型的なイギリスの天気です。

イギリスには、いたるところに教会が
あります。スーパーへ行く道のりだけで
いくつの教会の前を通ってるかな。

今日は、その中の一つの教会で行われた
パイプオルガンのコンサートへ
出かけてきました。

こんな催し、なんと無料です。
事前に予約が必要なわけでもなく、
その日にふらっと立ち寄れます。

そんな

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イギリス、緑がてんこもり

イギリス、緑がてんこもり

5年間住んでいたモンゴル。
1年の4分の3は、ほぼ冬。

極寒の世界に広がるのは、葉っぱを落とした
裸木と土壌の茶色。
そこにのっかる雪の白さ。
そして天空の輝かしい青。

この三色だったんですね。

緑色はない。
次の春までおあずけ。

今回戻ってきたイギリスは、まず目に入って
くる色と言えば、緑、この一色です。

ふさふさ、もこもこの葉っぱをつけた
木々が風になびいて、ザワザワ揺れている。

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アンティーク&ヴィンテージなイギリス

アンティーク&ヴィンテージなイギリス

家の近くの教会でおこなわれた
合唱のコンサートへ行ってきました。

壇上に上がったのはイギリス人のレディース&
ジェントルマン11名。
皆さん、おそらく60代以上。

ピアニストの方もご高齢の紳士。

その方の軽やかなピアノの前奏に続いて
響き渡った歌声に、正直驚きました。

だって、たった11名の歌声とは思えない
ほどの力強い響き!
ハーモニーがそれはまた美しく清らかで。

その朗々とした響きが

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イギリスの自由ないちごたち

イギリスの自由ないちごたち

7月のイギリス。
いちごがある!

モンゴルにあったのは、
中国や韓国からの輸入品。

小さくこごえたいちごがポツンと
ショートケーキにのっかっていて、

その姿は、まるで体操座りでもしているように
背を丸めて「さぶっ!」とでも言っている
ようでして(苦笑)。

久しぶりに真っ赤に熟した旬のいちごを
いただく幸せを味わっております。

イギリスのいちごは、
むっちり&ちびころ。

でっかいのとちっ

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シルバニアファミリーの世界

シルバニアファミリーの世界

内陸国のモンゴルから島国のイギリスへ
引っ越してきて2週間。

前回の記事「今度は海だ!」でも書いたけれど
この度、徒歩数分で海へ行ける家で
新しい生活が始まりました。

内陸国と島国。
モンゴルを発ち、イギリスに着いた飛行機の
旅で、まずその違いを感じたんですね。

ガトウィック空港から自宅までの車中。
車窓に広がるなだらかな丘陵。森林。

その時に「あら、ちっちゃいな」と
思ったのですよ。

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同居する生き物

同居する生き物

タンザニアに住んでいた頃。
同居人ならぬ’同居生き物’が
たくさんいました。

タランチュラやらウデムシなど
おぞましい’やから’から

見たこともないありとあらゆる種類の
虫など多種多様。

代表的なのは、ヤモリとありんこ。
彼らとはもう「よっ!」とあいさつするほどに
となりにいて当然の仲となりまして。

自然生態系の彼らのテリトリーに私たち家族が
一緒に住まわせてくださいとお願いして仲間に

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屋外バリアフリー!?

屋外バリアフリー!?

イギリスへ帰国して2週間。

近所には緑におおわれた、ゆったりとした
サイクリングロードがあり、

そこを、てくてくと、よう歩いております。

そうそう、イギリスっていっぱい歩く国
だったわと、これまた思い出しました。

ロンドンで子育てしていたころ、バギーを
押して、こっちの公園、あっちのベビー&
トドラーグループ、そしてスーパーへの
買い出しと練り歩き、

日本から買っていった丈夫なウォーキン

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時間の流れ

時間の流れ

私が初めてイギリスに来たのは25歳のとき。

イギリス南部にあるイーストボーンという
町に語学留学して、人生で初めてうろたえた
ことがあります。

それは、それまでの人生で経験してきた
「時間の流れ」がまったく違うということ。

日本での生活がザァーッという豪音とともに
瞬時に流れ去っていく川の勢いだとすれば、

イギリスでの生活は、流れていってるのか
わからないほどのゆったりとしたペースで
川面

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どうにもとまらない!

どうにもとまらない!

昔、山本リンダという歌手が歌ってた曲の
タイトル。幼少の頃、なんか耳にしてたなぁ
という記憶が頭の片隅にあるのですが

その言葉が、つい口をついて出てしまった!
「どうにもとまらない!」

何が???

フルーツが!
もう美味しすぎて!

これだけ輸入のものが各地各国で
手に入る世の中ですが、

前回投稿したイギリスの紅茶の話のように、
やっぱりその地域のものを現地で味わう。

これに勝るものはな

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さぶっ!!!

さぶっ!!!

今、何月だっけ???

あらためて娘と確認しないといけないほど、
寒いんです、こちらイギリスの夏!

ウチら、マイナス30度のモンゴルに
いたんだぞ。
鍛えられてただろうが!

と、自分たちでもツッコミたくなります。
でも、こちらの寒さは、ちと違うんだな。

家の中にいても、ゾクゾクしてきて
なんともうヒートテック登場!

地元のイギリス人は、こんな天気、
なんのその!
Tシャツ一枚で闊歩していま

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郵便ポストがある!

郵便ポストがある!

イギリス、久しぶりに郵便ポストのある国に
戻ってきました。

モンゴル、タンザニア、マレーシアと
ポストの’無い’国にいたから、
これはなかなか新鮮です。

それらポストが存在しなかった国では、
町の中心部の郵便局へわざわざ出向いて
郵便を出しにいく必要がありました。

窓口はあるのに局員さんは座っていない、
いたとしても仕事がスロー、
長蛇の列でいつ順番が回ってくるか分からない。

そんなこんな

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