Yoshiko Kamo

元イギリス政府・カナダ政府機関勤務。イギリス人の夫と国際結婚。 イギリス、マレーシア、…

Yoshiko Kamo

元イギリス政府・カナダ政府機関勤務。イギリス人の夫と国際結婚。 イギリス、マレーシア、タンザニア、モンゴルと海外生活15年目。 Kindle書籍「よしこ、地球を走る!」アマゾン15冠獲得。 日本人の秀でた繊細性・感受性に、たくましさをプラスしていく大切さを発信中。

最近の記事

モンゴルを去ることになりました

5年間の滞在を経て、私たち家族、この度 モンゴルを去ることになりました。 夫の仕事で、各国を転々(てんてん)と してきたウチら。 でも、今回の’てんてん’は、 ちょっと違うのです。 イギリス人夫の次の赴任国には帯同せず、 私と娘は諸々の事情から、第二の母国・ イギリスへ戻ることになったんですね。 たった3人の家族なのに、今回は、しばらく 離れ離れ。。。 ガッツリ固いチームワークで結びついている ウチら3人。 これは、ちょっとした試練です。 でもね、離れ離れになった

    • キタ〜!!(≧∇≦)

      カナダ領事館時代の同僚が、はるばる モンゴルまで飛んできてくれました。 今週末開催のウランバートル国際マラソンに 参加するために! 日本国内はもちろん、海外の国際大会にも 数多く参加している友人。 いやいや、あっぱれだな。 彼がウランバートルへ来てくれたことだけでも すごいのですが、 実は今日、我が家族にも人生の新しい チャプターの幕開けとなることが 来たのです。 正直、武者震いはするわ、かと思ったら 催眠にかけられたような眠気は襲ってくるわ、 でも、次から次に

      • モンゴル、久しぶりの雨

        久々のしとしと雨模様のウランバートル。 モンゴルはあんまり雨が降りません。 1年のうち、約4分の3は冬。その季節に、 天から降ってくるものは雪かあられです。 だから、濡れない。 カサは不要。 なので、こうやって久しぶりに雨が降ると、 カサをさすという行為が新鮮です。 家に帰ってきたとき、びしょびしょに濡れた カサ、あれ、どこに置けばいいかなと迷う。 段差のある玄関というものがない モンゴルのマンション。 靴を脱ぐ入り口付近は、土足と家の中の グレーゾーン。フローリ

        • モンゴルのにおい

          所属しているIWAMのメンバーと ウランバートル市内にある巨大なカシミア 製品の工場見学へ行ってきました。 モンゴルは国土自体がデカいので、 工場の外観を見ても、そんなに大きく 見えなかったのですね。 それが中に入ると、その規模の大きさに 驚かされまして。 ゆうに中二階がつくれるほど天井は高く、 どこをどう歩いたのか、内部はまるで 巨大迷路のよう。 ひとりで出口にたどり着けと言われたら きっと絶対無理。 その中で、遊牧民が刈った原毛が、カラフルな カシミヤ製品になる

        モンゴルを去ることになりました

          自分を赦す

          毎日おこなっている学びの中で、 「赦しが幸せへの鍵」という言葉が でてきました。 ’赦す’かぁ。 これをどう解釈するかは、人それぞれだと 思いますが、私が私なりに感じたこと。 それはやっぱり、文字通り、自分を嫌な 気持ちにさせた人を赦す、ということかな。 でも私、ありがたいことに、私を嫌な気に させる人って、人生の中でそんなに登場して いないんですよ。 過去に現にあったことを思い出しても もう腹は立ちません。傍観できています。 赦せてるんだな。 そんな中、はたと気

          自分を赦す

          地球は、ただ与え続けてくれている

          ウランバートル市内の中心部に チョイジンラマというお寺があります。 まわりは近代的な高級ホテルや高層ビル。 なのに、そこだけタイムトリップして 時代が引き戻されたような異次元空間が 広がっています。 都会の真ん中での貴重な芝生。 ランチどきは、オフィスビルで働く モンゴル人の憩いの場となり大賑わい。 ここに寝っ転がると、あぁ、もう最高! 草の上って、座るのも もちろん気持ちいいけど、 寝っ転がって、背中をピタッと大地に くっつけ、そして、まっすぐに天空を仰ぐと 天と

          地球は、ただ与え続けてくれている

          なかなか削ぎ落とせないもの、2つとは?

          ここのところ、ずっとやりまくっていた 断捨離。 所持品の整理にはじまって、パソコン上の データの整理。 そして、その次は自分の心の中の整理。 「両手が空っぽになって、すっからかんよ。 私は静けさで満たされ、心も平安なの。」 そんな気分でいたのですが、いやいや 甘かった。それは実に浅はかだったことに 気づきました。 今、ちょっと私の人生の中でチャレンジが 起きているんですね。 静かだった湖の水面にざわざわと 波が立ち始めた感覚。 新しいステージが始まる予感。 スリ

          なかなか削ぎ落とせないもの、2つとは?

          私らしく生きれるのは、私以外にいない

          いろんなところで、人生の学びを受けている 毎日。その中で、こんな質問がありました。 「今、自分が死に際だとしたら、 最後に自分にかける言葉は何か?」 みなさん、いかがでしょう? 私はですね、考える間もなく、 パッと心からでてきた言葉とは… 「私は、もっとできたのに」 という後悔の念。 うわ、我ながらほんとに正直だな。 今、自分に本質で生きることを課している というか、本質でしか生きれなくなっている のは明らかなんだけど 間髪を入れずに降りてきた言葉がこれだなんて

          私らしく生きれるのは、私以外にいない

          私は誰?

          マイナス30℃だった氷の世界が嘘のような 真夏日のモンゴル・ウランバートル。 極寒重装備、解除! モコモコ羊毛ソックスと分厚いブーツを 脱ぎ捨て、素足にサンダル、Tシャツ1枚と なった格好の軽いことと言ったら! 左右に揺れるよちよちペンギン歩きから タタタッと走れるハトになった気分。 (ってわかるかしらん?) その羽でも生えたような足取りで、 スフバートル広場で大賑わいを見せていた ブックフェアへ出かけてきました。 当然のことながら書籍の大半はモンゴル語。 内容はまっ

          娘と書き初め、立春大吉

          立春の今日。 娘と書き初めをしました。 ​ ​ 去年もこの日に書き初めをしたんですよね。 その時は、ひとりでやったのですが、 今年は意外にも娘がとっても興味を持って くれまして😃 ​ ​ 娘は、イギリス人と日本人のハーフ。 バイリンガルではあるけれども、漢字には 手こずっているというハーフちゃんあるある😅 ​ ​ なのに、今日は私がひとりでやり始めると 「うわ、私もやりたい!」と💞 ​ ​ 以前やらせた時は、嫌々ながらだったんです けどね。年を重ねると、興味の対象も 変わるん

          娘と書き初め、立春大吉

          母なる大地をハグする時

          モンゴルへ来て、今年で5年目🇲🇳 私はここへ来て自分を取り戻し、精神がすごく 落ち着いた感があります😇 ​ ​ 拙著「よしこ、地球を走る!」に 詳しいことは書いていますが、 ​ ​ ここに来る前は、タンザニアやイギリス南部で 更年期障害や病気を患い、私自身大きくへこみ 今思えば、まるで空気の抜けた風船のように ぺしゃんこ状態でした💦 ​ ​ モンゴルの大地は、都市をのぞいて、建物や アスファルトの道路といった人工的なモノに 覆われておらず、 ​ ​ 地球が持つその力が、そのま

          母なる大地をハグする時

          レコードが似合う雪景色

          ウランバートル にあるナショナルパーク。 1周5km近くあるジョギングコースを備えた そのエリアは、ただただ広いの一言です。 短い夏、黄色や紫の花々がサイクリングコース の脇をいろどり、遠方をぐるりと囲んだ山々を はじめ、目に映る景色すべてが緑一色で 覆われていました。 それが今は、雄大な山脈も、 大地も、すべて真っ白な雪一色。 その広大なパークの中に、韓国の伝統的な 建造物がある憩いのスペースがあります。 ミシッ、ミシッという音とともに 冬のモコモコブーツで、ふかふ

          レコードが似合う雪景色

          与えられた命

          連日のしとしと雨と打って変わって、秋晴れと なった先日、モンゴル在住4年目にして、 お初のモンゴル料理を堪能してきました。 その名は「ボードグ」。 一言でいえば、丸焼き肉。 でも、みなさんが思い浮かべるような姿・形 そのままを串刺しにして焼いたものでは ありません。 ヒツジを一頭潰す。血抜きされ、吊り下げられた 状態で、ナイフで丹念に内臓類が 取り分けられます。 中身が空っぽになった毛皮の袋。そこに炭火で アツアツに焼かれた焼き石、野菜類、切り分けた 肉類を投入し、袋

          与えられた命

          コレさえコウなれば幸せ!?

          昨日の午後、急な痛みで駆け込んだ 歯医者さん。 数日前、ちょっと怪しいなと思ったのですが、 以前、寝てるときの歯ぎしりで痛みが 起きてるだけだと言われたことがあったので、 きっとそれが再発したんだと思っていました。 いやいや、ところが! 表面からは見えない詰め物の下で 虫歯が進行! ガッツリ削られて、かなりの大きな処置をして いただきました。 麻酔を打っての結構大掛かりな治療。 それを診察時間が終わっていたにもかかわらず 快く診てくださったモンゴル人の女医さんと 歯科

          コレさえコウなれば幸せ!?

          ’誰とか君’に伝えたい!

          ここ1週間ほど、窓際をチラチラ飛び回る黒い 点々。‘ブヨ’というのでしょうか。 家の中なのに、発生してしまいました。 白い壁とレースのカーテンに点在している姿は 結構目立ちます。 普段カラカラに乾燥しているウランバートルに しては珍しく、じっとり雨続きだったのですね。 ブヨは湿度を好むそう。 外を歩いても、大量に飛び回っています。 そう言えば、雨季と乾季にピッタリ分かれた タンザニアに住んでいたときも、雨季には 家の中にブヨが発生していました。 なぜか分からないので

          ’誰とか君’に伝えたい!

          不登校は好転のチャンス!

          今朝のウランバートル。 なんと気温2℃! 「えっと、今、何月だっけ?」と ついカレンダーで確認したくなる温度。 いや、確認したところで、もっと衝撃を受ける だけなんだけど。 この間まで、汗ばむ陽気だったんですよね。 それが一気にこの冷え込み。 ここに住んでいると、春物とか秋物とか 中間の服を着る機会がありません。 結局、いっつも同じ格好 と、気候のせいにしてるけど この寒いウランバートルの朝。 私とホームスクーリングの娘の一日は 家の掃除から始まります。 学校に行

          不登校は好転のチャンス!