Yoshiko Kamo

元イギリス政府・カナダ政府機関勤務。イギリス人の夫と国際結婚。 マレーシア、タンザニア…

Yoshiko Kamo

元イギリス政府・カナダ政府機関勤務。イギリス人の夫と国際結婚。 マレーシア、タンザニア、モンゴル、イギリスと海外生活16年目。 Kindle書籍「よしこ、地球を走る!」アマゾン15冠獲得。 地球ってすごい!この思いを日々発信しています。

最近の記事

どのパーツも大事

先週末のベルリンギングでしばかれた 指のケガ。 左手の中指の爪の横。思ったよりも 傷が深くて、なかなか治りません。 今こうやってパソコンを打ち、指先がコツコツ キーボードにあたるだけでも痛い。 こんな風にカラダの一部をケガしてみると、 実は、その箇所が日常生活の中で、どれだけ 役に立ってくれているかがわかりますね。 両手で指10本あり、ケガしたのは1本だけ。 残り9本健在だから、オッケーか? いやいや、そういう訳にはいかないんだ。 この左手の中指くんは、左手の中指

    • ビンタをくらい、手から血を出す⁉

      ビンタをくらい、手から血を出す。 さて、私は何をやって、こんな経験を したのでしょう??? わかります? 最近始めた、イギリスの教会の鐘ならし、 「ベルリンギング」ですよ! 初日参加したときは、吊るされたロープを 引っ張るだけのシンプルな動き。 すぐできそう。 そう思ったんですね。 いやいや、甘かったわー! メンバーの方々を見ていると握ったロープを ストンと真下に下ろし、それを又つかんで 下ろすという動作をスムーズに繰り返し、 ロープは、おとなしい白蛇のように

      • 見えないけど、確かにある

        先週5日間ほど 体調を崩して寝込んでおりました。 最初の症状は、いつもノドの痛みから。 あ、ヤバいなと、即、モンゴル岩塩の塩水で ガラガラうがい。 それでも私の場合は、頭痛、咳、体の節々の 痛みと、フルコースを通過しないことには、 回復には至りません(苦笑)。 寝込んでいると、普段起きて外へ出掛けられる そのシンプルな行動さえ、奇跡だと感じます。 それほど、病の時は、気力も体力もない。 以前の投稿で、最近、教会の鐘を鳴らす ベルリンギングをはじめたことを お伝えし

        • ツルピカじゃのう〜

          思わずつぶやいてしまったこの言葉。 いつ、どこで、何をしていた時だと思います? さっきキッチンで料理の下準備をしていた時、 イギリスのじゃがいもとにんじんに対して 思わず出た言葉。 ドロのドの字も、ツチのツの字も ついとらん! こんなにキレイにお風呂にいれて もらっちゃってよぅ、 モンゴルの朴訥だった泥んこじゃがいも& にんじんちゃんと全然違うじゃないか。 と、ちょっとばっかしノスタルジックに。 今回こちらイギリスへ帰ってくる前に過ごした 5年間のモンゴル&2年間

        どのパーツも大事

          祝!ダイバーシティ!

          ティーンエイジャーの娘の誕生日が きまして「何したい?」と聞くと 「ロンドンへ行きたい!」とのリクエスト。 だもんで、急遽前日に列車と宿をおさえ、 パパッと行ってまいりました。 娘が5歳になるまで住んでいたロンドン。 育児に追われていたあの頃の生活。 私のテリトリーは自宅・公園・スーパーという 巨大三角形内。 あふれるほどのロンドン観光名所、 ほとんど行けることなく、 仕事で毎日セントラルロンドンへ行ける夫を うらめしく思ってましたっけ(苦笑)。 それが今やこんなに

          祝!ダイバーシティ!

          ブラックベリーのまわりには…

          昨日までのカンカン照りとは打って変わって、 今日は曇りのち雨。 私の中で、これぞイギリス!と感じる空気感。 お日様ギラギラもいいけれど、これはこれで 心が落ち着きます。 イギリスは、傘をささない人が多いんです。 雨降りがあまりにも普通すぎるからなのかな。 でも、傘をさす日本人の私でさえ、 さすのはどうしようかと迷うときがあります。 それが、今日みたいな天気。 細かい霧のような雨が宙を舞っているん ですよ。四方八方からやさしく、霧吹きを かけているような感じです。 こ

          ブラックベリーのまわりには…

          ビンテージバスが勢揃い!

          近所のビーチの背後に広がる広大な原っぱ。 爽やかな潮風に吹かれ、よく晴れた日曜日、 ビンテージバスのイベントが催されました。 イギリス人の夫が「小さい頃から行って たんだよな」と懐かしがる息の長い毎年恒例の 催し物だそう。 公道から緑あふれる原っぱに乗り上げ、 えっちらおっちらと頭を左右に振りながら ゆっくり入場?してくるビンテージくんたち。 なんかそのまま漫画のキャラクターに なりそうなくらい、表情に愛嬌が あるんですよね。 レトロな色調の緑と赤。 その色合いがな

          ビンテージバスが勢揃い!

          ゴミについて考えた

          今朝、2日目のビーチのゴミ拾いへ 行ってきました。 ゴミ袋片手に練り歩く、歩く。 海岸線をぐるーっと半月状に周って、 また同じところを戻ること、計2時間。 あっという間にゴミ袋はパンパンに重くなり ジョギングコース沿い備え付けのゴミ箱へ 捨てること数回。 波の音をBGMに、視線を凝らしながら 小石のビーチをザクザク歩いていると、 まるで自分の目がゴミ探知機になったよう な感覚がしてきました。 貝殻やまるっちい小石、小枝。 そんな自然の造物は、白、クリーム色、茶色と

          ゴミについて考えた

          焼け石アッチッチ!

          真夏のビーチ。 こんな日、砂浜を裸足で歩くとアチアチ! ホップホップの飛び跳ね歩き?に なりますよね。 ここイギリス南部のビーチ。 砂浜でなく、一面コロコロの小石。 このイギリスにしては珍しいカンカン照り 続きで、これらの小石を手にとると、 「うわ、焼け石やん!!」 まるっちい小石がアツアツに焼けとります。 それを手に取り、即座に思い出したのが、 モンゴルの伝統料理「ホルホグ」。 羊肉と野菜を大きな缶に入れて蒸し焼きにした 豪快な料理なのですが、 この調理に欠かせ

          焼け石アッチッチ!

          クリーンクリーン大作戦!

          イギリス、珍しくジリジリ暑い今日このごろ。 ありがたいことに、朝はグッと気温が低く とても快適なので、連日、娘と早朝 ウォーキングをやっています。 近所のコロコロ小石のビーチ、足をとられ そうになりながら、ズボズボいわせて 歩いていると なになに?あの目先にある色付きのブツ。 げげっ、ビールの空き缶が散乱しとる。 それらが入っていた空き箱も半分つぶれた 格好で放り捨てられているし、 割れて破片になったビール瓶が、小石の あいだに埋められとる。 なんて危ない! 久し

          クリーンクリーン大作戦!

          イギリスのお墓は…

          まるでお花畑! 切り花のお供えはない。 可憐なお花が、そのまま植わっているんだな。 お墓がそのまま花束を抱いて 大地から天を仰いでいます。 きれいに手入れされた芝生は ふかふかの緑のじゅうたんのよう。 イギリス人のガーデニングにおける 熱い思いは、ここでも生きています。

          イギリスのお墓は…

          イギリスの海に初ダイブ!!

          「イギリスの夏は寒い」 私の中では、そう刷り込まれてきていた ここでの夏。 過去30年間、出たり入ったりしている イギリスですが、日本に育ち、日本の夏の あの暑さを経験した身では、 ここの夏は夏とは言えん!のですね。 夏に撮った写真は、イギリス人家族みんな 半袖、ノースリーブなのに、私ひとり 重ね着しまくり。 足元は一応サンダルにしてみても、 やっぱり靴下が手放せず(苦笑)。 そんな寒々しいのが恒例の夏だったのですが、 今週、ここでもとうとう30℃に達する 真夏日

          イギリスの海に初ダイブ!!

          ベルリンガー、初めの一歩!

          はじめのいーーっぽ! 昔やった「だるまさんが転んだ」の遊びを 思い出すこの節。 (一緒の世代の方はわかりますね!) これを今、久しぶりに、 ドキドキしながら経験しています。 何をやり始めたかというと、その名も 「ベルリンガー」! これを聞いてお分かりになる方は どれぐらいいらっしゃるでしょう? 正直、私、この歳になって初めて知ったの ですよ。ベルリンガーとはイギリスの教会の 鐘を鳴らす人のこと。 それぞれの国には独自の伝統文化がありますが イギリスの教会の鐘の音は

          ベルリンガー、初めの一歩!

          ベリー、ベリー、ベリー!

          自然に囲まれているイギリスの生活。 テケテケッと歩いていくとビーチに着き、 トテトテッと逆方向に歩くと緑のサイクリング ロードがチューブのように続いている。 そんなありがたい環境におります。 イギリスにはモリバトとよばれる鳩がいるの ですが、どっしりとした体格で実に愛嬌が あるんですね。 その彼らがボーッ、ボーッと鳴いている 緑の小道。 脇の茂みに目をやると、 まぁ、熟し始めてきましたぞ! ブラックベリーのシーズンです! 5年間住んでいた極寒モンゴルでは 原産の果

          ベリー、ベリー、ベリー!

          魅了されてます、海とヨットに!

          先月まで住んでいたモンゴル。 首都ウランバートルをぐるっと囲む山々。 稜線のうねりが美しくて、同じ景色の写真を 何枚撮っていたことか。 それくらい魅了されていた山々。 今回、帰ってきたイギリス。 山とひきかえに、ハイ、どうぞと渡されたのは 海!!! カモメが飛び交い、家にいても波の音が 聞こえてくるほど海が近い生活です。 当然、海のスポーツも盛んで、あちこちに マリーナがあります。 正直、マリンスポーツにはあまり興味を示して いなかったのですが、地元で大の仲良しの

          魅了されてます、海とヨットに!

          キツネもリスもご近所さん

          夜、窓から外をのぞくと、街灯の影から 犬がトコトコ歩いてきました。 こんなに遅くにお散歩? 後ろから飼い主さんが続いてくると思って いたら、あれ、来ない。 まぁ、よく見ると、キツネです! 顔は三角、細身の体。でも、その体と同じ くらいもの大きさがあるフサフサのしっぽ! スーッと茂みのほうへ歩いていって 姿が見えなくなりました。 でも、ふと街灯へ視線を戻すと、あらま、 もう一匹います。 最初の一匹が姿を消した方を見て、 心配そうな面持ちでじっと待っています。 体はそ

          キツネもリスもご近所さん