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日記

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2020年8月の記事一覧

自分でかけた緊張を解くこと

自分でかけた緊張を解くこと

昨日、今働いている市立図書館の司書の方(図書館に通っている子どもの頃から知っていて、私の夢を応援してくれているひと)と話す時間をいただけた。

チーフ職で忙しい方なのに気にかけてくださっていて、有り難いかぎり。

だけど、緊張が強かった。善意を抵抗なく受け取ることは私にとって難しいと改めて思った。邪険に扱われると壁を作ることで自分を守ればいいのだから楽だけど、尊重されると言いたいことが何も

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長い長い鬱

長い長い鬱

先日目標を決めてみたが、気持ちがまた感じられなくなった。

ネットでたくさん拾える鬱の体験記と自分の場合はどこか違う。他の人はうつ病の最中でも自己否定なり悲しみなり感情や思考は消えていないのに、わたしは何も考えられないし、思い浮かばない。自己否定を強く感じて涙腺がコントロールできなくなっていた1年前の方が、自分の感情を言葉としてはっきりわかっていて生きている実感があった。今は何かを感じることも諦め

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緑につつまれて

緑につつまれて

 梅雨が明けてから、わが家はまぶしい暑さに包まれています。

 今日も蝉の声も心なしか元気がないほどの熱気にくらくらしながら、庭を散歩する。葉の裏に隠れるように休むテントウムシを覗いたり、背後からの蜂の羽音に驚いたり。その蜂の後を付けてみれば、きゅうりとゴーヤの受粉中。野菜づくりを助けてくれてありがとね~と通り過ぎて、しそ畑のバッタを追い出す。

 向日葵は頭に4つも花を付けて、重たげに俯いている

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知を愛すること

YouTubeより、国文学研究資料館館長ロバート・キャンベル氏のトーク「日本古典と感染症」。

たまたま見つけた動画なのですが、改めてなぜ古典に惹かれるのか思い出したので、古典をよむことの意味について書きます。

まず、古典籍って、外観が魅力的ですよね。色の褪せた古書はその物自体に歴史があって、触れるだけで広い世界・遠い時代の心が伝わってくるような、現代の日本に生きる若者の一人である自分が5

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僕の前に道はない。僕の後に道はできる。

僕の前に道はない。僕の後に道はできる。

ここ最近、暑さのせいか頭空っぽで、同じような毎日を消費して過ごしている。母が一生懸命働いて、私の気持ちも尊重して一人の時間をくれているのに、私は貴重な時間を懸命に生きていない。人として美しい生き方をしていない。何をやっているんだろう…。いい加減にしろ。そんな焦り、物が考えられない不安を抱えつつの、刺激も喜びもない平穏。それがここ最近の私の生活だった。

意思で動かせず、脳が自分の

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最近、鬱のトリガーとなった不安を追体験することが多い。社会生活の中で“ああ、私は考える力がない”と思い知ること。雑談ができないこと、人の中で緊張すること、その緊張が1人になっても解けなくて勉強も頭に入らなくなったこと。話さないことで人から変な視線で見られること。

文字にしてみれば、よくあることだよ、で片付いてしまうような些細なことごと。実際、中高生の頃はその範囲の軽いもので「頭が悪い、働

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アルジャーノン

「感情や思考が言葉となって頭に浮かばないなんて、自分は馬鹿なんじゃないか」

常々感じている不安。

あぁ変わっていないなぁと思いながら、同じことで自分を嫌い続けている。

うつ病になって心理検査の一環でIQテストを受けたとき、時間制限の中で次々に問題を解くのを楽しく思いつつも、どこか低いIQが出ることを願っていた。自分の“賢くありたい”という欲を満たすより“人から様々な要求をされなくなること

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今までの記事を振り返って

今までの記事を振り返って

3時から起きている。早く目が覚めてしまった。

頭を使っていないから、寝ている時間と起きている時間の境界があんまりない。

さて、最近、まとめると「頭が働かない、どうしよう」という記事ばかりあげている。いつも読んでくれている方も辟易しているんじゃないでしょうか。暗い記事を読ませてごめんなさい。そろそろ自分で立とうと決意しなくちゃ。

そう思うものの、自分自身気持ちが整理できず混乱のなか日々を

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