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長い長い鬱

先日目標を決めてみたが、気持ちがまた感じられなくなった。

ネットでたくさん拾える鬱の体験記と自分の場合はどこか違う。他の人はうつ病の最中でも自己否定なり悲しみなり感情や思考は消えていないのに、わたしは何も考えられないし、思い浮かばない。自己否定を強く感じて涙腺がコントロールできなくなっていた1年前の方が、自分の感情を言葉としてはっきりわかっていて生きている実感があった。今は何かを感じることも諦めたような、どうせ叶わないというのか、感じて主張する気力も湧かないというようなストッパーがかかっているように、語彙も減ったし、まとまった思考ができなくなってしまっている。自分の心を感じられないまま人の考えに翻弄されて時間が過ぎていくことの不安が大きいけれど、これは重度の鬱ということなのか?単純に頭が悪くなってしまったような気がする。もう、何も感じられないまま、過ぎていく時間の苦痛に耐えられなくなりそうだ。

 かなり暗いけど、自分がおかしいのかも、と悩んでいる人が「なんだ、似た人がいるのね」と気が楽になれたら、嬉しい。

私のうつ的心理

・一人になりたい、人に見られたくない

→自分を観察・評価されているように感じる。会話は、返事が浮かばないからかなり緊張する。

・物事に心が動かない  
→典型的なうつ症状だけど、これが1番しんどい。自分の人生を生きたくても、何をしたらいいのかわからない。

・言葉が浮かばない、思考ができない →「はい」「いいえ」「ありがとう」のような、基本的な言葉しか返せない。

・集中・記憶・思考能力が機能停止している           

・指をうまく動かせない       →指に脳の命令がしっかり届いていない感じがする


感情を動かなくさせているものは何か

自分の感情を大事にして、世間的な価値観ではなくマイペースに生きようと思っているのに。どうして私の心は動き出してくれないのだろう。いや、理由は薄々感じている。感情を持つと否定されるという図式が消えないのだ。“否定されるくらいなら、持たない方がまし”と硬い殻で覆っている。おそれを解かなければいけないと思うけれど、どうしたらほどけるのだろう。頭が働き始めたら「ホワイトカラーで正社員」という母の考えの通りに生きなくてはいけなくなる気がしている。

もっと賢かったら、考えを説得力のある形で話して、自分の生きたいように生きれるはず。承認欲求を満たすためのブランド的な知識や学力じゃなくて(今も別にないけど、親は知的な人間ということを正解とみなして私にそういう人間であることを期待している。子どもの頃からゲームやマンガはくだらなくて読書賛美で、本の中でもいわゆる名作、文豪を手放しに他の小説よりレベルが高いと考える人でした。正直、自分にもそういう考えが染みついていて、抜け出すために親から離れる必要があると思っています)、純粋に知ることを喜び、自由な心を持つための、それを他人から守るための賢さがほしい。

追記

この記事の、

本当の意味で親が安心できるのは職業や企業を選択した時点ではなく、働き始めた後の話なのかもしれない。

という言葉に勇気が出ました。

親の意見を変えられないことは普通のことで、落ち込むほどのことじゃないのかもしれない。

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