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日記

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近況

随分ご無沙汰いたしました。
纏まらない気持ちをつらつらと書き連ねていたこのnoteは黒歴史でもあるのですが、自分の一部的でもあり、書けるような感情はないだろうかと心の片隅ではいつも考えていました。
 とはいえ、久しぶりに書き出したとはいってもすごく大きな出来事があったわけではなく、今のものの考え方について書いておこうというくらいのことです。そんな内容ですが、よかったら聞いていってください。

私は

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2022.5.1

時が止まったようだ。

過去を思い出そうとしても靄がかかるし、今の実感もない。
何を見ても聞いても感想が湧かないし、五感の情報が頭に届かないような感覚がある。

鬱病と診断された当初、2年半前と違って、斬りつけるような思考に囚われることもない。ただ、何も考えられない。感じない。力の抜けた体を横たえて、長い時間が通り過ぎていくのを待っている。時間の感覚すら薄らいで、何にも囚われずにこの世の片隅を漂っ

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心を殺した10代

※長文で、自分語りの日記です。世に出すようなものではないのですが、自分の感情の記録が世界の片隅にあるだけでもいいや、と。アダルトチルドレンらしき内容です。実例として参考にはなるかもしれません。

もし、もし、最後まで読む人が現れたら、すごい人です。こんなとりとめもない文を読んでくれてありがとうございます。

現実が受け入れられない。

発達障害だ鬱だと名付けられて数年、心は弱り続け、ただ時が過ぎる

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自然な感情を守り育てること

朝から雨が降っている。春の雨。雨は優しく、水音の静けさが、ヴェールのように空気を覆い、胸に沁みていく。

昨日は一日かけて長文の記事を書いたので、目覚めても少し目がチカチカする。夜の間にいいねをくれた人の記事を見に行くと、同年代で大事な人も仕事もある人が何人かいた。みんな、自分の感情がわかっていて思いのままに人生の選択ができているし、大人の職業人としての顔、社会とのつながり、大切に育てている感情が

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引きこもりと発達障害

引きこもりと発達障害

今日は曇り。だるくて動きたくない気分だったのですが、「また何もない一日になってしまう」と、昼頃なんとか起き上がりました。えらい。布団の中にいる時間は全身の力が抜けていて一番安心だけど、起き上がるだけでも不安が減りました。寝ているのと起きているのでは、例え仕事ができていなくても、ちゃんとしている感覚が全然違います。鬱の方、体に力が入らないと思いますが、頑張って起き上がってみると、少しだけ、自己肯定感

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暑い。暑くて憂鬱だ。もっと適度に温かくなってくれればいいのに。猫も日陰から動かない暑さ。

さて、ここ最近あったことをメモする。

1つ、庭の花々が開いてきた。紫陽花は毎日、新しい芽を出している。今日は、ムスカリの花が遂に咲いた。まだ小さい。

2つ、メジロを見た。近所の公園にいた。

3つ、友人から結婚祝いのお返しが来た。お出汁、私が料理をするので贈ってくれた。早速使おうと思う。式の写真も入って

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意識すること

気楽に、肩の力を抜くこと。

自分を肯定すること。

自分に義務を課さないこと。ハードルを高くしないこと。越えられなくても、見捨てないこと。

自分をジャッジしないこと。

建前でごまかさないこと。感情が浮かんだら、それを批評しないこと。

緊張を解くこと。真面目さを無くすこと。

楽しむ心を自分に許すこと。

自分を愛すること。

鬱病者の軌跡と鬱病的気質

鬱病者の軌跡と鬱病的気質

私は2019年夏に鬱病と診断され、その後一時入院もしましたが、基本的に通院治療を続けています。

発症時は、神経がむき出しで外気に晒されているように、僅かなストレスにも堪えられずに人と話すたびに涙が溢れていました。傷ついた言葉がリフレインして、頭の中で自分を傷つけ続けているようでした。また、胸が締め付けられるような強い不安に苛まれて、よく発作的にいのちの電話などに掛けていました。

その後就活を辞

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自分と向き合う①過去を振り返る

気づいたら数か月、noteからご無沙汰していました。

今日は、この三か月の振り返り、感じていたことを書いていこうと思います。

昨年末に司書を目指す傍らの収入源・社会の中で仕事をする免疫維持のためにしていた市役所での会計年度の仕事を、契約満了により退職しました。

覚えること・考えることは少なく、来庁者対応がメインの仕事でしたが、私にとって、利用者に説明する内容については簡単すぎて退屈で、人間関

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今思うこと、最近していること

長いこと、純粋に何かを楽しむことができていない。仕事のこと、将来の夢、茫洋と広がる選択肢に立ち止まり、社会生活の難しさに惑い、自分の心が言葉に出来なくなって長く経つ。

きっと、重く考えすぎなのだろう。待遇や将来性、自分の熱意なんかを真面目に、重く捉えすぎて選択することも興味を持つことも垣根が高くなってしまった。

そうだとわかっていても、何に興味を持てば良いのかわからない。そんなジレンマにいる。

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消せない気持ち

古典が好きだ。古い書物が好きだ。それらに囲まれて、日がな一日、遠い時代の言葉に向き合って過ごしたい。

わずかに残った書物が伝える、静かに輝く言葉の断片。見え隠れする心。

用例を探し、作者を知り、実像に近づいていく感覚。

一日資料を読んでいたら日が暮れた、あの研究室での景色。

どれもこれも、忘れられない鮮烈な記憶である。

学生の頃から鬱っぽさはありながらも何とかやってこれたのは、古典に触れ

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何を読もうと、何を聞かされようと、自分の理性が同意したこと以外信じるな  ーー ゴウタマ・シッダールタ

タイトルは仏陀の言葉です。

私はずっと、理性で自分の存在の正当性を証明しようとしてきた。

雑談や密な人間関係を楽しめなくても、その事で「勿体ない」とか一方的な価値観で言われても、その価値観に馴染むことはなかった。だけど、行動は変えなくても、馴染めない、否定される不安はあったから。

いつからか、「正しく物事を判断できる」ことに自分の居場所を見出すようになった。

姉のように人好きで周りを明るく

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ちょっと成長したと思うこと

ちょっと成長したと思うこと

鬱の波がわかって、自分の状態を冷静に見られるようになった。自分でも理由がわからない無気力状態や過敏な神経に左右されるのが怖くて常に不安だったのが、だんだん「他人視点の正解の人生」から意識を引き剥がすことができて、鬱々とした感情に身を任せられるようになった。感情に呑み込まれず、鬱々と沈む自分の心をちょっと遠くから観察している感じ。

自分の心の動きに身を預けるのは底の見えない崖に足を踏み出すような頑

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鬱って何

空は今日も曇っている。

冷たく乾いた空気が、心を冷やす。

こんな暗い日記を公表して需要はあるのだろうか。自分の記録として書いているとはいえ、公開するような文じゃないんじゃないか。なんて、公開ボタンを押すのを躊躇う。細かいことを気にしてばかり。過去の日記を読み返すと、言葉が二転三転しては落ち込み、鬱のループから抜け出ていない。何かを決心したように書いていても、気持ちが固まっていない。少しは変化し

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