記事一覧
「継続する絆」の源流は日本のお寺にあり
継続する絆、という概念を提唱したのは、アメリカ人のDennis Klass博士(宗教学)である。
Klass先生のインタビューがあり、いかにして、グリーフの世界で画期的なアイデアだった「継続する絆」を生み出したのかということが、具に書かれている。
そこで衝撃的だったのが、元々この死の分野にKlass先生が入ってきたのは、ご自身が当事者だったからとかではなく、博士課程一年生の時に、2歳の子どもとパ
背水の陣で、研究に復帰
9月末から大学院の研究に戻りました。といっても、博士は授業があるわけでもないので、指導教官の先生とまずは話すことから。
わたしの指導教官はKate先生といいます。以下、普段読んでいるままに、略称Kateで表記します。
スーパービジョンの中で、日本に暮らしてながら、小さい子どもがいて、仕事、チャリティー(NPO)の経営をしてるというのは、ただでさえ博士の研究だけでも大変なのに、とんでもなく難しいこ
「記念日反応」を越えていく
大切な気づきをひとつシェア。
「記念日反応」への理解が深まることがあったので、ここに書いておきたい。
「記念日反応」というのは、もともとグリーフにおける専門用語&概念で、死別や離別、喪失経験をした人が、その失った対象との間にある記念日(命日、誕生日、結婚記念日、離婚した日、運動会や成人式などの行事、年末年始 etc.)のあたりに、体調をくずしたり、心が沈んだり、グリーフの反応が起きることをさす
【イベント告知】世界に学ぶ「死」「葬送」「死別」の研究 〜国際カンファレンスに参加してみた!オンライン報告会〜
死の研究の最先端を知り、つながろう。
遺族、グリーフケアに関わるNPOや団体の人、お医者さん、看護師さん、葬儀やさん、石屋さん、お坊さん、カウンセラー、ソーシャルワーカー、行政の人…
「死」「死別」「葬送」などに興味のある、研究者、実践者、民間の方々などがつどい、ともに学ぶ場を開きます。
昨年の夏、2019年9月4日〜7日に、イギリスで、Death, Dying and Disposal 略