記事一覧
世界を前に進めよう。『未来を構想し、現実を変えていく イノベーターシップ』徳岡晃一郎著
(東洋経済新報社,2016)
「イノベーターシップ」は、2012年の『ビジネスモデル・イノベーション』(野中郁次郎・徳岡晃一郎編著)で初めて言われた概念で、マネジメント、リーダーシップを超える第三の力を指す。管理のための「マネジメント」と変化を乗り切る「リーダーシップ」はともに経営の目標を達成していくのに不可欠な力であるが、あくまでも所属する組織(企業)の目標達成がゴールであり、より大きな世界(
そう、人生があるんだ。私たちには。『ドキュメント がん治療選択~崖っぷちから自分に合う医療を探し当てたジャーナリストの闘病記』(金田信一郎著,ダイヤモンド社,2021)を読んで
結構読んでいて辛いところもあり、飛ばし飛ばし読ませていただいた。
それでも刺さったのは、この一文。
そう、人生があるんだわたしたちには。
これは、私の人生なんだ。
「標準治療」とか、「〇〇科」というまな板の上の何か、なんかじゃない。
切った後には、そこから回復していく生活がある。
私たちは治療後の生活を生きようとする。
願わくば寛解して二度と再発しない人生を。
その人生の主人は、私たち自身だ
『がんが自然に治る10の習慣』ケリー・A・ターナー、トレイシー・ホワイト著を読んで、自分が変えるべきは何だろうかと考えさせられる。
Radical Remission(邦訳『がんが自然に治る生き方』)の、いわば続編。前著では、自然寛解を経験した人たちにインタビューをし、共通する9つの治癒要因を紹介していた。今回は新たに10番目の治癒要因、運動を付け加え、それぞれに章をあてて個人の事例とともに紹介している。この大勢の個人の寛解の実例からは、奇跡のような驚きと、多くの気づきが与えられる。以下、メモ。各章に実践のステップが載っている
もっとみる『いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本』で基本の考え方が学べる
今回読んだのは『いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本~人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り』
宗像 淳(むなかた すなお)著、亀山 將(かめやま まさし)著
東京:インプレス,2015年10月21日発行 初版
目まぐるしく進化するマーケティングの世界で10年近く前の本はどうなの?とも思ったものの、基本の考え方をしっかり押さえることができた。最初にコンテンツマーケティングの全体像を
『科学的な適職』(鈴木祐)がズバッと指摘。適職とは「あなたの幸福度が最大化される仕事」のこと(!!)しかし、読後の結論は…
他人から見れば出世して成功しているように見えるかもしれないが、当人はここ2~3年、気分の晴れぬ日が増えている・・・。そんな「中年かくれ迷子」が、同世代の”新進気鋭のサイエンスライター”の適職本を読んでみた。
適職とは「幸福度が最大化される仕事」にまず目からうろこ!
たしかにそうだ。結局のところ、毎日の出勤が憂鬱でなくむしろ楽しくて、毎日の仕事を通して生活の満足感が上がり、喜びを感じる場面が
メモしたい箇所が多すぎる『世界最先端のマーケティング』(奥谷孝司著, 岩井琢磨著)のまとまらない読書メモ
この本のキーワードは「チャネルシフト」
オムニチャネル化・・・オンラインに軸足を置く企業がオフラインを組合せたオムニチャネルを実現し、顧客に購買体験を提供
「顧客とのつながり」を競争優位性として手に入れる。さらにそれによってマーケティング要素自体を変革するという行動
チャネルシフト戦略・・・1の上に2を実現する戦い方
つまり、チャネルシフターとは、選択の場としての「オフライン」「オンライン