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映画「ジョジョ・ラビット」|日常にある戦争
アマプラの見放題に来ていたので視聴.
公開時に劇場で観て大好きになった映画を気軽に家で見ることができて感激だった.やっぱりこの映画最高だね.
ざっくり所感戦争をこういった切り取り方をする映画はそんなに多くないだろう.
子供を主人公に据えて,最初から最後までどこか笑いが散りばめられている.通常,戦争のような重いテーマで笑いを混ぜたらただたださめてしまいそうだけれども,この映画に限っては笑いと重さが
映画「花束みたいな恋をした」|相手に期待しはじめたら終わりの始まり
ネトフリ見放題が終わりかけていたのでちょっと前に視聴.
時間がたったので,改めて自分の感想をまとめてみることにする.
見終わってから知ったけど,勿忘って別に主題歌ってわけではないのね.
ざっくり所感観ている側が共感できるような工夫が散りばめられている作品だと感じた.現実に存在する作家や漫画,あらゆるコンテンツをモチーフとして混ぜることで,自分たちの世界のどこかに2人が生活していたんだな~って気持
映画「湯を沸かすほどの熱い愛」|葬式は人生の通知表
NetFlixの見放題がもうちょっとで切れてしまうので満を持して視聴。
とってもとっても強い母の熱い愛が周囲を温める素敵な映画だった。
命というものに対してここまで誠実に描き切る作品はそうそうないと思う。
宮沢りえは最初から最後まで美しいし,オダギリジョーは最初から最後までオダギリジョーって感じの映画だった。
伏線っぽくない伏線と中盤のどんでん返しと衝撃的な最後,お手本みたいな脚本で大満足だった。
本「荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟」|おもしろい映画の構造
いわずとしれたジョジョの荒木飛呂彦先生の本を読んだ.
映画が大好きな荒木飛呂彦先生.漫画を書き始める際に,なぜ自分が面白い映画が「面白い」と感じられるのかを構造的に考えたところ,突き詰めるとサスペンスが面白さの鍵であると気づいたそう.恋愛映画だろうが,ハードボイルドな映画だろうが,根っこには先の読めない展開が含まれているサスペンス性が面白さを底上げしているらしい.
そこで,先生自身が傑作と考える
映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」を観た|ランバ・ラルの友達ですから
岩井俊二監督作品「リップヴァンウィンクルの花嫁」がYouTubeで無料公開されていたので観ました.とってもとっても良かったです.
以下感想殴り書き,ネタバレあり
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ざっくり所感3時間ぐらいの結構長めな作品でしたが,ずっと面白かったです.シリアスなシーンの中にもコミカルさがあったりとクスっと笑えるところが散りばめられているので,全体としてほ