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理系院生就活の年間スケジュール

はじめにこの記事では、24卒の理系修士である僕の就活体験の振り返りとそこから得た学びをまとめています。僕と同じような特に地方の修士の方々の就活の助けになれば幸いです。 この記事はあくまで体験記です.全てにおいて僕自身のバイアスがかかっている可能性があります.ご注意ください. 筆者について 地方国公立大学院の新M2です。情報を専攻してます。 大層な学歴もガクチカもないどこにでもいるただの院生です。 就活スケジュールM1:5月~7月 就活開始 GWを開けた頃から就活スター

    • ゼクシィの広告がとっても素敵だった話

      BUSINESS INSIDERに掲載されていた記事がとっても良かったので興味を持った方は是非読んでみてください. カップルの皆さんの素敵な笑顔がこころを温めてくれます.オススメです. 「あなたが幸せなら、それでいい。」これは,今日から渋谷駅に設置されたゼクシィの広告のキャッチコピーだ. ゼクシィが初めて性的マイノリティカップルの方々を広告に起用した. 「あなたが幸せなら、それでいい。」なんて素敵なキャッチコピーだろうか. 本当にそのとおりだと思う. 他者の幸せのカタ

      • AIと英会話ができる|ChatGPT with voiceが無料公開!

        ざっくり概要OpenAIが現地時間の11月21日にChatGPT with voiceを無償公開しました. これにより,これまで有料ユーザーのみが利用できていた機能を全員が利用することが可能となりました. ChatGPT with voiceは,ChatGPTと音声会話ができる機能です. 音声入力自体はスマホアプリは標準で利用できましたし,PCでも拡張機能を利用することで実現可能でした. では何が凄いのか,それはAIが質問に対する回答を自然な声で答えてくれるという点です!

        • 映画「おやすみ オポチュニティ」|幸運のピーナッツ

          マジで良かった,もう最高. 夢を追いかける人々の素晴らしさが心に突き刺さって震わせてくれる素晴らしい映画だった. 誰かと協力して何かを成し遂げようとやれることをやる人日はやっぱり素敵だなと感じた. ざっくり所感映画の主人公はタイトルにもあるように火星探索用のローバーなのだけれども,同じくらいNASAの研究者たちにフォーカスされているのがとっても良かった.そもそも火星ローバー計画が何故始まったのかから始まり,ローバーを作った人や作戦の指揮統括を行っていた人などローバーに関わる

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          映画「ジョジョ・ラビット」|日常にある戦争

          アマプラの見放題に来ていたので視聴. 公開時に劇場で観て大好きになった映画を気軽に家で見ることができて感激だった.やっぱりこの映画最高だね. ざっくり所感戦争をこういった切り取り方をする映画はそんなに多くないだろう. 子供を主人公に据えて,最初から最後までどこか笑いが散りばめられている.通常,戦争のような重いテーマで笑いを混ぜたらただたださめてしまいそうだけれども,この映画に限っては笑いと重さが共存している.それがすごいよね. 笑いがあると書いたが,映像自体がゆるふわな感

          映画「ジョジョ・ラビット」|日常にある戦争

          映画「花束みたいな恋をした」|相手に期待しはじめたら終わりの始まり

          ネトフリ見放題が終わりかけていたのでちょっと前に視聴. 時間がたったので,改めて自分の感想をまとめてみることにする. 見終わってから知ったけど,勿忘って別に主題歌ってわけではないのね. ざっくり所感観ている側が共感できるような工夫が散りばめられている作品だと感じた.現実に存在する作家や漫画,あらゆるコンテンツをモチーフとして混ぜることで,自分たちの世界のどこかに2人が生活していたんだな~って気持ちにさせてくれるとても好きな演出だった. いわゆるメタっぽい演出って容量用法を

          映画「花束みたいな恋をした」|相手に期待しはじめたら終わりの始まり

          ドラマ「サンクチュアリ -聖域-」|不良・努力・勝利

          サンクチュアリを観た. 時間をかけて作り込まれた肉体美はずっと観ていて飽きなかったし,不良の主人公が成長し,相撲に徐々に向き合っていく姿がとてつもなくかっこよかった. 角界というある意味狂気的な世界を肯定も否定もせず,だけれども,のめり込んでしまうだけの悪魔的な魅力があるということを表現することにフォーカスしており,観ている側も最初は引いていたはずなのにいつの間にか映像に飲み込まれているような気分が味わうことのできる素晴らしいドラマだった. 才能の塊の主人公サンクチュアリの

          ドラマ「サンクチュアリ -聖域-」|不良・努力・勝利

          本「完全版社会人大学人見知り学部卒業見込」|メタ認知と言語化

          オードリーの若林の方で有名な若林さんの本をやっと読んだ. ネガティブがゆえに内面に閉じこもり思考を巡らせ沼に沈んでいく若林さんの苦しさとそれでも少しずつ社会を知って変わっていく様子もびじびじ伝わってくる素敵な本だった. 自分の頭の中でぐるぐる悩んだり考えたりすることは大抵いい結果を産まなくて,正解にたどり着く可能性は限りなく低いけれど,悩んでいる過程の中で自分だけが見つけた方則だったり,思考の癖だったりを知ることに大きな価値があるのだと思う. このような行為はメタ認知と呼

          本「完全版社会人大学人見知り学部卒業見込」|メタ認知と言語化

          映画「湯を沸かすほどの熱い愛」|葬式は人生の通知表

          NetFlixの見放題がもうちょっとで切れてしまうので満を持して視聴。 とってもとっても強い母の熱い愛が周囲を温める素敵な映画だった。 命というものに対してここまで誠実に描き切る作品はそうそうないと思う。 宮沢りえは最初から最後まで美しいし,オダギリジョーは最初から最後までオダギリジョーって感じの映画だった。 伏線っぽくない伏線と中盤のどんでん返しと衝撃的な最後,お手本みたいな脚本で大満足だった。 ざっくり所感脚本が本当に丁寧に作れられている。見ていて感じるちょっとした違和

          映画「湯を沸かすほどの熱い愛」|葬式は人生の通知表

          ドラマ「イカゲーム」|極限状態の巧みな活用

          今更ながらイカゲームを観た. 世間の流行を何周も遅れている気がするが,面白い作品はいつ観ても面白いのだから良いと観る前に自分に言い聞かせる. 鑑賞後,一番盛り上がっているときに観ればよかった・・・ってなった. 一応,ネタバレあるので注意. デスゲームという設定デスゲームという設定は,古今東西でこすられまくっている. 多重債務者の人生逆転と言われて最初に思いつくランキング一位は堂々のカイジであるように,日本では結構馴染み深い. そんなデスゲームという設定をどう利用するかが

          ドラマ「イカゲーム」|極限状態の巧みな活用

          映画「悪人伝」|ヤクザと警察の共闘

          暴力最高!って感じが最初から最後までずっと継続される観てて気持ちのいい映画だった.マ・ドンソクの鍛え上げられた強靭な肉体から繰り出される右ストレートが観れるだけで元が取れてしまうくらいとっても素晴らしいアクションシーンだった. ストーリーとしてはシンプルで殺人鬼をヤクザと警察が追跡する物語となっているが,終盤の展開がとっても良かった.知力と暴力が噛み合った爆裂ハードボイルド映画がお好みの方は是非どうぞ. 以下感想殴り書き,ネタバレあり ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

          映画「悪人伝」|ヤクザと警察の共闘

          映画「ヤクザと家族」|しらすでしのぐヤクザ

          ヤクザのセカンドキャリアってどうなっているんだろう,そんな疑問をリアルに描くことで疑似体験することができる映画だった. 3つの時代に分けてヤクザを描くことで,社会におけるヤクザの立ち位置がどのように変わってきたのか,どうやって生活しているのかを知ることができとても勉強になった. 以下感想殴り書き,ネタバレあり ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ざっくり所感ヤクザとしのぎ ヤクザ映画といえば,抗争や銃撃戦,圧倒的な暴力が面白さの中核に置かれているよ

          映画「ヤクザと家族」|しらすでしのぐヤクザ

          本「映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形」|映画を誤読する自由を

          ネタバレを観てから映画を鑑賞するほうが失敗せずに楽しめる,らしい. 以前話題になったあの本を今更読んだ. 刺激的なタイトルが故に,元ネタとなった記事などなどは結構炎上したらしい.しかし,内容自体は的を射ている部分もあり,興味深かった. 筆者によると早送りで視聴するなどコンテンツを高速で消化するスタイルはすべての世代で浸透しつつあり,いずれ普通の視聴スタイルとして定着するかもしれないとのこと.技術の発展とともに,あらゆる生活スタイルが変わってきたのと同様に,映画の楽しみ方も変

          本「映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形」|映画を誤読する自由を

          映画「グラン・トリノ」|命の使い道

          映画「グラン・トリノ」を観た. 世界一かっこいいおじいちゃんで有名なクリント・イーストウッドのあの映画である. 観た人はすべからくクーラーボックスで冷やしたビールが飲みたくなるあの映画である.じっくり観させてくれるとてもいい映画だった. 以下感想書きなぐり.ネタバレあり! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 映画の最初から主人公は命の使い方を探している風だった.吐血は酷いし,愛する妻もいない.孤独を紛らわせてくれるのはクーラーボックスで冷やしたビー

          映画「グラン・トリノ」|命の使い道

          本「荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟」|おもしろい映画の構造

          いわずとしれたジョジョの荒木飛呂彦先生の本を読んだ. 映画が大好きな荒木飛呂彦先生.漫画を書き始める際に,なぜ自分が面白い映画が「面白い」と感じられるのかを構造的に考えたところ,突き詰めるとサスペンスが面白さの鍵であると気づいたそう.恋愛映画だろうが,ハードボイルドな映画だろうが,根っこには先の読めない展開が含まれているサスペンス性が面白さを底上げしているらしい. そこで,先生自身が傑作と考える映画を題材になぜ面白いのかを詳しく解説してくれるそんな本.いわゆる面白さの秘密み

          本「荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟」|おもしろい映画の構造

          本「仕事に縛られない生き方」|自分を客観視する

          テルマエ・ロマエでおなじみのヤマザキマリさんの本を読んだ. 絵画を勉強するために,ヨーロッパに飛んだり,日銭を稼ぐために露天商したり似顔絵書いたり,テレビのリポーターをしたら大人気になったり,夫婦喧嘩が理由でキューバに飛んだりとめちゃくちゃ刺激的な人生を送られているのにも関わらず,文章はどこか淡々としていて,達観されているような雰囲気だった.文中でも,人生の大事な場面において自身を客観視することを心がけているようなので,それが文体にも出ているのかも.自分自身を改めて客観的に

          本「仕事に縛られない生き方」|自分を客観視する