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#うつわ
ちょっとブレイク「春の土鍋」タンポポちらしのポタージュ
冬のバターナッツと春のタンポポがスープの中で出会ったら
冷暗な場所で冬のあいだ保存していた古参バターナッツかぼちゃと、庭の新人タンポポが出会う。春の新タマネギも仲介役で。出会いというものは、理想から現実の味にかわる瞬間だ。
「バターナッツのポタージュ」
Cocciorinoの土鍋(白)
かれこれ15年~16年くらい、山梨の個人農場に野菜の宅配をおねがいしている。彼らの有機農法(一部自然農法)
ミニミニ土鍋でインスタントスープ
土鍋のなき声ある秋の日、しくしく泣いている土鍋の声をきいた。
「土鍋うちにあるので」「土鍋しまう場所がないので」ついには「土鍋あるけど上の棚にあるからめったに出さないわ」という声を、数年前までたくさん聞いた。耳をすますと、枯れた土のようなしゃがれた泣き声が家々から聞こえてきた。10年前、土鍋をつくりはじめた頃のこと。
コッチョリーノの展覧会にいらっしゃるお客さまは天使だから、笑みをこぼしながら
「白菜ウィーク」前編(ちょっと大きめなうつわで白菜)
1. ちょっと大きめなうつわのススメ白菜がとてもおいしい季節。おまけに格安。勝手に「白菜エヴリディ」と名づけて白菜をむさぼり楽しむことにした。スイカ割り気分で大きな白菜をざぐぐと割るのは爽快だ。たまには豪快につくって豪快に盛るのもいい。
ひとつの食材でさまざまなメニューをつくり、自作のうつわ(今回は大きめなうつわ)に盛って、課題を見つめる実験をこっそりするのが好き。
結果はいつもこう。うつわ