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愛しの土鍋とオーブンと
ちょっと「土鍋」に恋い焦がれている。
なんの話か。まずは天気だ。今朝カーテンをあけると、外はどんよりと曇りだった。
今週は、南半球の夏空は休業中。太陽は雲隠れし、うっすら肌寒い。秋冬のニットを着て、本日の夕飯に想いを巡らす。お鍋がいい。カセットコンロの上で、くつくつ湯気をのぞかせる土鍋に会いたい。
家には夫が買ってきた、銀色のピカピカした料理人のこだわりだかなんかの両手鍋がある。耐熱性はピカ
土鍋プリンは12月の足あと
ちいさな影陶芸道において路頭に迷ったり、逆走したり。たくさんのものは手に入らない。けれども、ちいさな影に救われることもあるでしょう。
石畳にうつる影イタリア弟子時代をおもいだせばシャキンとする。
幾度目かの渡航で、帰りのチケットを放棄し、以降ヴィザも切れて、隣国に出国してまた帰国した。帰りのエアチケットすら危い毎日だった。
モバイルフォンもインターネットもない。イタリアにすてきな街はたくさん
たっぷり「みそ豚汁」からカレースパイスでアレンジまで!
1. コツははないもない、ただ「たっぷり」ね大きなコッチョリーノ土鍋に、白菜をザクザク切って、ニンジンやジャガイモ、冷蔵庫にある野菜を入れちゃえ。豚肉を切って入れ、具材ひたひたになるくらいの水、つまみの塩をしてグツグツ蒸し煮にする。煮えたころにもやしをザバッと入れ、水を足し、再び煮立ったら、みそをとき味を整えるだけ。こんにゃくなんかも欲しかったな。
冷蔵庫にあるものをゴッタ煮にすれば良いのだか
ちょっとブレイク 企画展「話しているのは誰?」について
まえがきコッチョリーノ
▶︎久しぶりの「ちょっとブレイク」です。環境がゆるせば ワーグナーの「リエンツィの祈り」を聴きながら読んでいただくと幸いです。▶︎ザザザザとざわめきを感じたら、制作や打ち合わせのはざまにアートや映画鑑賞に突然つっぱしります。▶︎土がついている手をカリカリしながら鑑賞するのも悪くない。▶︎友人とまちあわせてギャラリーや美術館や博物館にいけなくて。友人の展覧会は、広めたいと
新しい土 「春がくるまでお待ちください」
昨日は「春がくるまでお待ちください」の手紙に、たくさんのお返事、記事の拡散、読んだよマークをありがとうございました。
微光がさす道
実は、今回の展覧会は、新しい土のデビュを待っていて。ちょうど一年前くらいから土のプロに相談していたもので、希望を伝え、ブレンドをお願いして、サンプルをいくつか焼いてもらっていた。
学生時代は、研究もかねて土づくりもしたが、いま自身の立場としてやるべきことは何
アルカイックスマイルでいこう「春がくるまでお待ちください」
歩みをとめた「窯のこと」あの日は、電源を入れたとき、窯が咳ばらいしたような気がして。チリチリチリという小石が喉をまわるような。そして最高温という山にのぼりながら、いつも以上に苦しそうに唸っていたように思う。
そして最高温の表示を確認したのち、窯は歩みをとめた。
※「ブログ コッチョリーノ 」から
note用に書きおろした記事です。
手紙をかくように「延期のこと」拝啓
立冬がすぎ、冬の
「やまもりさま」からわたしへ
やまもりさまの声
おととい、新作がわれた。
かけらなんて拾うからさびしいんだし、どんな意味があったのかなぁ、なんて諸行に理由を求めてしまうからさらに感傷にひたるのだ。継ごう、継ごうよ。
そのひ、かたつむりが眠りについた。
殻の中なんてのぞくからさびしいんだし、雨あがりの早朝、庭のツユクサの足元に、さようならなんて手をあわせるから別れだと思うのだ。またね、と手をふろうよ。
きのう、クルマが動
とりもどせるものならば
ひさしぶりに焦げた。
やっぱり、さんまの親なのか。
→こちら「さんまのようにおよぐな」
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われた土鍋
代休なんだかでだらだらしてたさんまの青春が、明日撮影予定だった新作土鍋をわった。わたしは焦げながら、おとな泣きした。
「焼きそば屋も失敗するはずだ」なんて言ってしまった。失敗を失敗で攻撃するのは、さんまの親としていけないとおもうが、仕方のないことだと思えなかった。
撮影は延期だ。
サンマのようにおよぐな
多くのブースに行列ができ盛りあがる中で、芸祭の焼きそば屋台の鉄板にはカバーがかかり、立ち上がるソースの香りはなかった。
「大雨で上がったりだ、泊まる」という短いメール。息子が芸祭の焼きそば屋の店長だというので、売り上げに貢献しに行くか。いや、親なんて来たら限りなくうっとうしいよね。迷いながらも向かった学園祭。
焼きそばのカケラさえ売っていなかったのは、メンバーの失態で営業停止(卒業生のわた