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自分の考え方のエッセイ的なもの

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僕(犬養)の考え方にふれてもらえるマガジンです。ここに収められている記事を読んでもらうと、だいたい僕の性格や傾向など分かってもらえるのではないかと思います。
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2020年8月の記事一覧

消費者と所有者の違いとは

消費者と所有者の違いとは

パタゴニアという会社をとても尊敬しています。

先日もそのパタゴニア経営の本を読み直していて、心に刺さった一節があったのでご紹介します。

所有者は買ったモノに対して責任を負う。
きちんと洗う、直す、使い回す、分けあうなどする。
対して消費者は、取る、作る、捨てるをくり返す。
これは生態系の破壊に向かう道である。

この一節を書いているのが、パタゴニアの創始者であるイヴォン・シュイナード。

パタ

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新卒から20年間、体重が変わらない僕が習慣にしていること

新卒から20年間、体重が変わらない僕が習慣にしていること

#習慣にしていること というお題があったので、僕が習慣にしていることの中から多くの人に役立ててもらえそうなものを書いてみます。

サラリーマン〜起業〜今まで、体重はほぼ横ばい僕は大学を出て、電通という会社に新卒で入社しました。
電通に12年間いて、その後に自分で会社をやるようになってからおよそ6年。

働き始めてから20年近くが経っていますが、新入社員の時と体重は変わっていません。
(むしろ大学時

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会社の名前を『行雲』にした理由

会社の名前を『行雲』にした理由

今日からいくつか、 #名前の由来 シリーズを書いてみます。

最初はまず僕がやっている倉敷美観地区の会社『株式会社行雲』について。

「行雲流水」から『株式会社行雲』という名前は、第一には「行雲流水」という言葉からとっています。

空をゆく雲や、流れる水のように、自然の流れに応じて同じ状態にとどまらず、変化していくさま。

それは、変化の激しい今の時代を生き抜く会社に求められるスタンスを表現してい

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自分の座右の銘を考える。現時点での第一候補

自分の座右の銘を考える。現時点での第一候補

人から「犬養さんの座右の銘って何ですか?」ってけっこう訊かれることがあります。

同時に「家訓ってあるんですか?」ということも。

どちらも「あんまりないんですよねえ」と答えてきたんですが、そろそろ「これです」っていうものを定めようかと思ってます。

家訓については、そう言われて育ったものはなく、ないものはないので今から捻り出すことはできないんですが。

人生について考えることはよくあるので、その

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田舎で生まれたからといって、子どもが自然の中で遊ぶわけではないという話

田舎で生まれたからといって、子どもが自然の中で遊ぶわけではないという話

こないだ友人から聞いた話です。

よくある話のように思えて、本質はけっこう戦慄的な話でした。

田舎と都会の小学校の授業交換プログラムでその友人がある地方都市、田舎と呼べる町に住んでいたときのこと。

友人が住んでいる田舎の「A小学校」と都会の「B小学校」が提携をしていて、その両校で授業の交換プログラムがありました。

友人の子が通う田舎のA小学校の校長は、都会のB小学校に対して、何やらライバル心

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9月から仕事をせずインプットに充てる日をつくります

9月から仕事をせずインプットに充てる日をつくります

こんばんは。
倉敷の美観地区で『株式会社行雲』という会社をやっている犬養といいます。

一ヶ月ほど前、こんなnoteを書きました。

おおよそこういうような意味でした。

この4年間、「全く仕事をしていない」という完全オフの日は、一日もありませんでした。
それは全く自慢したいわけでもなく、人に強制したり推奨したりしたいわけでもなく、ただ自分の興味とワークスタイル、あとは仕事や経営に対してのストレス

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ウイルスよりも人を怖がる時代の対処法

ウイルスよりも人を怖がる時代の対処法

昨日は弊社で『コミニケーションミーティング』といって、社員みんなを集めて終日ミーティングやディスカッションをする日でした。

今回のディスカッションで設定したテーマは「コロナってみんなにとってはどこが怖いか」。

・感染したら死ぬかもしれない
・身近な人にうつすのが怖い
・仕事がなくなるのが怖い
・感染して人から何か言われるのが怖い

などなど、いくつか怖い理由を想定していた中で、一番多かったのは

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日替わりで大学生のキッズシッターが来ていた話

日替わりで大学生のキッズシッターが来ていた話

僕の幼少期の話として、ちょくちょく人に話してることを書きます。

我が家は、両親共働きでした。
母親はだいぶハードに働く人間で、平均帰宅時間はだいたい夜の9時か10時。

一人っ子の僕は、家でほぼずっと一人になるので、幼稚園から小学校までの間、毎日うちにはキッズシッター(お手伝いさん)が来ていました。

よくあるお手伝いさんと違うのは、それが大学生のお兄さんお姉さんだったこと。

ここではその我が

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いかがわしいものに救われることもある

いかがわしいものに救われることもある

今日は僕が大好きな曲から、よく思ってることを書きます。

Spotifyで好きな曲をシャッフルでかけていたら、THE BOOMの『ウキウキルーキー』が流れてきました。
大好きなんですよね、この曲。

どういう曲かを一言で言えば、小さい頃、町にいる怪しいおじさんに出会って仲良くしてもらった思い出を歌っている曲です。
(作詞をした宮沢和史さんの実体験かどうかは存じないのですが)

いかがわしいものが拠

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家族といたい年代と仕事をしたい年代って被りませんか

家族といたい年代と仕事をしたい年代って被りませんか

土曜日の夜なので、仕事のことではなくて私的でとりとめのないことを。

僕はいま40歳ちょうどなんですけれども。

30代から40代って、いわゆる働き盛りな年代。
「働き盛り」というだけでなく、人によっては仕事がとても楽しくなってくる年代でもありますよね。
僕はそうです。

ただ同時に30代から40代は、家族ができたり、子どもを育てたりする年代とも被ります。
僕もそうです。

すると大きな悩みが生ま

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